ぐるぐる将棋生活

将棋教室や道場に通ったり、プロの先生の将棋を観戦したりイベントに行ったり。
いち将棋好きの将棋生活の備忘録です。

2016年7月のテーマ/「上達するヒント」でお勉強

2016-07-04 | 月間定跡探訪
月間定跡探訪、先月は角換わりを勉強してみました~。

参考書は東竜門イベントで買った中村太地先生の「中村太地の角換わり」を。
角換わりを勉強しようと思っていたらちょうどいい具合に東竜門イベントでサイン入り本が売っていたので買ってみました。
表紙の太地先生がかっこいい。

こちらの本ですが、古くからの角換わりの定跡の変遷をまとめた感じで、まるで論文のようでした。。。
太地先生の研究のまとめになっているようで、難しいながらも興味深く読みました。
というか前に矢倉を勉強したときも思ったけれど……こ、細かい!
相居飛車は本当に細かいな~。いや、対抗形も相振りもおんなじ将棋なんだから細かいはずなんだけどなあ。
どうしてこんなに違うく感じるんだろう……。

せっかくさらりと見たので、角換わりもどこかで指せるといいなあ~。

さて先月の社団戦、抜け番のときに古書店の出店があったので覗いてみたところ
羽生先生の「上達するヒント」が置いてあったんですよね。
いろんなところから「これは良い本!」と聞いていたので思わず買ってみました。

こちらはうまく言えないのですが、将棋に必要な感覚を羽生先生がうまく言葉に落とし込んでいて
項目が多岐に渡っているのですがめちゃめちゃ勉強になる……!
うおおお!これだよこれ!今の私に必要なのはこれだよー!

項目によっては無意識で気をつけていたこともあったり、まったくの新しい感覚もあったり。
こういうのを言語化してあると注意するようになりそうですね。

ちょっと最初の方をサラサラと読んでみたのですが、これはキチンと並べて読んでみたい!
定跡探訪とはちょっとズレますが、今月はこちらの本を課題図書にしてみたいと思います。

2016年6月のテーマ/角換わり

2016-06-06 | 月間定跡探訪
いつの間にか6月だー!!
4月~5月は引越し等で環境が変わったりしてバタついてましたが、ようやく落ちついてきました~。

特に5月はなぜか体調が非常によろしくなく。。。自分は割と丈夫な方だと思っているのですが過信は禁物ですね。
5月末からなんとか上向いて元気になってきましたが、いやー歳はとりたくないものです。。。
「将棋は徳と筋肉」という言葉があるようですが、体力づくりもしっかりしていきたいところ(ホントに)。

とは言いつつブログに書いていないだけで、教室行ったりイベント行ったりは相変わらず続けていたのですが。
でも家ではまったく将棋に触れられませんでした~。プロの先生の棋譜を見る程度。

そういえば佐藤天彦新名人が誕生しましたね!おめでとうございます。いやー天彦先生強かったですね。
新世代の台頭は嬉しいし天彦先生も大好きなのですが、やはり羽生先生が名人を失冠されるのはさみしかったです……。
私が将棋を見始めてから羽生先生が失冠するのを初めて見たので、なんだか名人戦の最終局の次の日はぽっかりと沈んだ気持ちに……。
まあおそらくこれから名人としての天彦先生をたくさん見ることになって、どんどん慣れていくのでしょうけれども。

さて話がそれましたが

・連休中の東竜門イベント
・将棋教室の27~29
・かしまし娘将棋団体戦

↑のあたりの話はさかのぼって書いておきたいところであります。近いうちに書こう……。
特に団体戦については書いておきたい!

そんなわけで毎月テーマを決めていた月間定跡探訪も、4月5月は特に何もせずでした。
新しい月ということで復活させていこうと思います。

で、復活一回目の今月のテーマは角がわり!
5月末の団体戦が終わったので、棋風改造に取り組みたいと思います。
今まで自分は「ときどき居飛車(矢倉か対振り急戦)も指す振り飛車党」という感じだったのですが、
相居飛車も積極的に指してみようかと!

周りの方からは捌くというよりも手厚い指しまわしの方が合っていそうというお言葉を頂くことも多く、
相居飛車に興味津々の今日この頃です。
で、そんな中5月頭の東竜門イベントで中村太地先生の「中村太地の角換わり」がサイン入りで売っていたのでつい買ってしまいました。
というわけで教科書はこちらを読んでみようと思います。

2016年3月のテーマ/二枚落ち定跡

2016-03-03 | 月間定跡探訪
月間定跡探訪、先月は相掛かりを勉強してみました。
……難しかった。以上!
というのは冗談としても(冗談とも言い切れない)、やっぱり自由度の高い戦法は「?」が多いですね~。

参考書として野月先生と山崎先生の「相掛かり無敵定跡研究」を読んでみたのですが
白状してしまうと棋力不足でなかなか理解できなかったので、これはまだ早いということですね。
とりあえず手筋の本としてぼーっと読んでみました。。。
あと3章の対談が読み物として面白かったです。
もうちょっと棋力が上がったらまた読んでみよう!

いやーでもホントかっこいいんですよね相掛かり(何度でも言う)。
飛車先の歩がすーっと進んでいくシンプルな開幕なのに、お互い力と力のぶつかりあい、濃密な会話みたいなのがたまりません。
いつか指せるようになりたいな~。

さて今月は何を眺めようかな、モバイル中継でよく見かける角がわりをそろそろ勉強してみたいな、と思っていたのですが、
突然プロの先生方の対局から角がわりが激減するという驚きの事態。
端を突く/突かない とか、受ける/受けない とかやってるうちに、ここ1~2週間くらいで中継から忽然と姿を消しましたよね。。。
何があったのか。水面下でこの戦型に結論が出てしまったのでしょうか。

私が定跡を勉強するのは自分が指すためもあるのですが、プロの先生方が指すのをキャーキャー楽しみたい!というのが一番なので、
激減してしまった角がわりはちょっと後回しにしようかと思います。。。
いつかまた流行りだしたら見てみよう~。

というわけで今月はちょっと今までと変わって、平手ではなく二枚落ちの定跡を勉強してみます。
先月フライング気味に教室で二枚落ちを指し始めたのでその補強を。
四枚落ちのときも二歩突っ切りは指していたのですが、それに加えて銀多伝も駒組みくらいできるようにしたいところ。
あとは駒組みできてもさっぱり勝ちきれないので、中盤の変化をよく見てみたいと思います。

参考書はいつもお世話になっている所司先生の「駒落ち定跡」先崎先生の「駒落ちのはなし」です!

2016年2月のテーマ/相掛かり

2016-02-04 | 月間定跡探訪
月刊定跡探訪、先月は三間飛車の持久戦を勉強してみました~

「コーヤン流三間飛車の極意・持久戦編」を課題図書として左美濃や居飛車穴熊への対応を眺めてみました。
しかし持久戦は自分の級だとなかなか実戦で出てきませんね~。だいたい対抗形は急戦なのです。
忘れないうちにちょっと指してみたいんだけどなあ。
今度将棋教室で練習させていただこうかしら。。。

しかし先月は闘会議で生コーヤン先生も見られたことですし、しばらくノーマル三間飛車を指してみようと思います!
ただなんかノーマル三間指しているといつの間にか石田流になっているんですけれど、これって合っているのだろうか……。
相振りで三間指していると必ず石田流の形になりますしね。局数を増やしていろいろ確認していきたいところです。

さて、今月ですが相掛かりを眺めていきたいと思います!
郷田先生と山崎先生の叡王戦三番勝負第一局で見た相掛かりがとても格好良く、先月も相掛かり勉強したいと思っていたんですよね。

ただ課題図書を決めかねていたのですが、ツイッターでフォローさせて頂いている方が八重洲ブックセンターのサイン本フェアで、野月先生と山崎先生の共著の「相掛かり無敵定跡研究」を購入されたのを知り、私もゲットしてみました!野月先生のサイン入り~。
読み物としてとてもおもしろそうで楽しみです。

まあおそらく相掛かりは自分で指すことはほとんどないと思うので、プロの先生の棋譜を見てうっとりするための勉強と思って楽しみたいと思います!
今日の王将戦が相掛かりになったりしないかなあ。

2016年1月のテーマ/三間飛車(コーヤン流・持久戦)

2016-01-01 | 月間定跡探訪
新年明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いします~。

去年はじめた月間定跡探訪、今年も続けていきたいと思います。
さて、先月はノーマル三間飛車(コーヤン流)の急戦を勉強してみました。
四間飛車との違いや大駒の捌き方などいろいろ分かったことはあるのですが、実戦ではまだまだ投入できていないので、今月は積極的にノーマル三間を指してみたいと思います。

今月なのですが、郷田先生と山崎先生の叡王戦の決勝三番勝負をニコファーレに見にいったときに
「相掛かりめっちゃかっこいい!年明けから絶対勉強する!!」と思って棋書を探していたのですが、まだ課題図書を決めかねているんですよね。。。

中座先生の「よくわかる相掛かり」を読んでみようかなあとか、野月先生&山崎先生共著の「相掛かり無敵定跡研究」が読み物としておもしろそうかなあとか。
そうそう、棋書を調べていて疑問に思ったのですけれど、ときどき名前を聞くひねり飛車って相掛かりの分岐なんでしょうか。よく分かりません。
あと大晦日ニコニコでやっていた飯島七段と村山七段の対局(これとてもおもしろかったらしいので後でTSを見たいところ)が、相掛かりからの引き角だったらしくて、引き角って対振りの居飛車の戦法じゃなくて相掛かりでもあるの!?
とかいろいろ分からないこといっぱい。

オススメの棋書がないか、教室で先生に聞いてみようかな~。
難しいのでやめた方がよいと優しくやんわり言われるかもしれないけれど、相掛かりはかっこいいからざざざと勉強してみたい!

というわけでまだ課題図書を決めかねているので、今月は相掛かりを保留して、まだあまり指せていないノーマル三間を引き続き勉強してみたいと思います。
先月は急戦の勉強が中心でしたが、今月は持久戦を中心に。

今まで振り飛車を指していて持久戦の対策ってちゃんと立てたことがなかったのですが、そろそろひとつ何か持久戦用の武器を準備したいところ、というのもあるので!
買いっぱなしで本棚に眠っている「コーヤン流三間飛車の極意」の持久戦編を読んでみたいと思います。
結局先月は急戦編しか読めなかったのでこの機会に読んでおこう~。

今月は地元の町の大会があるので俄然勉強にも力が入ります!
地元の皆さんとまた楽しく指せるように腕を上げていきたいと思います。