八幡平の自然 ~アスピーテ日誌~

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10月7日「発電所&秘湯で地熱のパワー体感ツアー」開催しました

2016-10-12 15:07:28 | 八幡平ふれあいイベント

前日までの雨が嘘のように晴れ渡りました。
きっと6名の参加者様の日頃の行いのおかげです・・・ !


イベントタイトルのごとく、まずは地熱発電所の見学からスタート。
PR館で、発電所の概要や発電の仕組みなどのお話を伺います。 

澄川地熱発電所は今年で操業開始から21年。
標高約1,000mと、東北では一番の高所に位置しています。
最大出力は50,000kw。
八幡平ビジターセンターのある鹿角市の、約13,000世帯の電力が余裕でカバーできてしまいます。


発電所見学の案内人、東北電力(株)澄川地熱発電所 所長 髙橋市郎さん。
ここではいつも所長さん自らが案内をしてくれるのです!!


知ってるつもりであんまり知らない地熱発電の仕組みを
わかりやすく、ユーモアを交えて解説してくださいます。


今回はこの発電所の蒸気供給部門を担当する八幡平地熱(株)の阿部副部長さんも来てくださり、
発電のもととなる蒸気が通る井戸について教えてくださいました。 
井戸の深さは1,000m以上!そこを熱水と蒸気が自分の圧力で噴きあがってきます。


実際目で見て説明を受けると、その仕組みや地球の深部にある熱パワーの大きさがよくわかります。
皆さん真剣!


PR館の外にあった謎のオブジェ。
実は蒸気を電気に変えるタービンでした。巨大~


続いて建物見学です。
利用した蒸気を冷やしてまた地下に戻すための冷却塔。これまた巨大。口開けて見ちゃいますねぇ。


さきほどのタービンの羽の一部を持たせてもらいました。ずっしり重い・・・!

 
管理施設にみなさん興味津々。「今の発電量はどのくらい・・・?」


厳冬期も操業に支障が出ないよう、各施設は積雪6m・気温-20℃に耐えられる仕様になっています。
合間にはクイズも出題!正解した方には「所長さんと雪上車のツーショット写真」が贈られました(笑)。


登山道そばにある蒸気井戸を見学して、発電所見学は終了。
さらに地熱パワーを体感すべく、温泉の流れる沢「湯ノ沢」へトレッキング開始です!


ここからは、案内人を財団のスタッフ田中にバトンタッチ。解説を交えながら、秋の登山道を進みます。
湯ノ沢へ初めて行く参加者様は3名。楽しみですね~!


林の中はまだ緑が目立ちますが、木の上部の黄色とあいまって、これもまた綺麗です。 


いつも、今年の紅葉は去年と比べてどうだろう?などと比較してしまいがちなのですが、
紅葉の色は毎年その時の気候条件でしか出せない色。違いを楽しむのもなかなかいいものです。

 

 
視界が開け、眼下に湯ノ沢が見えてきました。


もう一つの地熱パワー体感ポイント、湯ノ沢に到着!
秋田焼山と毛せん峠の鞍部を源流とする、温泉の流れる沢。
通常の登山の際には案内人が必要な場所です。


お湯加減確認!いい塩梅です(*'▽')


もうもうと湯気の上がる川。いつ見ても驚かされる光景です。
コバルトブルーの湯だまりと、鼻に抜ける硫黄の香りでますます秘湯感UP。




せっかくだから、お昼ご飯でも地熱パワーを体感しちゃいましょう。
「あちっ!あちっ!」と騒ぎつつ、熱い温泉がぽこぽこ湧くくぼみに生卵セット。 


ウインナーも温泉で茹でまーす!参加者様も差し入れしてくださいました。


昼ごはんよりまずは秘湯でしょう、とばかりにさっそく入浴!いぇーい!


かけ湯をいたします~♪


注:ここは川の中です


こちらは最高の景色の中、足湯体験中。


のんびりと、思い思いの時間を過ごします。
卵は半熟温泉卵に。ウインナーも美味しくいただきました♪

 


・・・あれ?


スタッフ田中(マルクス闘莉王じゃないほう)、自らの身をもって秘湯体験中。


あくまでも「お客様に地熱のパワーを体感してほしい」という崇高な使命のもと、体験中。


あくまでも崇高な使命のもと・・・・・・


・・・・・・。


・・・すみません嘘つきました。満喫しまくりです。他の追随を許さない満喫っぷりです。 

 
1時間ほど秘湯を満喫し、来た道を戻ってきました。
と、発電所の冷却棟の上で誰かが手を振ってます・・・。


「おかえり~♪」
あっ!髙橋所長さんだ!!
サプライズのお出迎えにみんなびっくり&笑顔。どこまでもお茶目な所長さんなのでした。


温泉、オンドル湯治、電力と、身近な存在でありながら、意外と知らない地熱のこと。
火山の国に住む私たちは、そのパワーの仕組みをきちんと知って
自然を畏れ敬いながら、上手に利用していきたいなぁと感じました。

地熱発電に関しては、日頃不思議に思っていたことや素朴な疑問などを
髙橋所長さんと阿部副部長さんが丁寧に答えてくださり
私たちスタッフも「へぇ~」「ほぉ~」の連発でした。
予約が必要ですが、普段も5月上旬~10月下旬の毎週月・木曜日は一般の見学者を受け入れ・案内してくださっています。
(問い合わせ先:東北電力秋田支店企画管理部門 TEL 018-823-4945)
ぜひ、足を運んでみてください。

(かさい)

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