八幡平の自然 ~アスピーテ日誌~

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8月6日 秘湯「湯ノ沢」へ行こう!地熱エネルギー体感ツアーを開催しました。

2017-08-19 18:20:41 | イベント

8月6日 曇り

秘湯「湯ノ沢」へ行こう!地熱エネルギー体感ツアーを開催しました!

当日は澄川地熱発電所PR館に集合し、先ずは地熱エネルギーについて東北電力澄川地熱発電所の高橋所長に地熱エネルギーとは何かいろいろ教わりました♪

資料や映像で地熱エネルギーをご紹介!


初めての方にもとても分かりやすい説明で皆さん納得!!

澄川地熱発電所の模型も見ながら解説!

お次は実際に施設を見学することに!

先ずはPR館前で記念撮影!

タービンでかい!!

なかなか知ることができない発電所の内部を見学です♪

皆さんわくわく♪

冷却塔を見てます!

ここで地中から上げた蒸気は冷やされるとのこと。

タービンのプロペラの一部を持たせてもらいました!

なかなか重い!!

発電所の管理システムについても教えていただきました!

実は無人…

遠く離れた場所からでも管理ができるとのことです。

制御室には大きなコンピューターが!デカい!

 

発電所内の見学の後は敷地内の実際に掘っている場所へ

配管にタッチ!ここを蒸気が通ってるんですね!

 右手に見えるやぐらで地中1,000m以上掘っていきます。

 

 ここからもう一人の案内人のビジターセンター田中にバトンタッチ!

ここで準備運動をして登山道に入り、温泉が流れる湯ノ沢へ。発電所から1時間くらい登山道を歩いていきます。

エンレイソウ

春先イワカガミなどで賑やかだった登山道沿いは夏の姿に。

春咲いていたいろんな植物たちは実をつけていました。

 

夏の植物ツルリンドウ

葉っぱの下でひっそりと咲いていました。

雪解けの遅い湿原にはモウセンゴケ!

モウセンゴケの花も咲いていました♪

シラタマノキ(シロモノ)

イワハゼ(アカモノ)

 

この時期花は少なかったですがいろんな実が観察できました♪

 

道中、笹薮から「ガサガサ!」と音がっ!クマでした♪

みんなでいれば怖くないです!

笛や声など音をみんなで鳴らして遠くに行ってもらいました♪\(^o^)/

湯ノ沢に到着!

沢を登って湯の華が真っ白な場所へ♪

湯の華で真っ白!

ここを拠点にして長めの昼食&入浴タイムです♪

所々湧き出ている場所があり、ぬるい場所から熱い場所も!

ゆで卵もやりました♪

71.9℃!!あつ!!

早速入浴!

子どもより大人が楽しんでしまう♪

沢の深さや温度は入ってみないとわかりません!

皆さんお気に入りの場所を探しながら地熱を体感していました♪

滝壺は深い!

お気に入りの場所を見つけました!

すごい楽しそう♪

東京から来たインターンシップ生にも入っていただきました!

笑っています!(珍)※彼はあまり笑いません

八幡平っていいな~

クマも入っています。

 

あっという間に昼食&入浴タイムが終わり、湯ノ沢を後にします。

湯ノ沢沿いにある人工物を見ながら下山します。

ここには昔、叉一鉱山という鉱山があり、正面に見えているのは索道(ロープウェイやリフトのこと)です。

採掘した硫黄をここから索道で国道341号線まで下し、そこからトロッコで八幡平駅まで運んだそうです。

全盛期の湯ノ沢には売店もあったとのこと!

 

地熱を体感した帰りは、汗をかかないようにゆっくり先人たちが歩いた道を歩いて澄川地熱発電所へ向かいました♪

発電所に到着!

皆さんが帰ってくるのをずっと待ってた人がいます。

冷却塔の上から高橋所長が手を振ってくれていました!

無事全員ゴール!

発電所の見学と湯ノ沢で地熱を体感した地熱づくしの一日でした♪

天気も良くていいトレッキング&入浴日和♪

皆様お疲れ様でした。

 

いい~湯だった♪

(クマたな)

 

【注意】

※澄川地熱発電所には登山者用の駐車場はありません。路上駐車はご迷惑になるのでお止めください。湯ノ沢へは後生掛温泉から必ず地図を持って登山してください。

※このルートのみならず八幡平全域クマの生息地です。登山の際は2人以上でと音を鳴らしてあるいてください。

※澄川地熱発電所からの登山道は刈り払いはされていません。

※澄川地熱発電所の見学は予約制です。鹿角市HPからhttp://www.city.kazuno.akita.jp/kankousiseki/5.html

 

 

 

 


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2 コメント

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良かったですね (呑兵衛あな)
2017-08-20 16:43:05
S24生まれの私は、澄川温泉現役時代に入りました。
当時は赤川温泉も現役でした。
アスピーテは工事中の時代、後生掛温泉に行くとなると運が良ければ路線バス終点のトロコ温泉からジープに相乗りできましたが、通常は赤川-澄川経由で湯治の鍋を背負って行きましたっけ。
数十年前のテレビに、後生掛温泉の先代がテレビスタッフを引率して湯ノ沢付近で入湯していましたね。
続編を期待します
湯ノ沢 (湯浴み着)
2017-08-20 17:52:56
先日はお世話になりました。湯ノ沢が目当てだったのですが発電所の所長様の説明が思いのほか面白く両方とも大満足でした。
前は熊は怖いと思はなかったのですが、秋田での件から怖くなり1人での山行は躊躇するようになりました。フリーペーパーに魅力的なイベントがありますね。11月は冬だしなーと思い思案中です。

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