中国に関する醜聞 149 クーデターとタイ

2016年10月17日 03時37分57秒 | アジア

本人が否定しようが、肯定しようが、誰にも醜聞があります。

ここでは最近の「中国の醜聞」を集めてみました。必要な方のために出典も明示し、あればリンクも用意しています。


反習近平派の拠点、中国人民解放軍「瀋陽軍区」が北と通じてクーデターを計画している!2016.10.10 01:00更新【野口裕之の軍事情勢】


ぶっそうな話ですが、中国人民解放軍によるクーデターが語られています。

中国で伝統的だった「政権の奪取」ですが、私は単純な中国人民解放軍内部の腐敗と対立ではなく、北朝鮮を巻き込んだ内戦になるだろうと予想しています。

もし北朝鮮を巻き込んだ紛争になると・・・・・・、そうです背後にあるロシアやアメリカが関係してくるでしょう。

もちろん北朝鮮に対抗するため、韓国も動くことでしょう。事態を複雑にするために、クーデター関係者たちが、尖閣あたりを占拠する行動に出るかも知れません。何か行動を起こそうとする連中は、先を読まれまいとして必ず事態の複雑化を図るものだからです。

こうなると、紛争が東アジア全体に広がる恐れがあり、そういう事態を十分に想定しておかねばならないようです。 


中国東北部でのクーデターの可能性について取りあげましたが、中国に関係してもう一つ、香港の動向が気になります。

この数年、中国共産党が、香港に対して弾圧・規制を強め始めました。中国当局による「香港の反政府的な危険人物」の拉致や逮捕が常態化しつつある昨今ですから、その反発で、何が起るかわかりません。 


香港・雨傘運動の元リーダーがタイで拘束 中国が圧力か 

 香港の民主化デモ「雨傘運動」に参加した若者たちがつくった政党「デモシスト(香港衆志)」は5日、雨傘運動のリーダーだった黄之鋒氏(19)がタイの空港で拘束されたと発表した。拘束の背景には、中国によるタイへの圧力があったことを示唆し、黄氏の速やかな釈放を求めた。 

 発表によると、黄氏は4日、タイのチュラロンコン大学での交流に招かれて香港を出発。同日深夜、バンコク郊外の空港に到着した後、連絡がとれなくなった。5日未明、タイの学生団体から黄氏が空港で当局に拘束されたという知らせがあったという。:朝日(Yahoo)2016年10月5日  朝日新聞 2016年10月5日12時38分


この事件の直後の2016/10/13に

タイ国王が88歳で死去しましたが、最近の両国の親密さからみて、中国は形式上、冷静を装うものの、何をし始めるか分りません。

確か現在、タイでは2014年のクーデターにより軍部の支配下にあるはずで、政界が対立すると国王の裁定の元で軍部が支配することを繰り返しています。

こういった軍の独裁政治を好むのが中国共産党で、「独裁者は独裁者を好む」の典型なのでしょうか。

タイの混乱を調停できる国王が死去したことで、一体どうなるのか、誰にも先が読めません。

香港の民主化のリーダーがタイで拘束されたということは、タイの混乱に乗じて中国が何かを工作し始めたと見るのが妥当なところです。

中国のやることで

「目くらまし」が多いようですから気をつけなければいけません。まったく関係がなさそうな遠くのできごとが今後の重要な動きのきっかけになる可能性が高く、十分にアンテナをはっておく必要があるのです。

それだけ情報が統制され報道も規制されているということで、外交の専門家ほど、ついうっかり日本と同じだと考えがちです。

麻薬に関係してまとめると

  • アメリカ大統領ブッシュが、タイに関係して人権面で批判され
  • 次のアメリカ大統領オバマが、フィリピンを人権面で非難している

ということでしょうか。

東南アジアでの麻薬撲滅は極めて大切なことですが

  • 超法規的に(人権を無視してまで)麻薬関係者を殺害し始めると、必ず麻薬以外の面で同様なことをするに違いないことから、私はこれに反対します。例えば政敵を排除するのにこういった超法規的な手法を用いるなどが、心配されます。すでに中国やロシアではそういう風なことが起っているのです。
  • またフィリピン国内でも、ドゥテルテを憎んで何らかの攻撃があるでしょうから、これに対抗してまたまたドゥテルテが何かをし始める、という負の連鎖も心配です。

タイと同じく麻薬や腐敗をなくそうとしている中国。

中華系とされるインラック・シナワトラ〔1967- タイ首相在位 2011-2014〕も失脚したので、中国はいまタイの軍に接近しているようです。

同様に先の政権が反中姿勢だったのですが、ドゥテルテになってから中国との関係を改善しようとしつつあるフィリピンにも中国は接近し始めています

ドゥテルテ(フィリピン)の「超法規的な麻薬撲滅」策には、中国の「腐敗を利用して腐敗を撲滅する」策に通じるものがあります。

安易に「人権」面でフィリピンを非難し続けると、フィリピンを中国へ追いやる可能性があります。これはロシアをあまり追いつめると中国へなびく可能性があるのと似ています。

さてさて、皆様はどう思われますか。

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