檄文!!サッカー

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その過程で得られた市民意識を元に、世情についても論述中。

Serie A 2012-2013 Cagliari 1月~5月の試合結果がスゴイ

2013年05月29日 02時45分23秒 | イタリア セリエA・アッズーリ

 

_LazioRomaのコッパイタリア決勝の記事を書いていたら……。

両チームに、苦杯を飲ませたCagliari に触れず済ませなくなりました。

あんまりにも長くなったので、別記事で立てる事にしました。

 

_12月のウィンターブレイク以降は、殆ど負けなかった様です。

負け試合をピックアップすると……。

2013年 日付/試合結果/相手チーム最終順位

1月5日 Lazio 2-1 Cagliari 7位

3月3日 Bologna 3 - 0 Cagliari 13位

4月21日 Napoli 3 - 2 Cagliari 2位

4月27日 Cagliari 0 - 1 Udinese 5位

5月8日 Cagliari 0 - 1 Parma 10位

 

_Cagliari が11位フィニッシュだったので……。

直接順位を争うライバルに、弱かったのかもしれません。

Bologna 戦を除けば、1点差による惜しい敗戦。

 

_Cagliariが勝利を挙げたチームは……。

2013年 日付/試合結果/相手チーム最終順位

1月13日 Cagliari 2 - 1 Genoa 17位

2月1日 Roma 2-4 Cagliari 6位

2月17日 Pescara 0 - 2 Cagliari 20位(最下位)

2月24日 Cagliari 4 - 3 Torino 16位

3月10日 Cagliari 3 - 1 Sampdoria 14位

3月30日 Cagliari 2 - 1 Fiorentina 4位

4月14日 Cagliari 2 - 0 Inter 9位

5月19日 Cagliari 1-0 Lazio 7位

 

_下位に勝ちきる力が備われば……。

つまり、下位相手に無双出きる様なアタッカーが何人か入れば?

Cagliari は一気に、上位に浮上するだけの成績を残しています。

 

_最後に引き分けた試合をピックアップ。

2013年 日付/試合結果/相手チーム最終順位

1月20日 Atalanta 1 - 1 Cagliari 15位

1月27日 Cagliari 1 - 1 Palermo 18位

2月10日 Cagliari 1 - 1 Milan 3位

3月17日 Siena 0 - 0 Cagliari 19位

4月7日 Catania 0 - 0 Cagliari 8位

5月4日 Chievo 0 - 0 Cagliari 12位

5月11日 Juventus 1 - 1 Cagliari 1位

 

_毎月、引き分け試合を出してしまったのが11位という順位に反映されています。

引き分け6試合は、合計3得点・3失点と御寒いスコア。

3月以降は、特に0-0が3試合続いてしまった。

観客としては、最後までハラハラするので……。

この6試合は、楽しめたのではないでしょうか?

 

_20試合を8勝7分5敗、1位(Juventus)と3位(Milan)に引き分け……。

4位(Fiorentina)と6位(Roma)に、勝利をあげました。

Cagliari の様な中堅クラブが、この様にウインターブレイク明けに番狂わせを演じる。

 

_モウリーニョも、インテル監督時代に認めた中小クラブとの戦いづらさ。

それこそが、SerieA の特色なのです。

その意味で、2012-13シーズンの後半はCagliari がその中心的存在であったとも言えるでしょう。

序盤6試合未勝利とスタジアムの安全性が問われるトラブルに輪をかけて、チームは混乱しました。

2012年10月2日、イヴォ・プルガ(48)監督への交代。

チームで12年もプレーし続けたルイス・ディエゴ・ロペス(元ウルグアイ代表)の、下部組織からの昇格が転機になった様です。

 

セリエAで今季3チーム目の監督交代、カリアリがフィッカデンティ監督解任 (Soccer KING)


_上記の記事によると、実質的指揮はライセンスを持たないルイス・ディエゴ・ロペス氏が執っているそうです。

GAMBAを降格へと誘ってしまったロペス(呂比須)は日本人なのですが、ウルグアイ人のロペスなら良かったのでしょう。

セホーン前々GAMBA監督を考えると、意外とイヴォ・ブルガ監督も有能なのかもしれません。

 

セリエ、早くも3度の監督交代劇 キエーヴォとカリアリが決断 (Goal.com)

 

_最も、このイヴォ・ブルガ監督も、上記記事を読むと生え抜きのキャプテンだったそうです。

やはりチーム愛の高さや、ティフォーゾへの理解はGAMBAのスタート時点と比べても大差をつけられていますね。

同時期にスクランブル体性でチームを任せられたChievoのコリーニ監督も、新人監督だった様です。

ミラクル・キエーヴォと呼ばれたチームで、中盤タクトを振るってチームの中心であった。

Cagliari 11位 Chievo 12位と、ワンツーフィニッシュになったのは偶然なのでしょうか?

やはり、監督交代は信頼の置ける人物に早く任せる方が得策と言えそうです。

 

_その意味で、Jリーグは監督交代が後手に回っている状態です。

遅れを取り戻すには、中断期間に賭ける様な心積もりでは長続きしない。

何よりチームが自立してプレーを選択出来ない構造にこそ、問題があるのですからね。

 

 

_Cagliari のデータが掲載されたサイトを見つけてきたので、リンクを貼っておきます。

選手成績や、出場記録まで分かるので便利です。

 

Siraida.comデータサイト

Caliari 日本語 wikipedia ページ

Caliari 公式サイト



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