中小企業の「うつ病」対策ー人、資金、時間に余裕がない

企業の労働安全衛生、特にメンタルヘルス問題に取り組んでいます。
拙著「中小企業のうつ病対策」をお読みください。

2年目の「ストレスチェック」⑨

2017年06月02日 | 情報

Q8.ストレスチェックでは、何ら問題のなかった従業員が、その後、うつ病を発症して休職してしまった、なぜですか?

A8.推測ですが、ストレスチェック用紙に回答を記入する時点で、当事者は、うつ状態だったのでは?
うつ病り患者は、「病識」がないので、質問用紙に自分の現状を正確に答えることができなかったのでは、と推測します。
ところで、ストレスチェック回答用紙に、すべての受検者が現状を正確に回答しているのか?
皆さんはどうお考えですか? 解答は、かなりの確率で「否」でしょう。
あえて、問題がないように回答した、誤解して正反対の回答もあった、意識より高めに回答した、
どうでもいいと回答した、等々です。みなさんは、現実に結果をどのように受け止めていますか?
当職は、あるEAPでは、データを参照しながら、回答の「信憑性」についても調査していると、直接に説明を受けています。
このことは、後ほど述べる職場環境改善にも、影響を与えることになるのです。

〇また、ストレスチェックは、予防医学でいう「1次予防」が目的です、
精神疾患にり患している、り患する可能性がある受検者を発見するための、スクリーニングではありません。
あくまでも、受検者の気づきを促すために実施するのです。
がっかりさせて申し訳ありませんが、
2次予防ではありませんので、「その程度の期待でしかない」と、考えてください。

 

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