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hostnameは、危険コマンド

2010-04-04 16:44:18 | Linux
 私の仕事は、サーバ系(主にLinux系)の保守・監視業務を行っている。
 保守業務を行っていると、サーバに対して様々なコマンドを打って、状態確認等を行うのだが、その時、チョトだけ知っておくと良い豆知識?を少し書いておこうと思う。

 サーバにて、コマンド投入を行う場合、いくつかの確認コマンドを投入するのだが、その中でも、重要な項目の1つが、ログインしているサーバが目的のサーバであるかの確認である。

 大半の人は、サーバ名の確認=ホスト名のことなので、ホスト名を確認するためのコマンドとして、利用されるのが「hostname」コマンドなのでは無いだろうか?
 一般的には、このhostnameコマンドでOKなのだが、サーバの保守/運用者となるとこのコマンドは利用を避けるべきコマンドの1つである。
 なぜなら、この「hostname」コマンドは、「現在のホストシステムの名前を設定・表示する。」コマンドだからである。そう、「hostname」コマンドは、誤って使用してしまうとホスト名を変更してしまうコマンドなのだ。
 しかも、下記のようにうっかり「半角スペース」を入力して適当にキーボードに当たったホストネームが変更されてしまうのだ・・・。
   例:[hostname hogehoge]

 このようなオペレーションミスを避けるために、ホスト名表示させるコマンドは、読込み専用コマンドの方が理想的である。
 そのコマンドが、「uname -n」コマンドである。unameコマンドは、表示コマンドなので、誤ったコマンド投入を行っても設定されることは無い。そのため、「hostname」コマンドより保守者にとっては、安全性の高いコマンドである。

 「hostname」も「uname -n」も、linxuにてホストネームを確認する上では両方使えるコマンドであるが、下記の事を知っておくと、ワンランク上のオペレーションができるのでは無いだろうか?
 ・[hostnaem] ホスト名を設定・表示させるコマンド。
 ・[uname -n] ホスト名を表示させるコマンド。

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