参議院・内閣委員会で質問(40分)

3月22日(木)内閣委員会(予算委員会質問の前日)で国会議員となり初めての質問をしました。

まず中川防災担当大臣に新型インフルエンザ対策について質問。                                                                                     私は民主党内閣部門会議で「新型インフルエンザ対策」の担当者で、今後、内閣委員会での「新型インフルエンザ等対策特別措置法案」の質疑も行う予定です。

次に古川国家戦略担当大臣に電力問題について質問。                                                                                                       「全ての原発が停止した場合でも夏に電力不足も料金値上げも起こさせないことが政府の方針である」という玄葉大臣発言に対して、「私も同様の認識を持っております」との古川大臣の昨秋国会答弁の再確認を求めました。古川大臣は「基本的にその方針」とややトーンダウンしましたが、「ピーク時の電力不足を回避することがこれは政府の責任」「予算措置や規制・制度改革などあらゆる政策を総動員してエネルギー需給の安定に万全を期す」と答弁。

次に東京電力の料金値上げ問題と関西電力の電力不足問題について質問。                                                                                                                      特に関西電力の電力不足問題で、関西電力の需給見通しと実績に400万kW以上のギャップがあり、私は「見通しの数字は、電力不足を誇張してPRするためにわざと低く見積もった虚偽、まやかしの数字だ」と指摘しました

これに対して、資源エネルギー庁の糟谷電力・ガス事業部長は、「御指摘のような、まやかしではないか、わざと低くしているんじゃないかと、そういうふうに誤解を招きかねないということは重々承知をしておりますので、今年の夏に向けて分かりやすい情報提供、丁寧な情報提供に努めていきたいと思っております」と答弁。

この答弁が、今回の質疑のハイライトで、これが3/23予算委員会での私の質問に対する枝野大臣答弁「今後、この夏に向けて需給見通しの作成方法や根拠について更に改善を求め、なおかつ分かりやすく情報提供をしていくように促してまいります」につながり、更に4/2予算委員会での「正確な情報を把握する必要があることから、電気事業法に基づいて罰則付きの報告徴収を電力会社にかけたい」との枝野大臣答弁となり、「今夏電力需給見通しに第三者の視点を入れる」という枝野大臣発言につながったのだと思います。

続いて、私がこれまでずっと提案し続けている原発に代わる最重要ベースロード電源として、最新型天然ガス・コンバインドサイクル発電LNG・MACCについて質問。                                                                        LNG・MACCに加えてUSC(超々臨界圧石炭火力)、A-USC(先進型USC)、IGCC(石炭ガス化コンバインドサイクル発電)も新たなるベースロード電源とするよう提言。

環境省に対しては、旧来の火力発電を最新型にリプレースする場合は環境アセスメント適用除外とすべきではないか、と質問したところ、白石総合環境政策局長が「アセスメント自体は行いますけれども、その手続きの迅速化ということは図らせていただきたいということで、今経済産業省ともお話をしているところ」と答弁。前日の質問レクでは、担当者が3年を1年半に短縮できると言っていました。

古川大臣に対しては、LNG・MACC等の海外展開を日本の国家戦略とすることを提案。古川大臣も「積極的に努力してまいりたい」と答弁しましたが、翌3/23の予算委員会での私の同じ質問(「原発の輸出ではなく」を付け加えて質問)に対して野田総理は「今、はた委員から御指摘いただいたところは、日本が強みを持つまさに環境配慮型の技術だと思います。積極的に海外展開を図っていきたいと思います」と答弁。これで、LNG・MACC等は日本の国家戦略となったので、私も積極的にプッシュしていきたいと思います。

最後に、漢方医学・漢方薬について質問。                                                                                                                                             私は漢方薬・生薬認定薬剤師の資格を有しており、漢方医学・漢方薬の推進はライフワークの一つです。                                                                                          今回は、私が議員になってからずっとご教示いただいている渡辺賢治先生(慶應大学病院漢方医学センター副センター長・慶應大学医学部准教授)の近著「日本人が知らない漢方の力(祥伝社新書)」の内容に沿って質問をしました。

まず、「新型インフルエンザに麻黄湯が効く」ということについて、厚生労働省・平山大臣官房審議官は「今後発生する新型インフルエンザにつきましては、病原性等が未知ではありますけれども、新型インフルエンザが発生した際には適切な診断の下で処方がなされ、初期のインフルエンザの諸症状に対して有効であることが期待されております」と答弁。                                                                                                                                                    この答弁を踏まえて、私は新型インフルエンザ対策のガイドライン等に、医師の処方の選択肢としてタミフル、リレンザ、イナビル等とともに麻黄湯等の漢方製剤を明記し、備蓄も検討することを提案していきたいと思います。

私は古川大臣に                                                                                                                                                                                         「古川大臣、お聞きの通りなのですが、私は薬剤師、ケアマネジャーなんですが、特に漢方薬・生薬認定薬剤師の資格を持っております。日本には日本独自に発展した漢方という素晴らしい医学があり、日本の医師は西洋医学と漢方とを併用することができるのです。病巣だけ診るのではなく、全身、そして生活のバックグラウンドまで診る全人医療である漢方は総合医に最もふさわしい医学であり、西洋薬と比較して価格が非常に安い漢方薬を上手に使うことは医療費の抑制にもつながります。                                                                                                                                                                     中国は、中国の伝統医学である中医学の国際標準化を国家戦略としています。また、漢方の原料である生薬の甘草と麻黄に輸出規制をかけています。                                                                         古川大臣、御担当の新成長戦略と医療イノベーション会議では、日本発の革新的医薬品の創出と医療・介護技術の研究開発が求められており、私は、漢方、漢方薬こそ、日本の新成長戦略、クールジャパンの重要な柱だと確信していますが、古川大臣に是非積極的な御検討をお願いしたいのですが、いかがでしょうか」                                                                                と質問しました。

古川大臣は、「自分もどっちかというと漢方派で、風邪をひくとまず葛根湯を飲む」と言われましたが、漢方=漢方薬と理解され、漢方すなわち漢方医学が「ルーツは同じでも中国の中医、韓国の韓医とは別に、日本独自に発展した日本の伝統医学である」ということが、残念ながら十分に伝わらなかったと思います。これまで厚生労働省は統合医療の中の一つとして漢方を位置付けてきました。そのことを否定するものではありませんが、漢方は西洋医学と併用されるべきものであり、全人医療・総合医学として世界に展開することを日本の国家戦略にすべきだと、私は思っています。まずは近い将来、厚生労働省に統合医療課を創設し、そこに漢方推進室を創設することを目指します

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