トランプが米大統領に就任して9ヶ月。廃止・離脱・脱退が数多くありました。
- 移民を一時停止
- パリ協定から離脱
- オバマケアの廃止
- DACAを廃止
- NAFTA廃止か見直しか
- 米韓FTA廃止か見直しか
- ユネスコから2018/12/31に脱退と表明
現在紛争中のものや将来のこともありますが、トランプ自身の先行きも分らないので、どうなるか不透明です。
アメリカに限らなければ、次のような分離独立運動が見られます。
- 英国のEU離脱・・・・・・離脱は決まっていますが、離脱交渉難航
- イラクのクルド人分離独立住民投票(2017/09/25)で9割以上が独立に賛成しましたが、イラク政府は認めていないようです。とにかくこの辺りでは、シリア同様に、IS問題・クルド人問題などが複雑です。
- スペインのカタルーニャ州分離独立住民投票(2017/10/01)ではスペイン政府は認めていませんが、投票率が4割で賛成が9割らしいですね。独立宣言は少し先になりそうで、さらにもめそうです。
このほか、軍事的な併合もあります。
- ロシアによるクリミア半島武力併合(2014/03- )。ソチ五輪終了を見届けてすぐに軍事行動に移りましたが、その後ロシアはEUなどから制裁され、原油安もあり産油国のロシアは低迷しています。
- 中国による台湾武力併合・・・・・・これはまだ実行されていませんが、香港問題と共にうぬぼれ国家特有の軍事行動に出る恐れが多分にあるようです。米軍がフィリピンから撤退するや中国の海洋進出が活発になったため、フィリピン政府が再度米軍を呼び寄せて中国をけん制しています。中国とはそういった国なんです。
そういう大統領を選んだのはアメリカ国民ですが、「アメリカは世界の警察官にはならない」としながらも、悩みはつきません。
さてさて、皆様はどう思われますか。