カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

中国に関する醜聞 74 その豹変

2015年11月09日 09時35分08秒 | アジア

本人が否定しようが、肯定しようが、誰にも醜聞があります。

自国の歴史を正視できない国が、他国に歴史の正視を求めることはできません。

ここでは最近の「中国の醜聞」を集めてみました。必要な方のために出典も明示し、あればリンクも用意しています。


一句:

   なんさ         さおり
 南沙とは 沙織のことかと 通(つう)が言い 

南沙織〔1954- 〕とはかつてのアイドル歌手で、その略が「南沙」←いったいたれがりゃくしたのか?。

沙織の両親は日本人ですが、母親の再婚相手がフィリピン人だったため、沙織からみると義父がフィリピン人になるとのこと。写真家の篠山紀信(1940- )が沙織の夫Wikipedia〕。

沙織」とは言っても、バレーボールの木村「沙織」〔1986- 〕とは関係がなく、似た名前の「伊織」は、剣豪宮本武蔵の養子だったようで、吉川英治の小説『宮本武蔵』にも登場しました。

偶然ですが

沖縄出身の南沙織の義父の母国フィリピンが、南沙諸島で中国と対立しています。もちろん中国の横暴を傍観していると中国共産党のいいなりだという判断があるからで、これは妥当なところ〔フィリピンと中国の対立激化〕。

この対立は、誰が見ても「中国の横暴」に端を発し

世界がこの無頼漢「中国共産党丸」の出航(出港)を許すかどうか、それとも「そんな程度」の中国からでも搾取したいと思うかどうか。

狡猾な中国は、かつて

  • そもそも共産党として指導を受けあれほど緊密な関係にあった「兄」としての「ソ連」と決定的な不和を生じるや、1962年の中印国境紛争・キューバ危機のあと、1972年に突然、米ニクソンの訪中を受け入れ、もともとアメリカにもソ連への不信感があったとはいえ、中国共産党は「米ソの関係をいっそう不穏なものにしよう」と企みました。つまり中ソ〔中国-ソ連〕関係が悪化すると、あれほど軽蔑していたアメリカに接近したのです。ただし、あの暴力的で異論を許さない単純激情型の中国共産党ですから、この豹変は特別なものではなく、ごく普通のことでした。
  • 今回中国が、その自分自身の無謀で独善的な拡張方針が原因でアメリカと対立し始めると、中国は「日本に笑顔を振りまき」始め、日米の間を引き裂こうとします。アメリカとの関係が悪化すると、あれほど軽蔑していた日本に近づこうとしているのであり、歴史の流れを知っている人からすれば、またまた中国共産党の豹変劇が見られますね。
  • 北朝鮮がいうことを聞かなくなると、突然、韓国へ食指を延ばし始めたのと同じ豹変の性癖です。情緒的どすな!

中国共産党の豹変ですが、「中国国民」ではなく、「中国共産党」の存続が最大の関心事ですから、長続きすることはなく、やがて「全責任は相手側にある」という例の奇妙で幼稚な屁理屈を付けて不和を自ら生み、再びかつての敵へ接近、つまり「尻をまくる」ことになります(笑)。

これらのことは、中国の常識として、ぜひとも知っておきたいものです。

中国は、昔からこの手法を採用していて

今では限られた中国共産党党員だけが国家運営にあたり、常に中国共産党の存続・利益しか考えておらず、中国国民のことなど念頭にはなく、よって「国民が為政者を選出する総選挙など存在し得ない」という、近代国家としてはあり得ない、たぐいまれな国であることをお忘れなく!

南沙諸島で米中が対立するちょうどその頃をみはからって、日本の経済界の連中が北京へ招待され〔NHK2015年11月3日〕、大挙して李克強と会談したようです。

この「朝貢」行動は小沢一郎らによる大挙訪中〔2009年〕を思い出させ、「金儲け」しか念頭にない日本の企業家の「南沙諸島埋立てを祝賀するのかどうか、どうも意味不明な」提灯行列を惹起(じゃっき)させ、そこまでして金儲けをしたいか、と情けなくなります。これは超党派国会議員による靖国参拝と同じですね。

 赤信号 みんなで渡れば 怖くない 

今回も足元を見られてしまっており、失敗に終わるとは思いますが、企業家連中のお手並み拝見というところ。

相手国同士の間を引き裂くことで成果を得てきた中国共産党

こうして「中国」の不浄の世界を生き抜かねばなりません。対外的には、この手法で韓国をうまく丸め込みましたが、次は日本の番です!

吐き気をもよおすほどの仕打ちを受けたことを忘れて中国に接近していると、中国共産党がいつどういうこじつけの理由で豹変するか分らず、前よりも、もっともっとひどい損失を受けること必定でしょう。

え?対策を立てているっていうのですか。相手は普通の民主国家ではありませんよ。不可解・理不尽なことを突然言い出すか分らないだだっこですよ。それが分っていますか。猫なで声にだまされてはいませんか。何か甘い汁を吸えると勘違いさせられていませんか。かわいそうだと思っていませんか。振り込め詐欺にだまされていませんか(大笑)。

そうでもしないと経営が成り立たないのですか(笑)。

南沙織〔略して南沙〕の義父がフィリピン人で、いま南沙あたりで中国とフィリピンが対立しているのが、興味深い今日この頃でした。

フィリピン大統領アキノが言うとおり、中国共産党の

  • 自分のモノは自分のモノ
  • 相手のモノは共同開発

のセリフは、まるで古典落語のようにおもしろい!

問答無用、話し合いを一切拒否する中国共産党のそんな幼稚園児のような思考が、はたしてこの世の中で成立するかどうか、みものです。

一生懸命に言っているから、ひょっとしたらそれは真実かも知れない

と信じているようですが、それは甘い!

だましあいの世界を生き抜いている中国・韓国の実体を見誤っている人だけが言える言葉です。

「相手の話を聞こうとしない」ような人たちの「言い分を聞いてあげる」

がこの純朴な人たちらしく、「人間として立派なことをしている」、と信じて疑いません。

しかし、そういう「立派な」人を、世界中が笑い馬鹿にする「みごとな丸め込み」でだましているのが、中国・韓国でした(笑)。