カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

韓国の醜聞168 ふたたび南北分裂問題

2016年12月02日 04時14分55秒 | アジア

誰にも醜聞があります。たとえそれが、事実であろうが、なかろうが(笑)。ここでは最近の「韓国の醜聞」を集めてみました。必要な方のために出典も明示しています。 

  • 狭すぎる あの朝鮮半島がまだ分裂したままなのか?
  • 広すぎる あの中国がなぜ分裂できないのだろうか?

不思議な「あべこべ」の東アジア情勢だと思われませんか。 


韓国大統領の朴槿恵(パク・クネ)が実質的に「退陣表明」をしたようですが、「運命」を国会の決議にまかせるとしているため

  • 弾劾手続きを撹乱(かくらん)させるものであり
  • 退陣(辞任や弾劾)を回避するための小細工
  • 退陣する意志などどこにもない

とみる韓国人がいるらしく、もう「退陣させたい」の一念で、「これからの韓国」をどうしたいのか、という展望がみられません。

まぁ「長期の展望をもてる」民族だったなら、分裂状態がこんなに長く(50年以上)続かなかったでしょうが ←それを言っちゃぁおしまいよ!

いや「先を見ない」からこそ

  • 現実に絞って、とってつけたような辻褄合わせをするのに全知能を浪費しているように見え
  • その努力の一部でも「これからの韓国」に回せたら立派ではないかと、人ごとながら心配する次第

一色に見える「大統領辞任要求」にはそれなりの意義があるとも言えますが、私には視野狭窄症を治癒するほうが先決ではなかろうか、と思われるのです。


しかし、労働者層や貧困層からは朴の退陣を求める声もあり、朴槿恵大統領就任1周年をむかえた2014年2月25日、民主労総系の労働組合など、合計867の事業場が、朴槿恵退陣を求めて同時ストライキに入った。更に2014年4月16日に発生したセウォル号沈没事故での杜撰な対応を非難されており、2014年5月9日、韓国ギャラップが発表した世論調査によると、朴の支持率は46%に下落した。:Wikipedia

大統領になった朴槿恵(パク・クネ)が5年任期のうち、1周年を迎えた段階で、早くも「退陣を求めるストライキ」があったものの支持率は46%だったらしい。

それから3年が経過し就任4年目(任期満了まであと1年)を迎えようとしている現在、支持率が%に落ち、先日の「退任表明」につながったのでしょうか。 


 「自ら招いた疑惑」との声も=朴大統領の捜査中否定発言に批判―韓国 

【ソウル時事】韓国検察当局は10日、朴槿恵大統領の元側近で、「陰の実力者」と取り沙汰されるチョン・ユンフェ氏が権力に介入した疑惑をめぐり、チョン氏の事情聴取に乗り出す予定だ。ただ、朴大統領が全面否定したため、捜査が制約を受けることが懸念されている。また、与党内からも、大統領の閉鎖的なスタイルが疑惑の拡大を招いたとの批判が上がっている。 

疑惑の核心は、チョン氏が元同僚の大統領府秘書官3人らと接触し、高官人事に介入したというものだが、朴大統領は7日の与党との会合で「情報紙レベルの話で国全体が揺らぐのは恥ずかしいことだ」と疑惑を一蹴。チョン氏について「かなり前に離れた人物で、連絡も絶っている」と強調した。・・・・・・

政権寄りの韓国紙・中央日報も9日のコラムで「『事実無根』という捜査結果が出ても、額面通りに受け止めることが難しくなった。大統領自ら首を絞める行為と言わざるを得ない」と指摘した。:時事通信 2014年12月9日

2年も前から、中央日報さえ政権と距離を起き始めていることにご注目を。

北朝鮮の瀬戸際外交は知られていますが、南側の韓国という国も瀬戸際外交を続けており、つぶさに見るなら、実は韓国内の「メディア」も瀬戸際攻勢を得意としていました(笑)。 


韓日米3カ国首脳会談は朴槿恵政権の国政課題である統一基盤構築や北東アジア平和協力構想のための良い機会でもある。3カ国間協力のない統一チャンス論はむなしい。3カ国首脳会談を受けるかやめるかの受動的姿勢から抜け出し韓国がイニシアチブを握る積極的発想が必要な時点だ。その点で韓日米高官級協議の復活は検討するに値する。

3カ国間協力が中国との協力を害するという二分法的思考からわれわれ自ら脱皮する時、新たな地平が開かれる。3カ国首脳会談が実現すればオバマ大統領のアジア歴訪前後に韓日首脳会談を開催し新しい韓日関係の基礎を固めることができる。巨大なチェス盤が動く時は柔軟になってこそ外交的空間が大きくなる。 :韓国中央日報日本語版 2014年03月20日09時28分 


セウォル号沈没事件の直前でしょうか、この段階では中央日報が、朴槿恵政権を叱咤激励し、中国・米国に対して例の巧みな瀬戸際外交を主張している、ことが伝わってきます。

いつでも反朴槿恵に転じる用意もしながら、注意深く進める、これこそ韓族の瀬戸際作戦でした。

瀬戸際外交≒事大主義≒中長期の展望なし≒豹変

なんでしょうか(笑)。


朴槿恵氏が提唱している「朝鮮半島信頼プロセス」は構想実現に向け「統一準備員会」も組織され、昨年から動き出した。ただ「プロセス」の中身で核問題をどう扱うのか、運用にどの程度の柔軟性が含まれているかなど不透明な部分がある。日本など周辺国への説明では、「対話と圧力」が基本で、関与政策に近い漸進的・段階的な統一構想とされている。 

内政で閉塞(へいそく)感が漂う朴槿恵氏と、内外ともに苦境の金正恩氏は、互いの事情を値踏みしながら南北首脳会談に向け動き出すのか。朝鮮半島の2015年の見どころとなりそうだ。:zakzak夕刊フジ 2015.01.12 


朝鮮半島では

朴槿恵の「3年を目途に南北統一」、北朝鮮で「3年以内にクーデターか暗殺」(独裁国家に対してはこういう話がよく出る)、などと信憑性を疑う噂が飛びかいますが、その前に肝心のフェリー「朴槿恵号」が沈没しそうなのです。

大統領も「退任の意志表明」はしたものの、明確にその期日を示さないままで、多くを国会の決定に委ねているようです。

私には「その場しのぎの現状維持」に思われますが、これも韓国という「だましあいの社会」ではやむを得ない「ようす見」なんでしょうか。

しかし

韓国のメディアはこの期に及んでもなおかつ、安倍政権を攻撃しなければなりません。言葉巧みに「外へ責任を転嫁する」のが「韓国内での自分の役割」だと信じています。韓族に責任はなく、「悪いのは日本」なのですね(笑)。

私にはこれが「韓族の限界」ではなく、単に「韓国メディアの限界」だとみえてきます・・・・・・

そうです韓国メディアにとっては、何でもかんでも「安倍政権」が悪いのですね(笑)。

このように「自分たちが何とかしなければならない」のではなく、「責任を相手(日本)に投影」することで、「読者に奇妙な自尊心を植え付け、読者を事大主義の方向へ導ける

と考えているようです。

そうです、私は「韓国メディアに問題がある」と考えています。

世界を見渡せば

東西ドイツも南北ベトナムも、紆余曲折があったとはいえ「分裂状態から統一」へ変わりました。

なのに朝鮮半島の南北分裂は50年以上になり、何も変わる兆し(きざし)さえ見えず、相変わらず深刻な段階にあります。

なぜなんでしょうね。

となりの独裁国家「中国」からみれば

この南北対立は、「実に好ましい」状態です。朝鮮半島の両国をけしかけて戦わせることが自国の利益につながるというのですから、もう止められません!

この分裂の責任が、アメリカにあるのか、それとも日本にあるのか、はたまた決して口には出せないでしょうが中国にあるのか・・・・・・

やはり私は

朝鮮半島の分断が50年以上も続いたことの最大の責任は韓族にあると思います。

  • きっと朝鮮半島の地理的要因もあるのでしょうが、分裂の主たる要因は、韓族の資質に認められる
  • その民族性を醸成するのに貴重な役割をはたしたのが、対立を「あおって」生き延びてきた韓国のメディアだった

と結論せざるを得ません。

これからの韓国をどうすればいいか

  • という議論がないまま(あっても表面化しないまま)、当面の「朴槿恵を退陣に追い込む」ことだけしか視界にない韓国社会
  • 別の新しい大統領が誕生しても、「これからの韓国」をどうすればいいかという意見が出るはずもなく、やがて何か問題があったときに「けしからん、大統領は退陣すべきだ」と叫ぶこれを繰り返すのが韓国の民主主義らしい。これを私は正調韓国節と呼んでおります(笑)。
  • 「朝鮮半島を統一すべきだ」が唯一みられる展望ですが、すでにそこで思考が停止しております。
  • こうして中長期の視点を欠いたまま、いつもいつも目前のことに全力を挙げるだけの韓国に「幸あれ」と祈らずにはいられません。もちろんそうでない人もいるでしょうが、90%以上の人に中長期の視点が見られず、まぁ「お幸せに」というところ。

さてさて、皆様はどう思われますか。


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