休職して5日目、体調は、すっかりよくなり、仕事していても、おかしくないほどである。一般的には、うつ病が悪化しているときは、マイナス思考になるため、重大な決断はしないほうがよいとされているが、ここいらで、キャリアの見直しというか、棚卸しをしたほうがよいと思い、あれやこれやと思いをめぐらしている。
寿司屋の調理人として、かれこれ、約15年、やってきた。おかげさまで、仕事はそれなりにやれるようになっていると思うが、ここしばらく、体力の低下が著しく、正直、週1の休みでは、もたなくなってきている。母親の提言として、このまま、ずるずると現職に付き合っていくよりも、休みの多い仕事に転職してはどうかというものがある。それも一理あるが、15年も調理人として、やってきて、いまから、別の仕事を覚えるのは、しんどいし、このご時勢、そうそう、易々と転職できるとも思えない。まして、正社員待遇であれば、尚の事。復帰後、現職にだましだまし、付き合って、職場環境の改善を待つにしても、必ずしも、好転するともいえないのが苦しいところである。
また、休職してみて、改めて思い知らされたことであるが、無趣味かつ、友人が少ないということである。仕事の不満や愚痴を吐き出す場もなければ、その相手もいない。友人自体は、いないわけではないが、大方の友人は、所帯を構えており、自分とは違う境遇におり、悩みの質も違うと考えられることから、自発的に距離をおいてしまうのだな。