パープル食ぶ詩を啄むがごとくなり
ぶどう食ぶ舌に奏でる旨さかな
全国有数のブドウ産地として知られる中野市竹原の友人の農園から九月三日に「長野パープル」の初出荷の様子の写真をメールに添付してくれた。メールでは、今日の長野パープルの初出荷は約１００ｋだけとのことだ。思い出せば、一か月前頃に、東京は東久留米市の長女の嫁ぎ先と長女宅へ早生の「ナガノパープル」を友人の農園から送っていただいたことを思い出した。ＪＡ中野市などによると、初出荷された、長野パープルはじめ種なし巨峰、種あり巨峰、ブラックビート、などで、このところ七月から雨が多く日照不足が続いたが、四月上旬から晴天が続いたので品質は例年並みだったようだった。ＪＡ中野市ぶどう部会は昨年度、日本農業賞（ＪＡ全中など主催）の集団組織の部で大賞を受賞し、中野市の蒲萄の知名度はさらに上がったと思う。彼の長野パープルは品質の良さから、個人のお客様が多く、主に個人のお得意様からの注文で、かなりの部分をまかなっているようだ。