人生は紙飛行機!?

私もあさちゃんのように…飛んでいけ!飛んでみよう!

ひこうき雲

2016-12-13 22:52:51 | 日記
「空に憧れて、空をかけてゆく
あの子の命はひこうき雲」

あの日、珍しく朝からひこうき雲が見れました。
綺麗な青空に、突き抜けていくひこうき雲。
ちょうど家を出たところの私と長女は、しばし見とれました。「久しぶりに見たなぁ。ひこうき雲。」
そんなたわいもない会話をした、あの日の朝。

長女の同級生の男の子が、天国に旅立ちました。
すっごく頭のいい子で、しかも優しい。
たいていの男子のことを見下している長女が、「あんないい子はいない。」と大絶賛していた男の子でした。

学校で同じクラスになったのは少なかったけれど、幼稚園から一緒で、塾のクラスが一緒。
体調崩して学校を休みがちになっても、変わらず成績優秀で。塾にも来れなくなってしまったけれど、一番上のクラスにずっと在籍してました。

どんどん弱っていく様子が気になったけど、「命に関わる病気じゃないらしいよ。」としか聞いてなかったので、突然の訃報にただただ驚きました。「命に関わる病気だったのか。」と。

すごく勉強のできる子だったから、入院中も自分で勉強をどんどん進めちゃって、お見舞いに行った担任が、「学校と比べて進みすぎだから、やめるように。」とストップかけた、なんて武勇伝もありました。

元気だったら長女と同じ高校を志望校にしたはずで、他の仲間と一緒に切磋琢磨し合って、合格を目指したはずだったのに。

斎場に飾ってあった思い出の写真を見て、元気な様子に、「なんでこんなことになってしまったんだろう。」という思いがずっとしていたんだけど、最後のお父様の挨拶で、深刻な診断がついてから3年半、精一杯頑張って生き抜いたのだと知って、また泣いた。元気そうに見えたあの時も、重い病と闘っていたのね。

最後のお別れの時、お母様に、「うちの娘に、S君の分まで勉強させるから。S君も受けるはずだったあの高校に合格できるように、もっと勉強させるから。」と言葉をかけると、「もっともっと勉強したい。ってずっと言ってたの。」って。S君らしいその言葉に更に涙。

長女も私に言われるまでもなくその自覚はあって、「あの高校に合格することが供養になるはずだ。」と同じ塾に通うお友達と誓い合ったそうです。
なので、お通夜に参列した日も、終わってから、塾の自習室に行きました。1時間半くらいしか自習できなかったけど、わずかな時間も無駄にできないという覚悟をもって。そんな子が長女を含めて4人いました。

訃報を聞いた日の夜、ユーミンが早世した友達を思って作った曲、「ひこうき雲」を思い出したんだけど、その時、「今朝のひこうき雲は、S君から同級生へのお別れのメッセージだったんだ。」って思った私。
亡くなって1時間経つかどうかの時間に見た、あの見事なひこうき雲。うん、そうだ、そうに違いない。と確信を持って長女に伝えると、「なに、1人でポエムしてんだよ。」とつれなかったけれどね。
私はあのひこうき雲は最後のメッセージだったのだと信じてるから。

春にいい報告ができるように、頑張るからね。
中学校も一緒に卒業したかったね。
ご冥福をお祈りします。

あの日の空とは違うけど。
神宮外苑のイチョウ並木は今年で見納め。
綺麗な青空にイチョウが映えます。
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