目的を持って始める「ゆうゆう生活」

<Begin with the End in Mind>悠悠、融融、優遊、悠悠閑閑な「ゆうゆう」生活のブログ

テレビの映画放映時のディスクレーム

2016-08-01 | 映画

テレビで、映画を放映する時に流れる文章は、次のとおり。

「本作品には、不適切な表現や過激なシーンが、

含まれていますが、作品の意図を尊重し、

オリジナルのまま放送いたします。」

 

このディスクレームは、テレビで放映する時だけの文章。

(ディスクレーム/ディスクレーマーとは、あらかじめ義務や責任などを否認し、免責されることを宣言することです。)

市販されている映画のDVDには、一切記載はありません。

当たり前である。

芸術作品に、勝手に手を加えられたら、そっちの方が問題である。

 

テレビの映画放映の時だけ、クレームへの対応として、表示している。

と言うことは、映画であっても、TV局にクレームを言う人がいるということとなります。

全く持って、アホな人がいるとなります。

 

人権だとか、差別だとか言う人は、はなから、映画を観ないで欲しい。

テレビを見る自由(権利)は、視聴者にある。

その時間、その番組を選択しているのは、見ているその人自身である。

どんな家庭でも、絶対に見ないといけない状態(強制)になることはない。

自分が選択した番組に、クレームを言うこと自体が、論理的でない。

 

低俗な内容であると知っていたら、最初から、見なければ良い。

私も、テレビを見るのは好きな方であるが、嫌いな司会者、嫌いな出演者などから、絶対に見ない。

自分にとって不快と感じて、TV番組を見ることは無い。

番組を選ぶのは、視聴者の自由であり、権利である。

 

逆に、毎回、番組が開始される冒頭に、「この番組を見るのを決めたのは、あなたです。」と表示したら良いも思う。

そしたら、自責で選択したものにクレームすること自体が可笑しいことになる。

その映画を初めて見た時に、残酷なシーンがあったからと言って、映画館にクレームを言う人はいない。

その時は、目を閉じればよい。

そもそも、映画は、作品として受け入れると言う条件で成り立っている。

映画好きな私も、期待を裏切られた作品は、沢山ある。

だからと言って、金返せとは言わないし、言えない。

(本当は、半分ぐらいお金を返して欲しいと思っている。)

 

話題を替えれば、初めて入ったお店で、食事が不味かったお店もありますよね。

だからと言って、金返せとは言わない。

チャントお金を払って、2度とその店には行かないだけである。

 

映画も、監督が誰であるかで、ある程度、内容を見極める必要がある。

逆に、監督名から、その作品を見極めるぐらいにならないといけない。

毎回、「オリジナルのまま放送いたします。」を見ると、そんなクレームを言う人は、TVの映画を見るなと言いたい。

何時の日か、TVの映画番組で、このディスクレームが表示されない日が来ることを願っています。