奄美大島あたりでほとんど止まったままの台風5号。
自作のGoogleEarthを作成してみましたが、詳しくは気象庁サイトで御覧下さい。
困ったものですが、強引に次のような4つに分類できます。
- かなり強い台風が非常に速く進む
- かなり強い台風がゆっくり進む
- 比較的弱い台風が非常に速く進む
- 比較的弱い台風がゆっくり進む
今回の台風5号は、「4.」になろうかと思いますが
それほど強いとは言えないものの、先の豪雨や地震からまだ回復していない段階での台風襲来ですから、被害が大きくなると心配されています。
遅いと困るのが「停電」です。
- TV機能の面で、画面の薄さを競い合うのはもう止めませんか
- TV機能の面で、解像度を競い合うのはもう止めませんか
- もし競争するならば、蓄電機能を競い合いませんか?
地震であれ台風であれ、停電するのは被災地なんです。
被災地以外の人たちが、「ぬくぬく」「涼しい」部屋で「取材可能な範囲内」のニュースで災害規模を知るのですが、被災地の人たちだけが停電によって情報を遮断されるのです。
小型ラジオを用意できる人もいるでしょうが、映像がないと情報量が大きく制限されます。
よって
- テレビ受像器の「色が」薄くてもいいから3日ほど使える蓄電機能
- もし停電したとき、30分程度で自動的に電源が切れ、必要に応じて蓄電量さえあれば電源を入れられる機能があって1週間ほど使えそうなら、なおさら結構。その場合、蓄電量節約のため即座に起動できるよう通電しておく機能はない方がいいでしょう。
- 今PC電池に問題があるようですが、非常時に冷蔵庫・テレビ・照明などを本来の1/4程度の機能をもたせるような家庭用電池でも構いません。
- 10年に1度もあるか分らないことに費用を回す人がいないとも考えられますが、少々高くても必要とする人はいるはずです。
そんな競争をしませんか。世界のどこにもないけれども、多くの人にとってとても助かるはずです。
災害が起ったとき、その被災者だけが情報から取り残されるのを、これ以上見逃すわけにはまいりません。
さてさて、皆様はどう思われますか。