うきは拾遺集

・ 福岡・うきはの里の筑後川ほとり。野鳥の声に目覚め流水を眺め暮らす。都鄙の風聞、日々の想念、楽興の時 ・

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音盤図鑑2 ボストン ドント・ルック・バック

2016年10月08日 15時50分31秒 | 楽興
 ボストンは1970年代の後半から80年代にかけて活躍したアメリカのロックバンドです。その名の通りボストンを拠点に、リーダーのトム・ショルツのマニアックで洗練されたサウンドが並みいるハードロックの群像の中で異色でした。ロックのサウンドで「上品な」という表現がふさわしいのかどうかわかりませんが、当時、30代後半だったわたしにはそのような印象でした。

 

 これはかれらの第2アルバム「ドント・ルック・バック」です。ファース・アルバム「幻想飛行」は、シングル・カットされた「宇宙の彼方へ」とともにヒットチャート駆け上がり、アルバムは全米3位を記録して同年だけで100万枚を売り上げてプラチナ・ディスク。「マニアックなサウンド」と前記しましたが、グループを率いたトム・シュルツはマサチューセッツ工科大学出身でポラロイド社の研究スタッフとして本職を持ちながらの音楽活動でした。かれの感性と音楽ポリシー、テクノロジーとテクニックがボストン・サウンドのすべてと言われました。

 長崎県出身のイラストレーター長岡秀星はアメリカで活躍し、近未来的な画風でアース・ウインド・アンド・ファイアーなどのアルバムを多く手がけました。これも長岡作品とずっと思いこんでいましたが、ライナー・ノートなどをすみずみまで調べても言及はありませんでした。同県人のわたしとしてはちょっと残念な気がしました。
ついでながら麦焼酎発祥の地と言われる壱岐の焼酎「壱岐っ子」の卑弥呼を連想させる色鮮やかなラベルは長岡秀星の作です。長崎市内に生まれて戦時中に移住して少年時代を過ごし、結果的に被爆をまぬがれた第2のふるさとに対する恩返しだったのでしょう。





 
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