病院広報(はとはあと)評価支援情報

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医師と患者のジョハリの窓

2017-02-15 16:52:50 | はとはあと最新情報

医師という専門家と、患者という非専門の立場の間には、

その知識、経験だけでなく、その認識力には少なからず格差があるものです。

それは当然と言えば、当然なのですが、

いったいどんな差なのか、それを示すに相応しい目線が、

ここでいう「ジョハリの窓」というものです。


ここでは病院の医師と患者の関係を、

この「ジョハリの窓」で表現すると、図のようになります。

「医師」と「患者」✖︎「知っている」・知らない」で

単純にその組み合わせをマトリックスで考えるわけです。


まず、左下、医師も患者も知らない「恐ろしく暗い窓」が見えます。

次に、右下、患者だけが知っていて、先生だけが知らない「意図した秘密の窓」です。

さらに、左上、先生が知っているが、患者がしらない「見えない反省の窓」、

そして最後が、両者が知っている「共感する開かれた窓」があります。


多少、大げさな感じもしますが、

いずれも医師と患者の現実の関係を表しています。

医療の提供者、利用者に関わらず、実現していくべきは、

「共感する開かれた窓」の関係を恊働して実現すべき、ということを暗示しています。


出典:「病医院のためのイメージUP実践マニュアル」(石田 章一著・日本医療企画)より


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