はちみつブンブンのブログ(伝統・東洋医学の部屋・鍼灸・漢方・養生・江戸時代の医学・貝原益軒・本居宣長・徒然草・兼好法師)

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養生一言(5)

2017-07-10 12:00:16 | 養生一言

今日の一言」で連載中の、養生に役立ちそうな言葉を、週ごとにまとめておきました。

皮膚という 薄い柔らかい

伸びちぢみ自由な 大小無数の穴によって

外界と通じ合っている

複雑きわまりない

ひとつの生きた袋の中に、

液体的なものがいっぱい入っていて、

その中に骨も内臓も浮かんでいる。

(野口三千三『原初生命体としての人間』より)

自分の身体に対するイメージ。

それが変わるだけで心身がいろいろと変化してきます。

多く蔵すれば、必ず厚く亡う。

(『老子』「四十四章」より)

お金も、物も、たくさん蓄えようとすると、それ以上のものを失うことがあります。

食事も、水も、おやつも、ジュースも、お酒も・・・

摂り過ぎに気をつけましょう。

自ら悪を作せば自ら穢れ、自ら悪を作さざれば自らが清し、

浄と不浄と共に己にあり、自ら他を清くすること能はず。

(『法句経』「自己品第十二」より)

自ら悪をなさば自ら汚れ、自ら悪をなさざれば自らが浄し、

浄きも浄からざるも自らのことなり、他者に依りて浄むることを得ず。

(「少林寺拳法、聖句」より)

武術には自己修養がたいせつです。

養生にもそれが言えますね。

どのように生きるか、自分で決めるべき時が必ずきます。

人間はガイアの一部でガイアと切り離すことはできないので、われわれの知性はガイアにとって新たな能力と力である代わりに、新たな危険でもあるのだ。

(ジェームズ・ラブロック『ガイアの復讐』竹村健一訳より)

レオナルド・ダ・ヴィンチも人体を地球の縮図とみなして、地球を人体の拡大モデルとみなしました。

天人相応。天人相関。

東洋哲学も、それにもとづく鍼灸医学、東洋医学も、基本は同じです。

人の身は父母を本とし、天地を初とす。

(貝原益軒『養生訓』より)

自分の身は、自分一人だけのものではない。

不養生して若死にでもすると、それは天地父母に対して不孝である、

と、益軒は言います。

長生きして、人倫の道を行い、喜び、楽しむことが大切です。

凡、薬と鍼灸を用るは、やむ事を得ざる下策なり。

飲食、色欲を慎しみ、起臥を時にして、養生をよくすれば病なし。

(貝原益軒『養生訓』より)

薬も鍼灸だけでなく、導引も按摩も同様です。

病気でもないときに、みだりに治療をおこなうことは上策ではありません。

まずは、朝夕歩き、労働して、座り、寝てばかりいることを避けること。

その上で、具合の良くないときは、治療の当否をよく知って選ぶことが大切です。

養気は医の至道なり。

(本居宣長「送藤文與還肥序」より)

気を養うこと、それが医療の至道である、

と宣長は言います。

どのように気を養うのか、

食べ過ぎない、

身体を動かして、でも、やり過ぎない。

思慮は常に少なく、

これが原則。

湯熨鍼灸(薬や鍼灸)は、あくまで真気を補助する治療法です。

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