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常用漢字に含まれる「虫偏の漢字」は4つあります。「蚊」「蜂」「蛇」とあと1つは何でしょう?

2014-05-06 | クイズ

常用漢字に含まれる「虫偏の漢字」は4つあります。「蚊」「蜂」「蛇」とあと1つは何でしょう?

・蟻

・蛙

・蛤

・虹

 

→ 

1981年に公布された1945字の常用漢字には部首が「虫偏」のものは「蚊」と「蛇」の2つしかありませんでした。2009年、191字が追加され、その中に「蜂」「虹」がありました。

 

引っ掛け問題かと思うが、画数が多い蟻と、大人でもか書けない蛤はない。

虹か蛙。

どちらかと問われても分からない。

結論は、虹でした。

 

さて、どうして、蛤は、貝類なのに虫偏なのかに答えているのが、次のWEBです。

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1371103413

ここからの抜粋:

・「人」(←「人偏」を用いて表す)
・「けもの」(←「けもの偏」を用いて表す)
・「鳥」(←「鳥偏」や「ふるとり(隹)」を用いて表す)
・「魚」(←「魚偏」を用いて表す)

そして、上記の分類に含まれないものをひっくるめて「虫」と分類しました。

(中略)

さて、「はまぐり()」は現在では「貝」類に分類されますが、古代中国では、「人でもけものでも鳥でも魚でもない」ことから「虫」に分類されていました。そのため、「虫」偏を用いて書かれているのです。

なお、「はまぐり(蛤)」という字が「虫」に「合」と書かれるのは、はまぐりは2枚貝ですが、特定の貝殻でなければきちんと口を閉じない(つまり「合わない」)という性質によっています。平安時代には、この蛤の性質を利用して、「貝合わせ」なる遊びがなされていました。また、桃の節句(三月三日)に「蛤のお吸い物」をいただくのも、「自分にぴったり合う相手が見つかりますように」という願いを込めてのことです。

(中略)

さて、最後に「」という漢字ですが、これは虹を「空を駆ける竜」の姿に象ったからです。「竜」は伝説上の生き物ですが、人でもけものでも鳥でも魚でもありません。つまり、古代の生き物の分類では「虫」に分類されるのです。そのため、「虹」という字には「虫」偏が用いられているのです。因みに、「虹」は雄の竜を意味します。雌の竜を意味するのは「霓(ゲイ)」と言います。時に、虹(=主虹)の外側に離れて色の順を逆にした虹(=副虹)が見えますが、この主虹が雄の竜、すなわち「虹」、副虹が雌の竜、すなわち「霓」だと言われています。


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