中小企業の「うつ病」対策ー人、資金、時間に余裕がない

企業の労働安全衛生、特にメンタルヘルス問題に取り組んでいます。
拙著「中小企業のうつ病対策」をお読みください。

当然ですが、いい和解です

2017年02月22日 | 情報

西濃運輸がうつ病発症の元運転手と和解 パワハラ謝罪
2017年2月11日 朝日

物流大手「西濃運輸」(本社・岐阜県)の元従業員の男性(51)が、長時間労働やパワーハラスメントでうつ病になったとして、
同社と上司2人に計約1億円の損害賠償を求めた訴訟が10日、大阪地裁で和解した。
会社側が責任を認めて謝罪し、解決金2600万円を支払う内容という。
訴状や和解条項などによると、男性は大阪府の西濃運輸摂津支店で、2007年から長距離輸送のトラック運転手として勤務。
時間外の労働時間は11年6月までの1年間で月平均約120時間に上り、190時間の時もあった。
男性は11年6月、三重県内の高速道路を走行中、並走していた車から「当て逃げされた」と警察に通報された。
男性は身に覚えがなく、車体に傷がないことから「事実無根」と否定したが、上司は通報者が得意先だったため、
当て逃げを認めて謝罪するよう強要。
男性は納得できないまま従ったが、上司はその後も激しく叱責(しっせき)し、
反省を促すという理由で3日間の草刈りを命じたこともあった。
男性は翌月にうつ病と診断され、休職。長時間勤務や上司の言動が原因だったとして14年6月に提訴した。
男性は同年12月に退社し、現在も治療を続けているという。
和解条項では「確認を十分せずに事故と断定し、警察への申告や炎天下での草むしりを強制し、深刻な精神的打撃を与えた」として
上司2人が男性に謝罪。会社は「長時間の過密労働に従事させながら心身の健康に配慮しなかった」とうつ病発症の責任を認めた。
男性は同居する女性(55)と時々外出するが、帰宅すると必ず体の痛みを感じ、数日間ベッドから動けなくなるという。
朝日新聞の取材に対し、「会社が非を認めてくれたのはありがたいが、
長引きすぎた。今回の和解を社員の待遇改善に生かしてほしい」と話している。
西濃運輸は「元社員の方の意向を尊重し、早期解決が最良と判断し和解することとした。
同様の事例が起きないよう社員教育などに努めてきたが、今後も一層取り組みを強化する」とコメントした。

西濃運輸「パワハラ」2600万円支払いで和解
読売新聞 2/14

トラック運送大手・西濃運輸(岐阜県大垣市)の元従業員の男性(51)が
上司のパワーハラスメントや長時間労働でうつ病を発症したとして、同社と上司2人に約1億円の損害賠償を求めた訴訟があり、
大阪地裁で和解が成立した。
10日付。同社と上司が解決金として2600万円を支払う。
訴状によると、摂津支店(大阪府)でトラック運転手をしていた男性は、月100時間を超える時間外労働を強いられたほか、
2011年6月には、当て逃げ事故を起こしたとして上司から職場の草むしりを命じられ、その直後にうつ病を発症。
男性は12年6月に労災認定を受けた。
和解条項では、男性が当て逃げ事故を否定したにもかかわらず、十分に確認しないまま、草むしりを命じたことなどを上司2人が謝罪。
同社も、長時間労働によって、うつ病を発症させた責任を認めた。
西濃運輸は「同様の事例が起きないよう社員教育を一層強化する」としている。

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