はきはきしない天気が続いていました。
今日やっと晴れてさわやかないい気候。
テレビでは暑い暑いと言っていましたが、風は北風で冷たく感じました。
昼間は暑くても夜はねこにとっては、まだ寒いのです。
なぜかミルとピッピは同じおうちにぎゅうぎゅうづめで入っています。
いつもいつもぎゅうぎゅうなので、おうちがだんだんつぶれてきました。
横に広がってつぶれてきました。
どこがどどこだかわかりません。
これはミルだと思うのですが、わかりません。時々出てきてはううーんと伸びをしています。
そしてまた、同じおうちに無理やり入っていきます。
花冷えなんてきれいな言葉を言っていられないくらい寒い。
それなのに虫は構わず活躍しはじめている。
後れを取って、庭のもみじと梅にアブラムシをつかせてしまった。
根に吸わせる薬剤を撒くのが遅すぎたようだ。
部屋の中にもユスリカのような虫が入っていた。
すばやくミルが見つけて追いかけていた。
隅に逃げられたらしく、ピッピも一緒に探していたが、結局見つからなかった。
ミルが鏡台に乗って虫を見ている。私には見えないけれど…
物を落とされると困るので、呼んでもちょっと振り向くだけ。忙しいんだとでも言っているよう。
ピッピも一緒になって見ているが、すぐに飽きる。ミルはあきれるほどいつまでも頑張っている。
昨日は五月の陽気で汗ばむほどだったのに、今日は三月の寒さで冷たい雨が降っていました。
お日様がないと、ねこたちはこたつに入ったり仕事台の下にあるホットマットに乗っています。
暖かくなると思い切り体を伸ばして寝転ぶので、私や姉は足が乗せられません。
ちいちゃんが一人で乗っています。
ギョロリと意地悪な目で見られました。
ピッピも一人でゴロンゴロンしています。
暖かくていい気持ち。ぼやーと上の空。
すっかり春めいて東京のさくらも満開だそうです。
前の公園のさくらも、うっかりしていたら咲いていました。
さくらさくらと春はさくらが主役ですが、今路地を歩いていると、どこからかいい香りがしてきて、あたりを見回してしまいます。
沈丁花が咲いていました。
案外小さな木で目立たないのに、香りはかなり強いようです。
めじろはもう来なくなり、ひよどりだけなので、台風のように強い風の日に、最後のリンゴをあげました。
安売りのリンゴを買ってきて１５個くらいあげたでしょうか。
次の日、風で木から落ちてしまったリンゴを、ひよどりがつついていました。
ちいちゃんがそっとガラス戸に近づいて、小さくうーっと威嚇しています。
落ちたリンゴをヒヨドリが食べていました。
ちいちゃんの真剣な顔がガラスに映っています。 飛びかかりたいと思っているのでしょう。
庭にいた頃、鳥を取ってっ来たことがありました。
ダンデーは朝起きてくると、少しの間姉に抱っこされる。
姉より先に二階から降りてきて、じっと二階を見て待っている。
姉が下りてきてもすぐ抱っこしてもらえない時は、台所の方を向いて、今か今かと待っている。
姉が籐のスツールに座るとひざによじ登る。
”朝の忙しい時だからちょっとよ”と言われながら、毎朝ちょっと抱っこしてもらう。
台所に行ってしまったので、じっと待っている。
座るか座らないうちに、よじ登る。
抱っこしてもらえば満足。 じっと顔を見ている。
