1年ぶりのナル夫メール

久しぶりにナル夫からメールが届いた。


↓↓↓


積立預金の通帳を失くしたので再発行して貰いました。
そこで残額がおかしい事に気付きました。
積立開始日から、2004年10月以前の分が下ろされています。

この通帳は私の名義であり、勝手に下ろされて困っています。
下ろした分を至急返金して下さい。

もし、それが出来ない場合は、弁護士の方と相談し、
法的措置を取らせて頂きます。

積み立て開始から2004年9月まで、総額は11万円になります。
弁護士の方も言っておりましたが、
後々遺恨を残さぬよう、誠実な対応を願います。


↑↑↑


1年以上ぶりのナル夫メールに、私は怯えきってしまった。
つい、いつものように

「すぐに返事しなければ怒られる」

なんて恐怖を感じたりしたけれど、
よく落ち着いてみれば、なんてことはないのだ。


同居中、家計の管理は私が全てやっていた。
だから、ナル夫が単身赴任の寂しさから
毎週のように帰ってくるための月8万の新幹線代も、

「退職金は自分へのご褒美だ!」と言って渡してくれず、
家のローンのボーナス払い分35万が払えなくても、

それら全ては許されること、仕方の無いことで、
その金策は一切私がやらなくてはならなかった。


ナル夫が自称うつ病で休職し、給料が6割しか出ない時にも、
「俺はうつ病だからストレスを与えるな!」
と自分の浪費を正当化させ、大好きな悪魔男フィギュアなどに散財していた。
子どもの幼稚園に払うお金が無いと言っても聞く耳も持たない。

「金が無い?そんな事は俺には関係ない。」


最後には、

「俺がうつ病になったおかげで(休職中に)手当がもらえて生活できるんだぞ!
 ありがたく思え!」

とも言っていた。


っていうか、
自称うつ病をやめて普通に仕事した方が給料もらえると思うんだけど。
さすがナル夫、訳がわからん。


とにかく金策は辛かった。
小額ずつやっていた積み立ても、子どもの貯金も取り崩した。
その積み立て分を「お前が勝手に使ったのだから、返せ」と言うのだ。
何を考えているのだか。

休職中で「収入 < 支出」 なのだから
いつも以上に使っていればなくなるのは当たり前。
そんなことさえもわからないのか、ナル夫は。


最初は恐怖で動悸がしていたけど、友達にメールをし、
やっと落ち着くことが出来た。


1時間後に同じ内容のメールがまた届いた。
「さっさと対応しろ」という意味なのだろう。


ナル夫も弁護士をちらつかせてきたのでこちらも負けずに、

「生活費やあなたの持っていたカードの支払いの
 赤字補填に使っていたと思います。
 カードの明細、家計簿は全て残っておりますので、
 弁護士さんにはそうお伝えください。」

と返事を返した。


ナル夫のカードの明細には、
フィギュアの通販ショップやゲーム屋の名前がたくさん載っているので、
ちょっと見ただけで、ナル夫の散財は明らか。
家計簿も捨てようかと思っていたけど、
何かあるかも・・・と取っておいて良かったよ。


しばらくしてナル夫から来たメールには、

↓↓↓

「今回の件は、“子供への”生活費だったと思って不問にします。
 お騒がせしました。
 それでは、さようなら。」

↑↑↑

だ~か~ら~、あんたのおもちゃ代だって言ってるじゃんよ。
子どもの生活費なんて、
一緒に住んでいるんだから親が払って当たり前だろうが。

しかも、不問って・・・
何なの、その上から目線。
ああ、本当にもう二度と関わりあいたくない。



今回のことで、はっきりした。

モラ毒は確実に薄まり、
ナル夫のことを考えることももう無くなったと思っていたのに。

ナル夫のメールにすぐに返事しようとしたり、
変な言い訳を考えたりしている私は、きっとまだリハビリの途中なんだ。

モラ毒を10年以上受けていたから、
抜けるのはそれ以上かかるのかもしれない。
もしかしたら、一生消えることのない傷なのかもしれない。


それでも、いつか。
「にっこり笑って従わない」が
迷い無く、ひとりで出来るようになれたら・・・

 
コメント ( 5 ) | Trackback ( 0 )
« 人をいたわる心 「新潮45」... »
 
コメント
 
 
 
Unknown (台子)
2007-06-28 17:04:12
大変でしたね。赤の他人の私ですらナル夫のこの2通のメールに凍り付いてしまいました。ゾゾーッ~。
性格の悪さがはっきり出てます。
でもはやさんの適切な処理の仕方に感心♪
でも、「カードの支払いの赤字補填と」のあとに『フィギュアの通販ショップやゲーム屋の支払いに・・』と続けばもっと良かったのに(笑)
 
 
 
大丈夫♪ (やよい)
2007-06-28 23:22:18
大丈夫、大丈夫。
確実に強くなってきてるよ。

モラ毒にも耐性できてきてると思うし、
味方がこんなにいるんだから。

もっともっと、ネタにして、笑い飛ばしてやれ~!!
 
 
 
コメントありがとう (はや)
2007-07-06 00:14:03
台子さん

久しぶりだったので、恐怖も倍増でした。
脱出当時はこんなのが1時間に6~7通来ていた事も。
メールも調停とかで証拠に使えると思って、あえて着信拒否にはしませんでしたが、
押入れの布団の間に携帯はさんだりしていましたね。

しかし、養育費も払わないくせに図々しいナル夫。
よっぽどお金が必要なことでもあったのでしょうかね~


やよいさん

味方が多いのは本当に心強いです。
皆様いつもありがとう
自分ひとりではどうすればいいのか分からなくて、
もう少しで、姉や父に
「法的手段に訴えるというんだけどどうしよう!」
とか電話するところでした。危ない、危ない。
ナル夫に振り回されてしまうのはクセ?
はやく治したいものです
 
 
 
わかるわかる。 (りんご)
2007-07-08 23:14:47
うっ・・・!!!
・・・久しぶりのモラ毒ですね。相変わらずですね。
思い出します。うちの場合とそっくりです。
私ははやさんに比べて、一緒に過ごした時間は短いですが、
しっかりと心に深く癒えない傷を負ってしまっていますよ。
モラって恐ろしい。
でも、モラの恐ろしさは忘れなくていいはずです。
幸せで穏やかな未来のためにね
 
 
 
コメントありがとう (はや)
2007-07-10 13:16:18
りんごさん

私が家を出て2年近くになりますが、
相変わらずナル夫は私が言うことを聞くと思っているようです。
ちょっと動揺して、危なかったけど・・・。
モラの恐ろしさを覚えていれば、
モラ臭を嗅ぎ分けることも可能になるのかも?

しかし、ナル夫は金に汚い!
これもモラの特徴かしら
 
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。