TPPではなく、日本主導のRCEPを!(アールセップ/東アジア地域包括的経済連携=ASEAN+6)

私がTPPに強く反対する理由は、以下の6つです。
1.グローバリズム=強欲資本主義の協定で、1%の利益となっても99%の不利益となる

2.日本農業の自給率・自給力の著しい低下

3.GMO遺伝子組み換え食品・成長ホルモン畜産品等の流通拡大

4.著作権の消費者不利益(保護期間70年、非親告罪、法定損害賠償、ネット規制)

5.ISDS条項(投資家対国家の紛争処理)
→例えば、日本政府の子宮頸がんワクチン勧奨中止政策に対して、ワクチンメーカー(外国企業)が1千億円以上の損害賠償請求をする可能性

6.徹底した情報非公開

私は、以前からTPPには強く反対でしたが、
「(現在交渉が継続している)RCEPをまず締結して、その後、TPP参加国を含めて、FTAAP を構築していくべきだ」と、主張してきました。グローバリズム(強欲資本主義)ではない、公平・公正な国際経済のルールは必要です。

※RCEP
アールセップRegional Comprehensive Economic Partnership/東アジア地域包括的経済連携

※FTAAP
エフタープFree Trade Area of the Asia-Pacific/アジア太平洋自由貿易圏

最近では、RCEPについても、安倍政権が主導してTPPのルールを持ち込もうとする動きがあり、私のTPP反対理由の特に次の3項目、
1.グローバリズム=強欲資本主義の協定で、1%の利益となっても99%の不利益となる
5.ISDS条項(投資家対国家の紛争処理)
6.徹底した情報非公開
については、要注意だと思います。
2.日本農業の自給率・自給力の低下3.遺伝子組み換え食品・成長ホルモン畜産品等の流通拡大4.著作権の消費者不利益も、勿論あってはなりません。

RCEPは「ASEAN+6」と言われるASEAN10ケ国と日本・中国・韓国・インド・オーストラリア、ニュージーランド6ケ国の枠組みです。

※ASEAN10ケ国
インドネシア、カンボジア、シンガポール、タイ、フィリピン、ブルネイ、ベトナム、マレーシア、ミャンマー、ラオス

当初は中国の提案で、ASEAN+3(日本・中国・韓国)の動きが先行したのですが、日本の提案で、印・豪・NZを加えたASEAN+6の動きが進み、2012年4月のASEAN首脳会議声明に基づき、2012年11月にRCEP交渉開始が宣言されたのです。「ASEAN+6」は、中国の「ASEAN+3」に対する、日本の構想だったのです。

RCEPが実現すれば、人口約34億人(TPPは約8億人)の広域経済圏となります。FTAAPは、APEC加盟の21の国・地域による貿易圏構想です。

※APEC(エイペック)Asia-Pacific Economic Cooperationアジア太平洋経済協力
参加の21国・地域:ミャンマー・ラオス・カンボジアを除くASEAN+日中韓豪NZ、アメリカ、ロシア、カナダ、チリ、メキシコ、ペルー、パプアニューギニア、台湾、香港

私は、RCEPは、各国の消費者・市民も含めて、winwinの関係を構築しなければならないと思います。特に食と健康の安全・安心と農業については、企業利益中心の貿易ルールではなく、一定の国境措置が必要で、それを国際標準にすべきだと思います。

安倍倍理は、TPPを中国に対抗する安全保障政策(中国包囲網)とも位置付けていますが、それは間違いだと思います。むしろASEAN+6やAPECの枠組みで、安全な輸送路の確保、国際法の遵守等のルールをつくり、中国がルール違反を犯せば経済制裁する仕組みをつくるべきです。そして、いずれはAPECを、アジア太平洋の地域的集団安全保障体制の構築に、つなげていくべきだと思います。

外務省ホームページより
RCEP

APEC

 

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