八幡平の自然 ~アスピーテ日誌~

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3月3日 自然観察会「ベコ谷地スノーシューハイキング」下見に行ってきました。

2017-03-03 17:24:33 | イベント

3月3日「ベコ谷地スノーシューハイキング」の下見に出かけました。

今日の天気はどうでも、当日が晴天だったら大沼展望地での景色はいいだろうなと考えています。

「秋田八幡平スキー場」から出発。

すっかりおなじみになりましたが、アスピーテラインからカーブミラー脇の雪壁を登ってコースに入ります。

「後生掛温泉」の看板もご覧のとおり、雪の壁に登るといつもと違うのも新鮮。

澄川の上流部に架かる怪しげな橋を渡ります。2mを越す積雪もあるので結構しっかりしています。

澄川に沿って進んでいますが、これは昨年までの夏道とは違う、冬ならではのコース取りをしています。

このシナノキの枯れ木は昨年、クマが冬ごもりしたのではないかと観察したところです。

大部分が雪に覆われていて、新しい爪痕は確認できません。それでも、誰かがこの洞を使用しているのであれば邪魔しないように・・・

   

ブナの凶作の年は、クマは木に登って実の収穫をして、その痕跡の一つがクマ棚です。

このあたりでもブナにはクマ棚が見えません。

これはミズナラに架かる昨年秋のクマ棚、ずいぶん高い所にあります。

ドングリはブナの実に比べると栄養価は半分ほどとか。

それでも、一杯食べたら同じだし、こちらの方が実も大きいので効率的かと。

嗜好の問題があるとすれば生き残れないのだろうなと考えつつ、今休眠中のクマにどれくらいの数の仔グマが生まれたものか、と考えています。

もう少し暖かい日が続いたら、ブナの花芽の観察もできるかもしれません。

今までとアプローチは違います。この沢状地形の左側斜面を登った所が「ベコ谷地」のヘリで、夏道はこの正面を右側から左側に通っています。

そしたら、ポッカリと、こんな空間に出ました。

ここだけ何にも生えていないヘリポートのようです。周りには枯れたブナが3本4本と見え、世代交代が進んでいる場所のようです。

足元には3m近い積雪があり、その下にはこの木たちの子孫や、若い木たちが自分たちの番! とばかりに雪解けを待っているのだと思います。

何度も来た「ベコ谷地」の吹きさらし。今日は「栂森」も「国見台」も見えません。

風もあるので小鳥たちの姿も見えませんが、オオシラビソに去年の球果の痕。軸だけ一杯残っています。

ついつい目が行きます。

こちらは、誰かがかじったダケカンバの枝先。

ウサギでしょうが、相変わらず、切れ味の鋭い刃物でスパッ、スパッとやっています。

「大沼展望地」に到着です。

「大沼」をちょうど反対側から見下ろしています。

当日はここに、テーブルとベンチを作り、大沼を見下ろしながらのランチをと、遊び心が・・・

気が付くと若いブナの目立つ場所です。毎年倒れる木があり、陽が射すことで生をつないでいく。

光を求めてひょろひょろと背伸びしていたものが、今度はボクの番!、いやボクが!!、とのやり取りが感じられます。

そんなことを考えながら、この斜面を真っ直ぐ下りると澄川林道ですが、斜めに進んで移動距離を短くしようと思っています。

 尾根状の地形を越すとフカフカの雪面。

風が木の上を吹き抜け、雪が降り積もるところのようです。

下るには格好の斜面。きっと誰かが滑りたがるだろうなと考えています。

 澄川に架かる橋まで来ました。

ブナ林はまだ冬の装い。一杯のキノコの痕や動物たちの食痕を見ました。

当日はこの森でどれだけの気づきがあるか、お聞きしたいものだと思います。

想像力をふくらませて・・・

   あべ

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