⑤母の入院と妹の手術
最後はちょっと深刻な話。
母の病気はね…メンタルだからね…命がどーこーじゃないからね…
昨年に続いての入院騒動に、「いい加減にしろよ、オラ」と口に出さずにいられない。
妹の手術は2月の予定。
母から軽く話を聞いてはいたものの、その深刻さがイマイチ伝わってきてなくて、妹からの電話で真実がわかりました。
ちょっとね…心配な状態だった。こっちは命がどーこーだから。
メンタル病んで騒いでいる母なんか、正直どうでもよくなった。メンタルじゃ死にゃあしないだろ、勝手にやってろ、って。
今まで聞いていた断片的な情報では、「ああ、それね。知り合いが何人かやったやつ。出産経験ないとどうしてもねー。リスクあるからねー。でも、切っちゃえば心配ないらしいじゃん。平気っしょ。」くらいの感じだったんだけど、それを越えてました…
妹は最初こそ電話口で泣きじゃくったものの、だんだん落ち着きを取り戻し、「子供がいないから残す家族が少なくて良かった、って思うようにする。でも、子供がいなくても、私はまだまだ生きたい。」って言ってた。
妹は結婚が遅くて、てっきり子供は望んでいないのだと思っていたら、不妊治療を始めるくらい子供を望んでいて、医者に不妊治療をやめて治療に専念するよう説得されていたのに、子供をもつことにこだわってしまった結果、病状を悪化させてしまって。
その判断をすごく悔いていたけれど、「その時はそれがベストだと思ったんだから。」としか言えなかった。
幸い、と言っていいのかどうか、症状はまったくなく(だから油断を招いた)妹は至って元気。年明け早々、手術に備えた検査が始まります。
検査の段階でどれだけの状態なのか予測していくとはいっても、結局は手術で開いてみないと状態は確定しないらしい。手術してみて、心配していたほど悪くないのか、それとも余命宣告されるほど悪いのか、はっきりするらしい。
手術は10時間近くかかる大がかりなもの。私が母のことや家庭や仕事で忙しいから、「旦那とお姑さんが付き添ってくれるから、実家からはいいから。」と言ってたけど、「そういう問題じゃない。その日は会社休んで最優先で行く。」と伝えました。付き添ったところで何もできないけれど、こんな重大事を他人(←婚家のことね)だけに任せられないじゃん!
信用してない、とかではないけどさ、やっぱり肉親としての心情があるわけよ。実家の両親はじいさんヨボヨボだし(一応健康だけど、大病経験があるため元気な老人とはほど遠い。)、ばあさんはメンタル不安定ときたら、しっかり者の長女(←私のこと)の出番でしょう!
あ、正直いうと婚家のことはちょっと信用してない。
お姑さんがそこそこ知名度のある宗教の熱心な信者であることが結婚後にわかり、妹にも熱心に宗教活動を勧めてくる迷惑ばあさんだから。それが原因で一時期妹もメンタルやばかったことがあるくらい。
「お祈りが足りないからこういうことになるんだ。」とか言いかねないばあさんだから、睨みをきかせるためにも行くっ。
でも、この宗教ばあさんとチョー無口な妹のダンナさんとの3人で10時間一緒は無理…
妹も「お姉ちゃん、あの2人と一緒にいられないでしょう?」と案じてくれてます…なんで、2人とは距離を取りながら、妹の手術の成功を祈ることになりそうです。
「タバコも酒もやって不健康極まりなかったお父さんより、若い頃から健康に気遣ってきた私が先に死ぬかも知れないなんてねぇ…。」と力なく言うから、「そうだよ!そんなの絶対ダメ。アル中までやった、あんな滅茶苦茶なじいさんの方が長生きなんて、そんなのおかしいから。」と強く言った!
今ではすっかりおとなしくなったじいさんだけど、過去の悪業を思えば、これくらい言われても仕方ないのだ。
今は「曇り時々雨」の妹の心に、青空が広がることを祈って…。
最後はちょっと深刻な話。
母の病気はね…メンタルだからね…命がどーこーじゃないからね…
昨年に続いての入院騒動に、「いい加減にしろよ、オラ」と口に出さずにいられない。
妹の手術は2月の予定。
母から軽く話を聞いてはいたものの、その深刻さがイマイチ伝わってきてなくて、妹からの電話で真実がわかりました。
ちょっとね…心配な状態だった。こっちは命がどーこーだから。
メンタル病んで騒いでいる母なんか、正直どうでもよくなった。メンタルじゃ死にゃあしないだろ、勝手にやってろ、って。
今まで聞いていた断片的な情報では、「ああ、それね。知り合いが何人かやったやつ。出産経験ないとどうしてもねー。リスクあるからねー。でも、切っちゃえば心配ないらしいじゃん。平気っしょ。」くらいの感じだったんだけど、それを越えてました…
妹は最初こそ電話口で泣きじゃくったものの、だんだん落ち着きを取り戻し、「子供がいないから残す家族が少なくて良かった、って思うようにする。でも、子供がいなくても、私はまだまだ生きたい。」って言ってた。
妹は結婚が遅くて、てっきり子供は望んでいないのだと思っていたら、不妊治療を始めるくらい子供を望んでいて、医者に不妊治療をやめて治療に専念するよう説得されていたのに、子供をもつことにこだわってしまった結果、病状を悪化させてしまって。
その判断をすごく悔いていたけれど、「その時はそれがベストだと思ったんだから。」としか言えなかった。
幸い、と言っていいのかどうか、症状はまったくなく(だから油断を招いた)妹は至って元気。年明け早々、手術に備えた検査が始まります。
検査の段階でどれだけの状態なのか予測していくとはいっても、結局は手術で開いてみないと状態は確定しないらしい。手術してみて、心配していたほど悪くないのか、それとも余命宣告されるほど悪いのか、はっきりするらしい。
手術は10時間近くかかる大がかりなもの。私が母のことや家庭や仕事で忙しいから、「旦那とお姑さんが付き添ってくれるから、実家からはいいから。」と言ってたけど、「そういう問題じゃない。その日は会社休んで最優先で行く。」と伝えました。付き添ったところで何もできないけれど、こんな重大事を他人(←婚家のことね)だけに任せられないじゃん!
信用してない、とかではないけどさ、やっぱり肉親としての心情があるわけよ。実家の両親はじいさんヨボヨボだし(一応健康だけど、大病経験があるため元気な老人とはほど遠い。)、ばあさんはメンタル不安定ときたら、しっかり者の長女(←私のこと)の出番でしょう!
あ、正直いうと婚家のことはちょっと信用してない。
お姑さんがそこそこ知名度のある宗教の熱心な信者であることが結婚後にわかり、妹にも熱心に宗教活動を勧めてくる迷惑ばあさんだから。それが原因で一時期妹もメンタルやばかったことがあるくらい。
「お祈りが足りないからこういうことになるんだ。」とか言いかねないばあさんだから、睨みをきかせるためにも行くっ。
でも、この宗教ばあさんとチョー無口な妹のダンナさんとの3人で10時間一緒は無理…
妹も「お姉ちゃん、あの2人と一緒にいられないでしょう?」と案じてくれてます…なんで、2人とは距離を取りながら、妹の手術の成功を祈ることになりそうです。
「タバコも酒もやって不健康極まりなかったお父さんより、若い頃から健康に気遣ってきた私が先に死ぬかも知れないなんてねぇ…。」と力なく言うから、「そうだよ!そんなの絶対ダメ。アル中までやった、あんな滅茶苦茶なじいさんの方が長生きなんて、そんなのおかしいから。」と強く言った!
今ではすっかりおとなしくなったじいさんだけど、過去の悪業を思えば、これくらい言われても仕方ないのだ。
今は「曇り時々雨」の妹の心に、青空が広がることを祈って…。