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広報文章の基本テクニック:初級編(8)

2017-04-23 16:46:27 | はとはあと最新情報
はとはあとブログ2017/04/23
読みやすい文章作成のポイントを考える

せっかく作った文章が読みにくいと、なんのために努力したかがわからなくなります。読みやすい文章を作るには、不要な飾りをなるべく排除してスリムにすることがいちばんです。考えすぎてあれやこれやと詰め込まないことです。また、形容詞を多用して肝心の表現がぼやけたりすることに気をつけることが大切です。まず、ワンセンテンス・ワンコンセプトの原則を守りましょう。ひとつの内容は、ひとつの文章の中で記述するのが原則です。そのうえで全体の流れが理解できるように適切な句読点(、。)を配置します。

つぎに、以前にも紹介した「漢字率30%」のコンセプトに配慮していきます。漢字の多用で、紙面が黒々としていては、読みやすい以前に、読もうとする意欲をなくしてしまいます。特に太いタイプフェース(書体)は、見出しなどで、存在感を示すには頼り甲斐がありますが、威張った漢字が多くなると要注意です。つぎは、「1行に点(読点)ひとつ、点3つで丸(句点)を打て」というもので、1センテンスは40〜50字(シゴジュウジ)くらいで丸(句点)がよい。段落から段落まで120〜200字を目安にするといいでしょう。

以上が「読みやすさの5原則」といっているものです。厳格な原則ではなく、守らないと意味が通じなくなる、などといったことはありませんが、概ねこのようなポイントに考慮していく姿勢が、読者にとって読みやすい文章づくりに役立つと考えます。ただ、「読みやすい文章」ではなく「読みやすい紙面」あるいは「誌面」ということになれば、少し話が広がってきます。「漢字率」もそうでうすが、この5原則は「原稿用紙」の世界、「紙面」や「誌面」は、印刷工程や製本になってのあり方を問うものと思いますので、そうした理解が必要です。

また、読みやすさは、なんといってもビジュアルなデザインや編集の質が絡んできます。ビジュアルといった場合は個別のページにおいて、また、編集といった場合は、各ページよりも、全体の流れや変化、ストーリー性が重視されます。しかし、読者は個々のファクターを見ているのではなく、全体の流れの中にあり、その流れのなかで、さまざまな印象を感じとりながら、気分を上下させている。知性にあふれた内容も、感性の高い芸術においても、すべては自らの五感のアンテナでその質を判別しているのではないでしょうか。

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