片田舎

田舎の生活習慣、家庭菜園、自然環境などを写真を掲載しながら綴ってみたい。

ふたりのじいさん

2013年12月30日 | 生き物

ニワトリをもらった翌日、世話好きのじいさん二人が、ニワトリ小屋にやってきた。世話して連れてきたニワトリを外部からの攻撃から守らなければならないと、大工道具持参で補強してもらった。
隅の方の小さな穴は、金網でふさぎ、ブヨブヨのタキロンでふせ合わせた扉は、自分の家に在った不要なガラス戸を持ってきてもらった。
      
        (二人で補強)                (頑丈なガラス戸)
下の扉jは強風で壊れかけていた。戸締りがしやすくなり、カギも頑丈にしてもらった。
      
        (今までのタキロン戸)          (勢いのあるエサ争い)
10羽もらったが、みな元気がいい。葉っぱもよく食べる。それだけにタマゴをよく生む。
      
        (食べられるところは皆食べる)        (毎日平均8個)
以前飼っていたチャボはえさだけ食べて、ちっともタマゴを生まなかったが、この鶏はほんとによく生む。そのかわり、わたしを恐がらず、手をつつくこともある。


障子張替え

2013年12月25日 | 行事

年末の大掃除のうち、障子の張替えはじいさんの仕事。昨年はまあまあきれいだったので、そのままであった。今年はなんとかせねばなるまいと、ゆっくりゆっくり始めた。
       
かなりひどい破れである。ネコが引っかいたり、出入りすることもあって、二年目は見過ごすわけにはいかない。この障子戸を廊下まで出さねばならないが、はずすのがたいへんだった。年々ネダが落ちて開き閉きするのも難儀になっていた。この障子戸を外すとなればまたたいへん。バールを持ち出し、二人がかりでやっと外した。
はめるのが一段と大変になるので、上の部分をカンナで削った。
その後障子紙をはがす。
        

       
障子戸のさんに霧を吹きかけると、調子よく障子紙が、はげていく。きれいにはげたところで買って来た一枚ものの障子紙を載せ、アイロンをかけた。
          
こうして8枚の障子戸ができた。すっきりした。もう一部屋8枚張替えが残っている。

ほこりのたまった、障子戸のさんを雑巾で拭きながら、 ずいぶんお世話になったと思った。湿気の多い日本の風土にあった障子だそうだ。湿気の多い日は、障子紙が水分を吸い取り、空気の出入りを少なくし、乾燥した日は通気をよくしてくれると。畳にしても湿気を調節してくれると言う。
先人はありがたい和風建築を考えてくれたものだ。

 


地域児童センター

2013年12月24日 | 子ども体験教室

木浦市で最後に訪問したのは「ノランナラン地域児童センター」。昨年2月訪問した。狭い部屋に多くの児童が利用していたようだった。施設としては狭いところだったが、今回は別の場所(100Mほど離れたとこ)に移転していた。
   
 (ノランナラン地域児童センター)     (センターの概要説明)   
   
 (活動内容の説明、プロゼクターでプレゼンテーション) (学用品やおかしのおみやげ)
遊び、文化プログラムとして、水泳、遊園地、島体験、誕生パーティー、歯科検診、健康診断等を地域と連携してやっている。
   
 (異年齢の子ども達に上の学年の者が配ってやる) (少し懇談)  
小学5年までは5時までだが、共働き家庭で迎えにこれない家庭は、9時まで延長できる。高校生は9時まで勉強できる。夜間補助もできる。給食は無料。

親が安心して働けるように、支援の輪がつくられているようである。こんな受け皿が必要である。日本の都会の児童施設は、不足し、待機児童がものすごく多いと聞く。ちょっとうらやましい。


食欲旺盛

2013年12月21日 | 生き物

         
5~6羽ぐらいと思っていたら、10羽も。それも前回飼っていたのより大きい。世話をしてくれた人は、野菜や穀物をたっぷり持たせてくれた。大きな鉢にたくさん米粒(出荷されない粒)を入れた。ケンカしながら、競って食べる。すごい勢いである。
         
野菜ももらってきたが、器にいっぱい入れてやった。これにも下から飛びつき、上からつつく。明日また入れなくてはと・・・・
          
ところが1時間もせぬうち、はちのえさは空になるし、器の野菜もほとんどない。
          

2~3日前、採って来ておいたホウレンソウがあったが、これから食欲旺盛なニワトリたちに追い回されそうな感じがする。タマゴをたくさん期待してるぞ。

 


誕生日

2013年12月18日 | 家族

家内は12月生まれである。多忙でゆっくりお祝いをしたことがない。家庭内のことはよく世話してくれており、感謝している。日ごろの苦労にねぎらいのことばをかけることも無い。せめて1年一回の誕生日ぐらいは、プレゼントでをやろうと、考えていた。息子にも感謝の気持ちがあれば、いっしょにやろうともちかけた。早速花屋さんに行き、2日前注文だけしておいた。

   
メッセージカードを2枚もらい、息子と二人で、書いておいた。

   
二人そろったときに贈ろうと思っていたが、その日用事で息子は夜遅く帰ってきた。
帰ってきた息子から「誕生日、おめでとう!」と。

それまで「ウチの誕生日は、だーーいもおぼえとらん」と不機嫌だった顔が、予想してなかったことで、満面の笑みに変わった。たまには、こんなことをしなくては・・・。


冬支度

2013年12月16日 | 植物

ずいぶん寒くなってきた。ビニルハウスはとっくに設置したが、中身は空っぽ。そろそろ入れないと霜からやられてしまうと思い、天気のいい日に入れ込むことにした。玄関においていた棚のものをほとんど入れた。中は、おしあいへしあい・・・詰め込めるだけ詰め込んだ。水をかけるのが難儀だ。

                
サーモスタットつきの暖房器具も設置。これで一安心。
       
ついでにアロエにビニルを被せて保護した。  右は皇帝ダリア。どこの家でももうたくさんの花をつけているいるのだが・・・。家のは今年初めて苗をもらってきたので?まだこれからというところ。支柱を立て、倒れないよう支えてきた。

来年はひとまわり大きく成長し、独り立ちできるのではと、期待している。

              

 


小学校訪問(木浦市)

2013年12月13日 | 

教育長訪問後、昼食。海鮮鍋をみんなでつついていただく。にんにくは入れてなかったようだ。

    
   (料理店)               (カニ、貝などの鍋料理)
ミハン小学校の玄関には、ハングル文字と日本語で案内歓迎してもらう。
    
  (案内板)      (校長先生の話と佐賀県職員・木浦在勤の職員さん)
まず校長先生のミハン小学校の児童数など概要を話してもらう。通訳は佐賀県庁職員で韓国に今年4月から派遣された方。1年満たぬうちにていねいに日本語に訳されてくださり、ありがたいことだった。女の教頭先生が、学校の重点目標、取り組んでいることなど話された。
心の教育、外国語教育(グローバルな人材育成)、電子機器(ITC)教育などに力を入れていることを話された。
  
 (外国語の授業)          (ICTを活用した授業)    
教室の様子を参観することを許可してくださり、この目で確かめられた。外国語は二人で担当。日本のALTにあたる教師と担任教師。担任だけではイントネーションなど少し違った発音になったりするが、外人の方が配置されて、正確な発音、会話を聞くことによって正しく体得していくように、と配慮されていた。
また教室の前にスクリーンがあり音楽を聴きながら子ども達が、いろいろ反応していた。(韓国語は分からない)
    
 (体育館で)             (給食室・ここで全校児童が交代制で給食)
バンブーダンスの練習中。心一つにしないとできない競技。
給食は地産地消。地元の生産物を新鮮なまま使って料理をするとのこと。地元の生産者が持ち込む。子ども達も喜んで食べているとのこと。
   
  (北朝鮮との交流の願い)   (小学校の先生方と)  
廊下には二つに分かれている国をいつかは統一して欲しいという願いを、絵画に表現している。民族の悲願達成は、世代を超えての願いなのだと。

小学校の先生達・児童を近くに感じられる学校訪問だった。


環境悪化?

2013年12月10日 | 行事

毎月第2日曜日は道路沿いのゴミ拾いの日。
10月は町民運動会、11月はため池の周りの草払いと2ヶ月休みだった。久しぶりの実施である。
   
7:00集合になっているから、公民分館長のわたしは、6:40になる頃、地域内放送の集合の曲を鳴らす。日の出前で、まだ薄暗い。音楽放送を鳴らしはするものの、離れていると流す音楽は聞こえないし、スピーカーの向きによっては、うるさいほどに高かったり・・・思うように放送は聞こえていない。でも地域の人は7時頃には集ってくれる。
体育部長がラジオ体操を指揮してくれ、全員で体を動かす。終わったら、区長の話し、町の行事(元日は、初日の出の参拝、成人式の紹介など)を紹介する。
その後、ゴミ袋を持って、道路端のカン・ゴミなど広いながら帰ることになる。 
   
地区内の美化に、月一回協力している。以前は女の参加が多かったが、朝食準備のため、男の参加がほとんどになってきた。

家を出るときは、日の出前であるが、行く途中朝日を浴びることになる。この日は雲ひとつ無い天候で気持ちいい朝となった。


自然と親しむ教室(子ども体験教室)12月②

2013年12月09日 | 農作業

ハクサイの虫退治が終わり、次はタマネギの苗植え。10日前に石灰を撒き、土を消毒しておいた。昨日は小型耕運機で混ぜ合わせ、植えるばかりにしておいた。一人に10本ほどの苗を配り、植える場所を決め、植えさせた。
「大きくなりますようにと長いながら植えるんだよ」と、棒で穴をほがし手本を見せた。

    

みんな無駄口もなく、一心に植えた。1年前の男の子達は、支柱をやればチャンバラしたり、走り回ったりでこちらの言うことを聞いてくれなかったが、最近はほんとにしっかり仕事に励んでくれる。役目ずましになっている子はいない。感心する。

最後は、一人一本の大根の収穫である。持ち帰りできるとあって、大きいのを選び、引き抜く。自分で収穫したのは大事なもの。水道の水でよく洗う。少し冷たかったが、平気平気!
    
洗い終わったら、今日の反省。「紙芝居がおもしろかった」「大根が抜けなかった」「タマネギ植えるのが、楽しかった。」・・・
ビニルシートの上でアメを前に・・・これこそまさに「アメにムチ」「反省を言えないとアメがないよ」と催促。
昨年、感想が言えなかったが、今年はすんなり恥ずかしがらずに言える。ここにも成長の跡。

   
迎えに来てもらうが、残った二人の子に道具の後始末を頼む。私が洗っていると、自分もたわしを持ってきて洗う。先生のしているまねをする。この子の学ぼうとする姿勢に、ここでも感心!・・・

何気なく接している子どもから、感心させられ、学ばされ、ほんとにすばらしい子ども達。


自然と親しむ教室(子ども体験教室)12月①

2013年12月07日 | 野菜

月一回の「自然と親しむ教室」である。9:30からではあるが、早いものは9時頃寄り始める。子どもは遊びの天才。あいている一輪車で鬼ごっこが始まったり、狭い通りにくいところをわざと運転したり・・・。
今日の仕事内容は少ない。時間が余るかもしれないから、紙芝居をしてやった。
     
  (楽しい一輪車運転)       (紙芝居)
みんなしーんとして見ている。見えないから膝を立てて見ている者もある。ゲーム機に夢中になる子達が、一枚の絵に魅せられて・・・。生の声にひきつけられて・・・。
   

紙芝居が終わり、いよいよ仕事である。
まずはハクサイの中にいるヨトウムシやアオムシ退治である。たくさん採った人には、アメのごほうび。みな張り切って捜してくれた。霜が下りるこの時期にも、動きこそ鈍いが、死なずに生きている。したたかである。来月のハクサイ料理のために・・・。

   

前半はここまで。休憩。