たとえそれが、事実であろうとも、なかろうとも、誰にも醜聞があります。ここでは最近の「韓国の醜聞」を集めてみました。必要な方のために出典も明示し、あればリンクも提示しています。
韓国の文大統領が訪米とのことで、もうアメリカに着いているはずです。
大統領府は最大懸案であるTHAAD(高高度防衛ミサイル)の朝鮮半島配備は、会談の主な議題ではないと線を引いている。:韓国ハンギョレ紙日本語版 2017-06-26
「最大懸案」ではあるけれども「主な議題ではない」というのは、一体ど~ゆ~意味ですか。いかにもハンギョレらしい非保守政権ヨイショですね。
今回の訪米で「最大懸案」について話し合わずにあと回しにするのなら、絶好のチャンスを見逃すことになり
- アメリカと一体いつ話し合うつもりですか?
- あくまでも形式をつくろうために訪米するのですか?
- そんなことが許される時代だと思っていますか?
- 「中国への属国化を望むという下心」を決してアメリカには見せずに、いやいやながら行く「中国のご機嫌取り」のための訪米ですか?
- いやそうではなくて、文(ムン・ジェイン)政権は韓国ハンギョレ紙に言わせておいて世論の動向を見ようとしているのでしょうか?
こういうことをしている限り
いつまで経ってもどっちつかずのままで、いい所取りをしたいと見られることになり、その試みは見事に失敗することでしょう。
今や
米製のTHAADミサイル韓国内配備問題が韓国にとって最大の懸案であり、この解決が今回の主要目標であるはずだと、世界中の誰もが思っていることでしょうが、それでも
「最大懸案」ではあるけれども「主な議題ではない」
とします。まるでそれだけが「唯一の韓国内の統一見解」であるかのように・・・・・・
近づく韓米首脳会談…「扇動者型のトランプ大統領に冷静な対処を」:2017年06月26日 [中央日報/中央日報日本語版]
私の見方では
- 煽動者型のトランプ大統領
- 煽動者型の文(ムン・ジェイン)大統領
同じ『扇動型』同士の首脳会談になりそうですが、「最大の懸案」について「主要議題にしない」のなら、またまた例によって大した期待はできないようです。
ハンギョレ紙・中央日報に共通しているのは
激情型のトランプに対して「冷静」を呼びかけるあまり、「玉虫色の会談結果」を期待せざるをえない、つまり「最大の懸案事項を主要議題としない」ことなんですね。
2017/06/30ごろに発表されるであろう声明についての私の予想ですが
- 共同宣言を出す
- 対立で共同宣言を出せず、共同声明に留まる
法的な拘束力がある「条約」や、政府間の単なる合意(それでも拘束力があるとする人も)でさえ
反対者がいるからという理由で白紙撤回しようとする韓国ですから、共同宣言にしろ共同声明にしろ、どちらを出しても、どうせその後、白紙撤回の声が上がるのは、自然な勢いなのでしょう。
今の韓国政府も、例によって「国を代表していない」
だからこそ「最大の懸案」について大統領が訪米しても主要議題とはなり得ず、「どう転ぼうとも反対者がいる」ので、それを説得できる能力がないため「国を代表していない」とされます。
「国を代表していない」という点では、総選挙のない中国そっくりですね。韓国 ≒ 中国、というより、ヘビににらまれたカエル状態なんでしょうね。
いつものように
北朝鮮のように『全国一色』にならなければ、『韓国政府として交渉しても又ひっくり返される』らしい。
韓族は「国民の多様性やら民主主義の原則」をまったく理解していないようです。
韓国政府は、いとも簡単に過去の政府を否定し、軍事政権・腐敗政権が結んだ条約や合意を反故にしたいようですが
これはこの国が「法の不遡及(ほうのふそきゅう)の原則を完全に無視するのと同じ思考で、過去の政府を安易に否定し、自らの政権基盤を確立させたいのでしょう。
つまり今の政権が次の政権と変わり、その時の政権が「今の政権評価をどう考慮するか」を把握しなければ、政府間の声明を出したり条約を結んだりできないようですが、そんなことはどの国であれ不可能なんです。
つまり韓国では
- 「法の不遡及」を無視
- 過去の政府を安易に否定
- 結んだ条約等で繰り返しくすぶる
- 決定前も決定後も反対し続ける
- それが民主主義だと錯覚している
これらは同じ思考の上に成り立っているようです。
いずれも現在の為政者にとってとてもありがたいことで、好き勝手に振る舞える下地なんです。
しかしこれが韓国をして『非法治国家』たらしめている「法の未整備」であり、しかも「改善の兆候がない」ので、「いつまでも非法治国家であり続ける」のでしょう。
『共同宣言』または『共同声明』が出されるでしょうが、どちらに振れようとも・・・・・・
『共同宣言』
- THAADミサイルは予定通り完全に配備。北朝鮮へは対話の時期は過ぎていて今は制裁で核廃棄を迫る
- THAADミサイルは部分的な配備で十分。北朝鮮へは「制裁を中心とした」対応をする
『共同声明』こちらでも
- THAADミサイルは予定通り完全に配備。北朝鮮へは対話の時期は過ぎていて今は制裁で核廃棄を迫る
- THAADミサイルは部分的な配備で十分。北朝鮮へは「制裁を中心とした」対応をする
上記のいずれの「1. 2.」も、同じ文面ですが
何の解決にもからない後者「2.」の「玉虫色の共同声明」が出される、と予想しておきます。
米製THAADミサイルの韓国内配備で
中国から全面的に経済制裁されても「一言も文句を言えない韓国の体質」がこれでよく分ったはずで、文の訪米でも「背後霊のような中国」を意識しながらトランプのご機嫌を取ることに一生懸命になるでしょう。
とにかく
韓国の長~い歴史の中でも、中国の属国化時代が長すぎ、見かねた日本による短期間の併合状態がありました。
戦後初めてそれらから脱出して「独立」したはずですが、反動のあまり「歴史はねつ造」するやら強烈かつ不可思議なナショナリズムを発揮し続けるやら、実に不思議な地域ですが、やはり中国の属国化は避けられないのでしょう。
今回の訪米がまったく無意味だったとされることがないよう
「わたし祈ってます~う」♪
どんな最悪の評価になろうとも、大きな問題を起こさない「無意味」のほうが、大切なのでしょうか。
これを人呼んで「瀬戸際外交」。
ここでは国同士の約束ごとについて、こう考えています。
条約 ≫ 合意 ≫ 共同宣言 ≫ 共同声明
たぶん、玉虫色の最下位「韓米共同声明」になるでしょう。
さてさて、皆様はどう思われますか。