日本と世界

世界の中の日本

残酷な韓国人に未来はない

2017-11-24 17:41:47 | 日記

在日朝鮮人から見た韓国の新聞

韓国の新聞を新米帰化人の目から見て、韓国で報道されている内容の中から気になることやウラ読みについて書き綴っていきたいと思います。

新米帰化人です。
在日朝鮮人の3世として生まれ親戚に本当の日本を伝えるために
帰化を遅らせてきましたが、無事、帰化する事になりました。

南朝鮮新聞は独特のウラ読みがあります。
それを正しい歴史認識とともに帰化人の視点から書いて行きたいと思います。
時々、ハングル併記もしたいと思います。
 
 
一部省略
 
過去に縛られ、そして残酷になった、韓国人たちの行く先


朴槿恵報道を見ても思う...私たち民族は類い稀なほど残酷になった


1986年には、アジアで二番目にアジア大会を開催し、1988年には、やはりアジアで二番目にソウルオリンピックを準備していた韓国人は、1964年、東京オリンピックの時の日本人たちと似ていた。

当時、世界で二番目に勢いがあるとされていた日本に、20年で追いつけると信じていた。

誰もが活気に満ち溢れ、そして希望を持っていた。誰もが何でもできるという自信に満ちていた。

ところが、それから10年経った今、私たちは、拡張志向どころか「過去に縛られた」民族になってしまった。

 その兆候が最初に現れたのは、私たちの歴史を「正義が敗北し日和見主義が台頭した国」と規定した政治指導者によってであった。

国軍総司令官だった彼は、自ら守るべき国を「守る価値がない国」と規定した後、守ったことになってしまった。

正直、残忍で過去に縛られた韓国人たちは、今も止まることを知らない。

 拘置所が汚いからといってどうにかしろと「デモ」を行なったり、拘置所長が壁紙を新たにしたからといって「特恵」を施したと嘲笑の風楽を鳴らしている。

 その姿を見て、北朝鮮の金正恩は「ついに祖父でさえ成し遂げられなかった志を成し遂げる日が来た」と嬉々としている事であろう。

古来より寛容に乏しく、過去に縛られた残酷な民族は生き残ったことがない。

寛容がない民族に寛容を施すような隣人があるはずがない。

集団的狂気に陥って後退していく馬鹿に救いの手を差し伸べる隣人がいたら笑い話だろう。

日頃から残忍で勝手にふるまってきた民族は助けどころか嘲笑の対象となってしまうからである。

現在、大韓民国が置かれた状況は、厳しいの一言では言い表せられない。

 私たちは、なぜ未来を見つめずに後ろばかりを振り返るのだろうか。

それは自信の無さが招いているのではないかと思う。過去をなぞることは容易だ。

未知の世界を切り拓いていくことは、かなりの勇気がなければできない。

 私たちは、いつの間にか拡張志向のDNAを失っていたのではないだろうか。そして、それを回復することは可能なのだろうか。

<本コラムは、コラムニスト個人の見解に基づきます>  (抜粋)

2017050801


お嬢様は正直なところ、過去の大統領に比べて小者でした。
 
ネズミはもっと大胆に資金を還流させましたが、お嬢様は追い詰めるどころか返り討ちにあいました。
 
現職が負けたというのは、お嬢様が初めてなのですね。

そして、歴代大統領に比べてカワイイ資金操作で弾劾され、今は容疑者として拘置所にいるのです。
 
裁判費用を捻出するために自宅まで売らなければいけないほど、大統領職にあった際に蓄財をしてこなかったお嬢様は、小者が故に過去の資産まで全てを捥ぎ取られる事になったのです。
 
これを残酷と言わずになんと表現すれば良いのでしょうか。

「女王の治世は乱れる」という言葉の裏には、女性を軽んじる朝鮮男性の本質、欲望に言い換えても良いでしょう、それが肥大化するからこその言葉なのです。
 
欲望を最大限に満たすためには、より巨大化した集団とならざるを得なく、その流れ乗り遅れるな!という欲望の集団が弱者から残された僅かな物も奪っていく、という民族へと変貌させていったのですね。
 
それが、この半年ほどで行なったのですから、「強欲で残酷な民族」という誹りを私たちは免れることができないのです。


慰安婦も、
徴用も、
この肥大化した欲望を満たすためのものです。

たった10億円で終わるはずがないだろう、俺たちを甘く見るんじゃねぇ。もっと金を出せよ!

という本音が滲みどころか文何某の顔に大きく書かれています。
 
捏造された過去を振り返り、これからの努力よりも、他者に寄生虫のようにタカリ続ける事を選んだ私たちは、チンピラでしかありません。
 
そんな国に日本が、アメリカが、もちろん、中国が寄り添ってくれるはずがないのです。


南朝鮮軍は明日の結果を見てどう動くのか。あなた方は口だけの腰抜けか、単なる無法者の集まりか。国の守護者たる南朝鮮軍は、明日、どう動くのか個人的には楽しみです。

もし、彼らが動かないという選択をしたのなら、明日の選挙によって、南朝鮮という国は北朝鮮によって飲み込まれ、表向き南朝鮮先導による朝鮮半島統一という流れになってしまうのでしょうね。
 
その先にある南朝鮮の未来は闇黒しかないのです。

念のため、金田はクーデターを望んでいるワケではありませんが、クーデターが起きた方が、私たちの未来はまだマシになるとは思います。
 
ですが、クーデターがあってもなくても、明るい未来がないことだけは確定なのですが。


いつもお読み下さりありがとうございます。あなたの一押しが同胞と戦う支えになります!
 
別記事
 
文在寅の支持率が下落傾向だから朴槿恵を晒し者にする
 
 (2017.9.30 朝鮮日報)
朴前大統領、秋夕連休拘置所で一人過ごすよう... 特選映画は「国際市場」


現在、ソウル拘置所に収監されている朴槿恵前大統領は10日間の秋夕連休期間中、面会者がなく一人で過ごす予定だ。

 秋夕当日は特別食に出てきた松餅(ソンピョン)を食べて、朴元大統領本人が在任当時「健全愛国映画」として評価し、観覧した後に涙を流した映画「国際市場」を再び視聴するものと思われる。

特選映画は「アイアンマン2」「アイアンマン3」「国際市場」「神秘的な動物事典」「鳴梁」「技術者」「釜山行き」の順に放送される予定だ。  (抜粋)

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お月様、支持率は低くはないのですが、下落傾向がハッキリしています。
 
で、そういった時の特効薬として出てくるのが、収監中のお嬢様。
 
お嬢様を晒すことで「思い出せ、キャンドルを!」とでも言いたいのでしょうね。

ただ、この拘置所における映画の放映を行なっている服役者矯正放送の「ボラミ放送」内部にはお嬢様を慕っている人物がいるようです。
 
何故なら、この映画リストは全て、お嬢様に縁のあるものだからです。

アイアンマンシリーズはmarvelの配信ですが、お嬢様はそのmarvelに大規模なソウルロケを全面協力したのですね。
 
お嬢様の全盛期だった頃を思い起こさせるチョイスです。

「国際市場」は言うまでもなく、お嬢様の思い出の映画ですし、「神秘的な動物辞典」〜「釜山行き」は2016年に配信された映画で、全て、お嬢様が推進した南朝鮮の芸能文化コンテンツとしてアジアでヒットしたものです。
 
あっ、「鳴梁」は南朝鮮限定でした。


どれも、お嬢様の権力が極大だった頃を思い来させるものばかり。
 
記事自体はお嬢様を晒し者にするための記事ですが、その中から、お嬢様を力付けようという人がいることが分かり、少しだけ、南朝鮮を見直した記事でした。


いつもお読み下さりありがとうございます。あなたの一押しが同胞と戦う支えになります!
 

「2017年危機説」の韓国経済

2017-11-24 14:00:00 | 日記

「2017年危機説」の韓国経済

コンサルタント 劉明鎬(在日経歴20年)

2017年01月10日 13:49

「2017年危機説」の韓国経済

日韓ビジネスコンサルタント 劉明鎬(在日経歴20年)

 韓国経済は危機に瀕している。

巷では、2017年に韓国経済は危機に陥る可能性が高いという「2017年危機説」が囁かれている。

それでは、なぜそのような噂が立っているかを取り上げてみよう。

 08年の世界金融危機を的中させ、一躍有名になったニューヨーク大学のルービニ教授が使い始めて有名になった「パーフェクトストーム」という用語がある。

この単語はもともと気象用語で、台風発生時に悪い気象条件が重なり合い、台風がものすごい破壊力を持つようになることを指す。

そして経済でいう「パーフェクトストーム」とは、悪い材料が同時に発生して、経済に大混乱をもたらすことを意味する。
 まさにそのような現象が、韓国経済に発生しようとしている。

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 2017年の韓国経済の悪材料を挙げるとするならば、次のようになる。

「トランプ次期大統領の保護貿易主義」

「米国の金利上げによる低金利時代の終息」

「中国経済の失速」

「韓国主力産業の競争力喪失」

「家計負債の問題」

「朴大統領スキャンダルによる政局運営の空白」などだ。

 韓国経済の根本的な問題点は、人口は5,000万人と少なく、国土は狭く、天然資源に恵まれていなくて、韓国経済は外需に頼らざるを得ないという点だ。

輸出と輸入の合計で算出する貿易依存度では、韓国は90%を超えている。

すなわち韓国経済は、否が応でも世界の景気変動に晒されている。

ところが、世界経済は不安定要因が多く、韓国経済の不透明感は増している。

 まず、韓国経済を取り巻く外部要因を見てみよう。

 米国では、大方の予想に反してトランプ候補が次期大統領に選出された。

トランプ次期大統領はTPPを撤廃し、自国に有利な経済政策を取るとしている。

アメリカの雇用創出を最優先するため、メキシコ工場からの輸出にも口を挟むほどである。


 韓国の副総理はトランプ次期大統領の強い意志に押されたかたちで、米国との貿易赤字を減らす努力をして行くと発表している。

日本を代表するトヨタにも、保護貿易の矛先は向けられている。世界貿易をリードする米国の政策は、世界貿易を萎縮させる可能性は十分ある。

 また、韓国輸出の頼みの綱ある中国向けの輸出にも変調をきたしている。それにTHAADミサイル配備をめぐって両国間の関係が冷え込み、化粧品や映画、ドラマなどを中心に大きな売上減少などが報告されている。

 ヨーロッパもイギリスのEU脱退、テロによる移民受け入れへの反対など、経済だけでなく社会にも不安要素を抱えていて、成長はあまり期待できない。

それでは、韓国国内はどうだろうか。

 韓国国内では、輸出だけでなく、内需の不振も数値として顕著に現れている。

輸出が伸びなくても、消費が増えれば経済は成長するが、消費心理も冷え込んでいる。


 その理由としては、今まで韓国の成長を牽引してきた主力産業が、すべて揺らいでいることが挙げられるだろう。

自動車や鉄鋼、造船、海運など韓国を代表する産業は、販売不振と競争激化で苦心している。

今まで韓国経済を牽引してきた重厚長大産業は、中国の低価格攻勢で、市場で急激にシェアを落としている。

技術力では日本に、労働力などのコストでは中国に負けて、この分野で以前のような活気を取り戻すことは、ほぼ難しい。


 韓国政府は既存産業を構造調整することともに、新しい成長エンジンを見つけなければならないが、海運や造船などの構造調整の際にも失態を繰り広げており、国民の信頼を失っている。

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アメリカは昨年の12月に金利上げに踏み込んだ。

今後、時間をかけて徐々に金利を上げていくことによって、市場の衝撃を最小限に抑えるとしているものの、金利が上がることによって1,300兆ウォンを超える韓国の家計負債は大きな問題として浮上している。

ただでさえ景気が悪化しているのに、金利が上がると、深刻な事態になりかねない。


 韓国経済は景気の低迷にもかかわらず、個人レベルでは低金利時代をいいことに、借金することで踏ん張ってきた。それから政府は、

 それでは、韓国国内はどうだろうか。

 韓国国内では、輸出だけでなく、内需の不振も数値として顕著に現れている。

輸出が伸びなくても、消費が増えれば経済は成長するが、消費心理も冷え込んでいる。


 その理由としては、今まで韓国の成長を牽引してきた主力産業が、すべて揺らいでいることが挙げられるだろう。

自動車や鉄鋼、造船、海運など韓国を代表する産業は、販売不振と競争激化で苦心している。

今まで韓国経済を牽引してきた重厚長大産業は、中国の低価格攻勢で、市場で急激にシェアを落としている。

技術力では日本に、労働力などのコストでは中国に負けて、この分野で以前のような活気を取り戻すことは、ほぼ難しい。

 韓国政府は既存産業を構造調整することともに、新しい成長エンジンを見つけなければならないが、海運や造船などの構造調整の際にも失態を繰り広げており、国民の信頼を失っている。

office-min 

アメリカは昨年の12月に金利上げに踏み込んだ。

今後、時間をかけて徐々に金利を上げていくことによって、市場の衝撃を最小限に抑えるとしているものの、金利が上がることによって1,300兆ウォンを超える韓国の家計負債は大きな問題として浮上している。

ただでさえ景気が悪化しているのに、金利が上がると、深刻な事態になりかねない。


 韓国経済は景気の低迷にもかかわらず、個人レベルでは低金利時代をいいことに、借金することで踏ん張ってきた。

それから政府は、建設投資と不動産で景気を支えてきた。

昨年、韓国経済は2.6%成長しているが、建設と不動産を除いたら、厳密にいうとほとんど成長していないかもしれない。
 家計負債が大きく膨らんだ原因は、政府の不動産政策によるところが大きい。

その不動産政策のなかでも「集団ローン」というのがある。

個々人の信用でローンの審査をするのでなく、マンションを分譲する建設会社が、集団でローンを申請する制度だ。

政府では今後、家計負債を抑制するため、集団ローンなどを厳しく抑制する方針だ。

しかし、すでに信用もないのに、ローンを組んでマンションを購入した人も多いため、ローンの不良債権化が懸念されている。

 それに、このような産業構造を調整したり、大きな変化に対応しないといけない時期に、韓国政治に空白が発生していることも大きな懸念材料である。

特別検察の捜査が進むにつれて、今まで噂で囁かれていた諸々のことが明るみに出た。今回、このような“病巣”を完全に断ち切らないと、韓国は先進国入りできないだろう。

 韓国社会は階級社会であることは筆者も知っていたが、これほどまでに階級間の格差と葛藤があることは初めて知らされた。

 政治も経済も悪い材料が重なり合い、「パーフェクトストーム」が来る可能性は十分ある。

しかし、ことわざにもあるように“備えあれば憂いなし”で、悪い材料もいかに対応するか次第では、結果が違ってくるだろう。

 幸い韓国経済には、悪い材料ばかりがあるわけではない。

サムスンは「Galaxy Note7」の発火、爆発事件で大きな商機を逸したものの、昨年のスマホ販売の実績では世界1位をキープしている。

サムスンは「Galaxy Note7」の発火原因の究明も終わって、「Galaxy8」の出荷準備をしているようだ。

 サムスンの「Galaxy7」の危機を救ったのは、実は半導体部門の好調であった。

とくに3次元NANDフラッシュメモリーの需要が今年は大幅に伸び、需給が逼迫することで、サムスンとSKハイニックスは大幅の売上増加が見込まれている。

IoT(モノのインターネット)、人工知能、車載半導体など、メモリを必要とする分野が拡大されつつある。サムスンとSKハイニックスは莫大な投資を実施したタイミングも良くて、先行者利益を享受できそうだ。
 ほかに有機ELディスプレイも、iPhoneなどが採用を決めることで需要が伸びそうで、世界1位、2位を占めているサムスンとLG電子には、大きなチャンスが到来している。

 2017年は、経済の大転換期になりそうだ。

韓国経済はこの変化の時期にどのような対応をするかによって、危機にもなり、チャンスにもなるだろう。(了)

 

韓国経済の頼みの綱、中国の追い上げでピンチに―韓国紙

2017-11-24 14:00:00 | 日記

韓国経済の頼みの綱、中国の追い上げでピンチに―韓国紙

配信日時:2017年11月24日(金) 7時50分
 
2017年11月22日、韓国・朝鮮日報によると、情報技術(IT)や半導体など、韓国企業が強みを発揮していた分野で、中国企業が技術力を向上させて猛追している。
 
環球時報(電子版)が伝えた。

中国インターネットサービス大手の騰訊控股(テンセント)の時価総額は20日、5000億ドル(約56兆円)を突破し、アジアでトップ、世界6位に躍り出た。
 
韓国だけでなく、日本企業でさえかなわない勢いだ。
 
テンセントの躍進は中国企業の例外ではない。
 
中国のネット通販最大手、アリババ集団、検索最大手の百度(バイドゥ)などは競争力を急速に上げており、米国のシリコンバレーに匹敵する力を持ち始めた。

先進的な製造業でも、すでに中国は韓国を抜いている。
 
今年第3四半期の世界のスマートフォン売上高は、半数近くが華為技術(ファーウェイ)、OPPO、小米、VIVOなどの中国製品だった。
 
韓国のトップ2、サムスン電子とLG電子を合わせた額の2倍に達している。

半導体分野でも中国の躍進は目覚ましい。
 
今後3年間で中国国内に半導体工場が15カ所建設される。韓国の3カ所、日本の4カ所をはるかにしのぐ。
 
中国政府は半導体分野を支援するため、1000億ドル(約11兆2000億円)規模の基金を設立する計画だ。
 
(翻訳・編集/大宮)
 
別記事
 

「韓国経済は徐々に死んでいくがんにかかっている」の警告に、韓国ネットは「誰が見ても深刻」「日本と同じ道を…」

 
 
配信日時:2017年11月21日(火) 6時40分
 
2017年11月20日、韓国・朝鮮日報によると、韓国の林昌烈(イム・チャンヨル)元経済副総理が「韓国経済は徐々に死んでいくがんにかかっている」と警告した。

林氏はこのほど行われた朝鮮日報とのインタビューでこのように述べた。
 
林氏は「(主力産業の中で)造船はすでに中国に主導権を奪われ、電子も時間の問題だ」と説明し、「主力産業の寿命を延ばす方法を見出せなければ韓国経済は深刻な状態になるだろう」と忠告した。

また、1997年のアジア通貨危機から20年を迎えたことを記念し、朝鮮日報と韓国経済研究院が一般市民800人と経済専門家48人を対象にアンケート調査を行った結果、専門家の68%が「アジア通貨危機に匹敵する危機が今後5年以内に発生する可能性がある」と答えた。
 
専門家らは経済危機の引き金となり得る脆弱(ぜいじゃく)な分野として「主力産業の没落」と「家計債務(個人負債)」「労働生産性の低さ」などを挙げた。

さらに、今回の調査では韓国国民の「共同体意識」が大きく低下していることも分かった。
 
20年前の韓国は失業者が170万人を超えていたにもかかわらず、国民は厳しい状況を克服するため「金製品集め運動」に賛同した。
 
しかし、今回の調査では「金融危機が発生した場合、国民は金製品集め運動のような苦痛の共有活動に参加すると思うか」との質問に37. 8%が「そう思わない」と答え、「そう思う」(29.2%)を上回った。

この報道に、韓国のネットユーザーからは「正しい言葉。対策が必要だ」
「すでに韓国は少子高齢化問題が深刻で、日本と同じ道を進んでいる。これはどんな優秀な経済学者にも解決できない。日本のように徐々に没落していくだろう」
 
「誰が見ても韓国経済は深刻だよ。少子化や就職難が深刻だ」
 
「今の韓国は半導体以外に何もない」など記事に共感するコメントが多く寄せられている。

また「なぜいつも庶民だけが苦痛を共有しなければならないのか。
 
政治家と大企業の責任の方が大きいのに。僕も『共有活動に参加しない』に一票!」と主張する声や、「韓国の“がん”の根本的な原因は税金泥棒たちにある。
 
高官から一般市民までが罪の意識なく不正を働くこの国が死んでいくのは当然のこと」と指摘する声、「国会議員の数を半分に減らせばいい」と提案する声もあった。

一方で「もっと具体的な根拠を示してほしい」と冷静な意見や、「朴槿恵(パク・クネ)前大統領の時代はもう終わった。
 
今の韓国なら大丈夫」と前向きな意見も見られた。
 
(翻訳・編集/堂本

2 呉善花 恨と火病と疑似イノセンスと― 異常な反日行為と心の病

2017-11-24 12:49:39 | 日記

2 呉善花 恨と火病と疑似イノセンスと― 異常な反日行為と心の病

 自分を無罪とする責任回避

  恨の多い人がそのまま恨を抱え続けていくと、一種の怒り症侯群である火病にまで至ることが少なくない。

「怒りや悔しさをまともに発散できなくて、無理矢理に我慢するうちに火病になる」のだが、多くの人はそこまで我慢することなく、四方に怒りを爆発させていくことになる。

韓国人がしばしば激しやすいといわれる理由もそこにある。

 いずれにしても、なぜ韓国人は一方的に自らを純化し、無実の者として自己責任を回避し、恨を抱えて生きようとするのだろうか。

アメリカの精神医学者ロロ・メイの「疑似イノセンス」論は、この疑問に明快な答えを与えているように思う。

 イノセンス(innocence)とは、「無罪・無実、無害の・悪意のない、純粋・無邪気」などを意味する言葉である。

イノセンスそのものを生きているのが子供だが、大人になってもイノセンスの見かけをもって生きているような人がいる。

つまり自分を擬似的にイノセンスで装うのだ。

これがロロ・メイのいう疑似イノセンス(Pseudo-innocence)である。

心の内のイノセンスではなく、外から見たときだけのイノセンスである。

 ロロ・メイは「それは決して大きくなりすぎることのない子供らしさやある種の過去への固着から成っている。

それは、無邪気というよりむしろ幼稚だ」として次のようにいう。

 「これは神経症に見られるイノセンスと平行関係にある。

このイノセンスは、決して生き抜いてこられたものではなく、幼児のままに固着してしまうイノセンスで、

ただ敵対的で冷たいあるいは支配的な親に対して身を守るだけのために、その幼児性にしがみつくのである」

(小野泰博訳「わが内なる暴力」)

 なぜ世間の荒波を生き抜こうとせず幼児性にしがみつくのか。

それは外部の権力から自らを守る防御のためで、疑似イノセンスは「外的な力の形態とかあるいは地位および威信といった内的な力の形態を含む、権力の現実に直面しなければならないときの防御壁」(同書)なのである。

 ここは多くの日本人には容易に理解できないところかもしれないが、韓国社会に生まれて大人になった私にはとてもよくわかる。

韓国の社会には、地位や威信などを含む権力のまことに不条理な働きが、排ガスのように充満しているからだ。

子供からすれば、大人になることは不条理な人間になることに等しいとすら思えてくる。

 疑似イノセンスは「自分を無罪とする責任回避」で大きく特徴づけられる。

韓国の旅客船セウォル号沈没事故の犠牲者を追悼するポストイット・ボードに、青少年らによる無数のメモが貼り出された。新聞報道されたものからいくつか拾ってみる。

 「姉さん、そして兄さん、もう二度とこんな国に生まれないでください」

「さようなら。兄さんが、必ず悪い大人たちと最後まで戦って、二度とこんな悲しみが無いようにするから」

「冷たい海中に恐ろしさで真っ青になって泣いた私たちの後輩を考えなさい。こんな権力に耳をふさいで目をとじる人々ならば、本当に嫌いだ」

「道徳を学ぶ理由は何ですか? どうか大人たちは非道徳的に生きないでください。花のように美しい私たちの命を安全にして欲しい」

「互いに利益だけ考える社会だ。大人たちの欲望のために姉さん兄さんの命が一日で消えた」(ハンギョレ新聞日本語電子版2014年4月25日)

 韓国各地のポストイット・ボードは、こうした国家、権力、社会、大人の罪・責任を問う子供たちの悲痛な声に満ち溢れていた。

 社会の制度・秩序・慣習を受け入れていくことで、子供はイノセンスを脱して大人になる。大人としての自覚と責任をもって生きていこうとする。

これがまっとうな社会でのあり方だ。

しかし韓国のような不条理が大手を振ってまかり通る社会では、大人になりたくない子供たちをたくさん生み出すことになる。

 「幼児のままに固着してしまうイノセンス」をもって、「花のように美しい自分、責任がない自分、無罪である自分」を守ろうとする。

こうして疑似イノセンスで自らを装う大人になっていく。

 そうした人たちは、人間ならば誰もが内部に抱えている不道徳性とか反秩序性といった破壊的な力を、自分のなかには認めようとしない。

そして、自らを潔癖であり無罪であるとする一方で、他者に対しては道徳的な完全性を求めて強く批判する。

 この態度がロロ・メイのいう疑似イノセンスである。

そしてロロ・メイがいうように、自己内部の破壊的な力が抑圧されると、極めて暴力的な形で噴出するのである。

 「責任回避の防御物としてのイノセンスは、また成長を妨げる防御物である。

こうしたイノセンスは、われわれの新しい認識を妨げ、人類の苦悩とともによろこびをわがこととして感じとることをできなくしてしまう。

この苦悩とよろこびは、擬似的なイノセンスの人間には閉ざされているものである」(同書)

 多くの恨を抱えさせているのが擬似イノセンスである。

恨はキム・ジョンウ氏がいうように「弱くて善なる人間が強い人間に感じる劣等意識、葛藤として見える」面をもつことは確かだが、その主体は自分を「無罪、無責任、純粋」と装う疑似イノセンスにある。

自分には責任がないのだから、自分にふりかかる火の粉はすべて他者によるものである。

こうした「他人のせい」へのうらみが恨として溜め込まれるのである。

妄想による偶像への崇拝を選挙投票と引き換えに押し売りする姿は滑稽ですらある=米グレンデール

 擬似イノセンスでは、自分をイノセンスと装うことが、自分が生きるための戦略として利用される。

民族レベルでいえば、韓国が無罪であることが、韓国が(民族の誇りを失うことなく)生きるための戦略として利用される。

そこで日本は韓国にとって、どこまでも有罪でなくてはならない、責任が追及されなくてはならない、この世になくてはならない対象なのである。

 彼らの関心は、自分(韓国)が善であり道徳的に正しいという聖なるイメージを維持することに向けられる。

他者(日本)が自分の純粋さにどれほど応えてくれるかを期待し、自分自身の汚れのないイノセンスを再確認し続けようとするのである。

 

韓国人と人格障害

 

 外部の権力から自分を守る防御として、イノセンスで自らを装う。

その装いが強固であればあるほど、対人関係にさまざまな障害が生じてくることは疑いない。

 十年ほど前のことだが、韓国の新聞で「二十歳の男性の45%が対人関係障害の可能性」という記事を読んだ。

韓国の研究チームによる人格障害の調査だが、「この数値は、米国やヨーロッパなど先進国の平均11~18%に比べて、2・5~4倍に達する」という(東亜日報日本語電子版2003年2月10日)。

 記事には「今回の研究結果は国内学術誌『精神病理』と米国の学術誌『精神医学と臨床神経科学』に掲載される予定」とあったから、学術的な研究であるのは間違いない。

 人格障害(パーソナリティー障害)とは通常、「偏った考え方や行動パターンのため、家庭生活や社会生活、職業生活に支障をきたした状態」とされている。

関係する書物(岡田尊司著「パーソナリティー障害がわかる本―『障害』を『個性』に変えるために」)を何冊か読んで深く考えさせられたのは、その偏り方が韓国人一般に見られる精神的な傾向ときわめて酷似していることだった。

 それら書物から私なりに整理してみたところでは、人格障害の人には次のような性格の偏向が強く見られる。

(一)善悪、白黒、敵味方など、中間のない両極端の考えに陥りやすい。

(二)「私とあなた」(自分と他者)の区別があいまいで自分本位。

(三)容易に他人を信じることができない。

(四)自分は理想的・完璧だという思いと、自分は劣等で価値がないという思いが同居している。

(五)物事を受け止める心が弱くて狭く、処理できなくなると暴発的な行動を起こしやすい。

 いずれについても、韓国人の精神的な特徴と、とてもよく合致していると思わずにはいられない。

疑似イノセンスがそうであるように、考え方が極端なので、広い視野をもって物事を判断することができない。

自己本位で自分を絶対視しやすいので、自分が善い(正しい)と思うことは他人もそうだと思い込む、何かまずい事態が起きても自分ではなく他人に問題があると考える、といったことが生じやすい。

 他人が信じられないので、表面的にしか親しい振る舞いができず、本当に他人に心を許すことができない。

プライドが高いので、自信過剰とも見えるが、実際には自信がなく劣等感に苛まれている。

受け止める力が弱いので、すぐに感情的となり、冷静に物事に対処することが難しくなる。

 ありのままの自分を愛すること

  人格障害は自己愛の障害、つまり「ありのままの自分を愛すること」のできない障害だといわれる。

自己愛が傷ついたり損なわれたりしているために起きるもので、幼い自己愛に支配されている一種の幼児性とも見られている。

 「ありのままの自分を愛すること」ができないと自分が嫌になってくる。

引っ込み思案から、ひきこもりにもなりがちである。

しかし、そういう嫌な自分に我慢がならず、逆に「自己愛」を過剰に膨れ上がらせていく人がいる。

このタイプの人が陥る人格障害が自己愛性人格障害といわれるものだ。

 自己愛性人格障害(Narcissistic Personality Disorder)とは、ありのままの自分を愛することができず、自分は優れていて素晴らしく特別で偉大な存在でなければならないと思い込む人格障害の一類型である(米精神医学界「精神障害の診断と統計マニュアル」)。

両親・家族が社会同様に「ありのままの自分を愛してくれる」体験に乏しいため、「ありのままの自分を愛すること」ができず、自己愛性人格障害になりやすいと考えられている。


 何種類もある人格障害のなかでも、自己愛性人格障害の病像はとくに、韓民族の性格的な特徴をそのまま極端化したものであるかのようだ。

以下が診断基準となっている。

 【診断基準】誇大性(空想または行動における)、賞賛されたい欲求、共感の欠如の広範な様式で、成人期早期までに始まり、種々の状況で明らかになる。以下のうち五つ(またはそれ以上)によって示される。

 (一)自己の重要性に関する誇大な感覚(例:業績や才能を誇張する、十分な業績がないにもかかわらず優れていると認められることを期待)

(二)限りない成功、権力、才気、美しさ、あるいは理想的な愛の空想にとらわれている。

(三)自分が〝特別〟であり、独特であり、他の特別なまたは地位の高い人たちに(または施設で)しか理解されない、または関係があるべきだ、と信じている。

(四)過剰な賞賛を求める。

(五)特権意識、つまり、特別有利な取り計らい、または自分の期待に自動的に従うことを理由なく期待する。

(六)対人関係で相手を不当に利用する、つまり、自分自身の目的を達成するために他人を利用する。

(七)共感性の欠如:他人の気持ちおよび欲求を認識しようとしない、またはそれに気づこうとしない。

(八)しばしば他人に嫉妬する、または他人が自分に嫉妬していると思い込む。(九)尊大で傲慢な行動、態度

 (高橋三郎・大野裕・染矢俊幸訳「DSM‐IV‐TR 精神疾患の診断・統計マニュアル新訂版」)。

 自分をイノセンスで装い、いつしかそれが本当の自分だと思い込んでいく先に、こうした病理的な心的現象が出てくるように思われる。

人格障害に関連する精神医学・心理学の書物が記すところを私なりに整理・解釈してみると、自己愛性人格障害の人の対人関係には次のような特徴が見られる。

▽「ありのままの自分を愛すること」ができないので、優越的な存在だという自分で作った幻想の自分を愛そうとする。

▽自分より優れたものを認めたくないので、他人の優れた能力や才能を無視する。

▽他人を見下し・軽蔑・侮辱することが快感となる。

▽自分の優越幻想がなかなか示せないとなると、過ぎたことであろうとも他人の欠点・難点を探し出してはなんくせをつけていく。

▽人をバカにしているので、自分もいつバカにされるかわからないと疑心暗鬼になる。

▽閉じられた自己幻想から出ようとせず、他人に心を開くことがなくなる。

 韓国人がしばしば示す自民族優越主義、反日民族主義、反日行為には、こうした心的傾向との同質性を強く感じさせられる。

 反日が常軌を逸すると思える根拠

  多くの韓国人が示す反日行為が「常軌を逸している」と感じられるのは、これまで見てきたように、火病に現われる複合的な怒り症候、人格障害に現れる各種の性格的な偏向ときわめて近似しているからである。

しかし彼らは病者なのではない。

彼らは、他者に依存したり他者や社会を攻撃することによって、火病や人格障害に陥ることを回避している「代償的擬似健常者」なのである。

 自分には罪がないのに(イノセンス)、なにゆえに自分はこれだけの苦労を背負わされるのかと、コンプレックス(恨)が心の凝りとして固まっていく。

これが高じると火病にまで至る。外部の権力から自らを守ろうとする疑似イノセンスが、ありのままの自分ではなく誇大にピュアーな幻想的自分を愛するようになっていく。それが高じると人格障害にまで至る。

 韓国人の反日行為が「常軌を逸している」と感じられる根拠は、火病や人格障害と近似する心性を内部に抱えた「代償的擬似健常者」が、韓国社会に多数生み出されていることにあるのではないか。

そこには、儒教・朱子学に特有な潔癖主義、厳正主義を重んじる、伝統的な制度文化が、諸個人に対する外部の権力として強く作用していると思う。

 儒教的な制度文化に覆われた社会では、制度規範としての絶対的な勧善懲悪(善を勧め悪を懲らしめる)が人々の心の内面を圧迫する。

そこでは、人々は自分の表面を勧善懲悪の構えで飾り立てて生きるしかなくなっていく。

 しかし現実はまことに不条理なものとしてある。疑似イノセンスが入り込む余地がそこにある。

固まっていくコンプレックス=恨を抱え続け、「アリラン」の歌のようにそれが解けていく先に希望をもとうとする。

現実には他者より抜きん出て俗世間で成功することが一途に目指されていく。

 朝鮮半島の伝統的な社会では、そうした人々の恨をバネとする上昇志向が社会を活性化させる原動力となっていた。

良くも悪くも、排他的な自己愛と自己繁栄のエネルギーが、自分の一族や自分が所属する小集団の繁栄へと一途に向けられてきた。

 こうした「集団利己主義」の社会が根本的な解体を経ずして近代へ突入した。

日本統治下での近代化推進で解体への道がつけられたとはいえ、戦後はその道を遮断し、反日を繁栄へのエネルギーとする国策が根を下ろした。

「集団利己主義」の民族規模での強化が推進されたのである。



本稿は、拙著『「反日韓国」の自壊が始まった』(悟空出版)「第五章」前半を要点中心に圧縮し、新たな観点を加えて書き改めた。 


1 呉善花 恨と火病と疑似イノセンスと― 異常な反日行為と心の病

2017-11-24 12:44:58 | 日記

1 呉善花 恨と火病と疑似イノセンスと― 異常な反日行為と心の病

『別冊正論』 「総復習『日韓併合』」

呉善花(評論家・拓殖大学教授)

 反日行為を担う「代償的擬似健常者」

 

  東日本大震災直後の3月末、韓国では「竹島は日本の領土」と明記した日本の教科書が検定合格したことに強く反発、

義捐金募集活動を中止し、全額を返還したり、独島守護団体や慰安婦支援団体への寄付に振り向けたりする自治体が続出した。

 同年9月のAFCチャンピオンズリーグでは、韓国チーム全北現代の応援スタンドに「日本の大地震をお祝いします」と日本語で書いた横断幕が掲げられた。

また2013年8月にはKBS2のテレビ番組で、お笑いタレントが「旭日旗を振った日本の応援団に体にいい福島産さくらんぼを送った」と揶揄し、これを東亜日報など各紙が「よくぞいった」とばかりの評価で報じた。

 「その神経を疑う」といった報道が諸国に見られた。

韓国人の反日行為は常軌を逸している。

こうした非文明性、異常性は世界的な「不可思議」の一つにまでなった。

だが彼らは明らかに文明生活を送っており、反日行為は病者ならぬ正真正銘の健常者たちによるものだ。

だからこそ「不可思議」なのである。

 精神医学者の中井久夫氏は、精神障害というものは、自らの破滅を防ぎ、生き残るための知恵だという観点を示している(「治療文化論―精神医学的再構築の試み」)。

私もこの観点を強く支持したい。

その上で私が問題としたいのは、これも中井氏の観点の一つなのだが、正常・健常者といわれる人のなかには、病気からほど遠い余裕のある人だけではなく、

「他者に依存したり他者や社会を攻撃すること」によって自らの精神衛生を維持している人、中井氏のいう「代償的擬似健常者」が多数いるということである。

 「代償的擬似健常者」による常軌を逸した人類最悪の行為が、中世ヨーロッパの魔女狩りやナチスのホロコーストなどだろう。

「代償的擬似健常者」が「他者に依存したり他者や社会を攻撃すること」を一挙に極端化していくと、こうした大虐殺が引き起こされることにまで至る。

 常軌を逸しているとしかいえない場合の韓国人の反日行為は、大挙して群なす「代償的擬似健常者」によるものと考えればいい。

彼らは韓国人に特徴的な心の病に陥った人たちと同じように、韓国人に特有の苦悩やコンプレックスを抱えている。

 しかし彼らは、病者のように自らを苛(さいな)むのではなく、他者を苛むのだ。

彼らは、他者への依存や他者への攻撃によって、自らの精神的危機を回避しようとする。

そこで彼らの反日行為は、病者が示す病像ときわめて近似していく。

彼らの反日行為が、非文明性、異常性をもって現れる最大の理由がここにある。

韓国人は〝魔女狩り〟ならずともすぐに火をつける。

日本の首相の靖國神社参拝に抗議して日の丸に,竹島問題に抗議して日本の教科書の写真や日の丸に米国産牛肉輸入問題で警察のバスに

 以上のことを前提に、日本人をはじめ外国人には容易に理解できないと感じられている韓国人(韓民族)の反日行為の心理、情緒、精神のあり方の特異性を、韓国人に特徴的な心の病を通して照らし出してみたい。

その前に、韓国人との一定の比較という意味から、十分なものではないが、日本人に起きやすいとされる心の病と日本人の性格的な特徴の関係について、一つの事例から簡単に眺めておきたい。

 日本人とメランコリー


 日本人に起きやすい心の病の代表的なものに「内因性単極性鬱(うつ)病(メランコリー)」がある。

「内因性単極性鬱病」は、とくに日本人に顕著に見られるものだが、誰にも起き得るものではなく、ある特定の性格の人に限って発生率が高いことが知られている。


日本人はまじめゆえにメランコリーが起きやすい…


 特定の性格とは「メランコリー親和型」と呼ばれる性格で、ドイツの精神科医テレンバッハが1960年代に理論化したものである。

テレンバッハは「内因性単極性鬱病」にかかった人の性格的な特徴として「几帳面、仕事熱心、堅実、清潔、権威と秩序の尊重、保守的、律儀」を挙げている(木村敏訳「メランコリー・改訂増補版」)。

 これはまさしく日本人によくある性格だといってよいだろう。

最近亡くなられた経営学者の大野正和氏も、日本人の「働き過ぎ」に関連するとして次のように述べている。

「日本人に多いのは、前うつ病性格(うつ気質)であるメランコリー親和性だ。

真面目で几帳面、責任感が強く他人に気を遣う。この性格は、日本の職場では優秀な労働者の象徴である」(「過労死と日本の仕事」ブログ「『草食系』のための日本的経営論」)。

 精神科医芝伸太郎氏は、この「メランコリー親和型性格はそのまま日本人一般の性格特徴(を極端にしたもの)に他ならない」と述べ、

テレンバッハらとは別に「日本人だからこそわかる」視点から、とても興味深い独自の理論を打ち立た(「日本人という鬱病」1999年)。

 芝氏の理論は「お金理論」といわれるもので、概略、次のようなものである。

律儀な性格の日本人の多くは、人から借りたものは必ず返さなくてはならないと考える。

物品であれ、精神的な好意であれ、地位や名誉を与えられた場合であれ、まるで精神的な貸借対照表があるかのように、「借りたら返す」という原則を貫こうとする。

 ちょっとしたミスを犯しても、必ず相手や社会に埋め合わせができるだけの良き行ないをしなくてはならないと考える―。

 こういう性格の人は、社会に出ると「決して借りをつくるまい」と一生懸命になる。

会社では人並み以上に働き、他人に対しては執拗に「お世話」をしようとし、昇進をしようものならさらに時間を無視してまで働こうとする。

中年になって高い役職に就いた途端にこの種の鬱病を患う人が、日本人には多いそうである。

 こういう人は、家庭生活にもとても生真面目に向かう。

ミスをすれば、その挽回を思って、ミスのために会社や相手が失ったもの以上のものを生み出そうと盛んに努力を重ねる。

 そこでは、あらゆる人間関係があたかもお金のやり取りであるかのようになっていると芝氏はいう。

もちろんそれは、「姑息な金銭勘定の意識」とはまったく異なるもので、逆に「金銭勘定を無視して」がんばってしまうのだ。

 そうすることで、自分が自分であることを保つことができている。

こういう極端な性格の人は、そのままではいつかはやっていけなくなる。

心身ともに疲れてしまうし、何をやっても不十分だと感じられていく。

そこで、「自分はだめな人間だ」「だらしない」と深刻に悩み、やがてはメランコリー状態に陥って鬱病を発現するまでなってしまう。

これが芝氏の「お金理論」である。

 芝氏のいう「お金と同じように人間関係を考える」というのは、物事についての「借りる・貸す」の関係を、それぞれの関係のあり方の個別的な性格を無視し、何でもかんでも普遍的に向き合ってしまっていることを意味している。

確かに、日本人にはそうした性格的な傾向をもつ人が多いといえるだろう。

 韓国人と火病

  韓国人に顕著に見られる心の病が火病(ファッピョン)である。

火病は「韓国人にだけ現われる珍しい現象で、不安・鬱病・身体異常などが複合的に現われる怒り症侯群」とされる(米精神医学界「精神障害の診断と統計マニュアル」付録「文化的定式化の概説と文化に結び付いた症候群の用語集」)。

  火病は「お腹の中に火の玉があがってくるようだ」といった韓国人に特有な愁訴が特徴で、「怒りを抑圧し過ぎたことによって起きる心身の不調」とされている。

 韓国の精神科医キム・ジョンウ氏は、著書「火病からの解放」のなかで、ある中年女性の火病患者の訴えを、次のように記している(要約)。

 その女性は長男にだけ関心と愛情が深かった。

長男を大学にやってから、今までの自分の生き方があまりにもむなしくて悔しいという気持ちになり、憂鬱な気分がはじまった。

その頃は身体的な症状はなかったが、自分には不服な長男の結婚問題がきっかけとなり、突然火病がはじまった。

14日の間大声を張り上げて泣く、眠れない、息苦しく胸から顔まで熱が出てくる感じ、喉が渇く、口の中が苦い、右脇腹が痛くてたまにぐらぐらする症状と、腕と足が麻痺する感じ。

全身がおかしいという訴えである。

 また別の患者は、次のように訴えてきたという。

 何か大きなかたまりが胸のなかで圧迫しているという感じ。

ある人に対する憤怒と悔しさが十四年過ぎても消えていない。

今もその人を見れば憤怒が吹き出す気持ちになる。

いろいろな病院を訪ねたが、誰もわかってくれない。

 キム・ジョンウ氏は同書で火病を次のように説明している。

 「怒りや悔しさをまともに発散できなくて、無理に我慢するうちに火病になるのです。

…略…火病も一種のストレスの病気です。しかし違うところがある。

一般的にストレス病は急にストレスが表に出る場合が多いのに対して、火病は同じストレスを六カ月以上受けるところが違います。

また火病は怒らせる原因、怒りをつくる原因はわかっているけれども、それを我慢して起こすのが特徴です。ストレスを発散すれば離婚したりすることにもなるので、我慢することが多いのです」

  またキム・ジョンウ氏は、火病の原因は恨(ハン)にあると指摘している。

 「火病の原因は恨です。弱くて善なる人間が強い人間に感じる劣等意識、葛藤として見えるものです。

かつては抑圧的な夫のせいで、女性たちの恨が溜まるしかありませんでした。

今では患者の3割は男性で、職場の人間、中年の事業家、定年退職を前にした人たちなどが病院に訪ねてくるようになっています」(同)

 日本では怨恨の「怨」も「恨」もだいたい同じ意味で使われていると思う。

しかし韓国の「恨」は、韓国伝統の独特な情緒である。

恨は単なるうらみの情ではなく、達成したいが達成できない自分の内部に生まれるある種の「くやしさ」に発している。

それが具体的な対象をもたないときは、自分に対する「嘆き」として表され、具体的な対象をもつとそれがうらみとして表され、相手に激しく恨をぶつけることになっていく。

 キム・ジョンウ氏は火病と恨の関係を次のように述べている。

 「火病患者の一部は憤怒が目立って現れませんが、その場合恨が関係する場合が多いのです。

原因となるのは、貧困であること、弱者であること、悔しさ、怨痛さ、むなしさ、抑制などが積もりに積もること。症状面では、ため息、涙、苦しさ、胸の中の塊感など。そうした共通的なことが多いという点で、火病は韓国人特有の恨と関係が深いと推定できます」(同)

 続けてキム・ジョンウ氏は「火病は、原因と感情反応で歴史的な民族固有の情緒的な恨と共通線上にあることと、時間的経過によって恨が克服されずに病理化されたことを示唆しています」と述べている。

韓国人の反日行為はまさしく火病のように、「時間的経過によって恨が克服されずに病理化された」状態であるかのようだ。

 恨の多い民族

  恨があるから強く生きられる、恨をバネに生きることができるというように、本来は未来への希望のために強くもとうとするのが恨である。

そうして生きていくなかで恨を消していくことを、韓国人は一般に「恨を解(ほぐ)す」あるいは「恨を解く」と表現する。

うらみにうらんだ末に恨が解けていくことを、大きな喜びとする文化は韓国に特有のものである。

 そうした心情の典型を、朝鮮民族の伝統歌謡「アリラン」にみることができる。

「アリラン」は恨が解き放たれる喜びを歌った「恨(ハン)解(プリ)の歌」ともいわれる。

一般に行なわれている日本語訳で歌詞を紹介すると、その一番は次のようになる。

 〽アリラン アリラン アラリヨアリラン峠を越えて行く 私を捨てて行かれる方は 十里も行けずに足が痛む

 ここでは親しい人が自分を捨てて去っていく恨が歌われている。

哀しい歌詞なのだが、これを喜ばしい気持ちで快活に明るく歌うのである。

二番、三番で、次のように恨解へと向かう心情が表現されていく。

 〽アリラン アリラン アラリヨアリラン峠を越えて行く 晴れ晴れとした空には星も多く 我々の胸には夢も多い

 〽アリラン アリラン アラリヨアリラン峠を越えて行く あの山が白頭山だが 冬至師走でも花ばかり咲く

 固い恨があるからこそ未来への希望があるということでいうと、韓国人にとっては生きていることそのものが恨である。

自分の今ある生活を不幸と感じているとき、自分の運命が恨になることもある。

 自分の願いが達成されないとき、自分の無能力が恨になることもある。

そこでは、恨の対象が具体的に何かは、はっきりしていないことが多い。

韓国人は、自分のおかれた環境がいかに不幸なものかと、他者を相手に嘆くことをよくする。

韓国ではこれを「恨嘆(ハンタン)」といっている。


 そこでは、「私はこんなに不幸だ」「いや、そんなのは不幸のうちに入らない、私の方がもっと不幸だ」という具合に、あたかも「みじめ競争」のようになることも少なくない。

 ここで特徴的なことは、

「自分は何の罪もない正しく善なる者なのに、誰(何)かのせいで自分が恵まれていない」と、一方的に自らを純化し自己責任を回避していることだ。

そうやってお互いにストレスを解消し合い、それでなんとかなっていれば火病に罹ることもない。

 自分が今おかれている境遇や自分の過去の不幸を題材にして「ああ、私の人生は…」と節をつけて、自前の身世打令(シンセタリョン)(韓国伝統の雑歌)を友だち相手に披露することもよくある。

こうした場合の恨は、その対象が曖昧なままなのだが、それだけ、対象を求めてさまよっているのだともいえる。

だんだんと、自分の恨を固めている相手、恨をぶつける具体的な対象が欲しくなっていく。

 韓国人はしばしば自分たち民族を、「恨の多い民族」と呼ぶ。

韓国には「我が民族は他民族の支配を受けながら、艱難辛苦の歴史を歩んできたが、決して屈することなく力を尽くして未来を切り開いてきた」と自分たち民族を誇る精神的な伝統がある。

こうした歴史性をもつ「我が民族」が「恨の多い民族」である。

 韓国人がキリスト教を受け入れやすい一つの要素は、苦難の歴史を歩んだユダヤ人・イスラエルの民と、自分(たち)の境遇を重ねる意識が強く働くところにある。

韓国人とユダヤ人には、どんな罪もない優秀な民族が苦難の歴史を歩んできたという歴史的な共通性がある。

ユダヤ人がそうであるように、我が民族もまた神から選ばれた特別の民(エリート)であり、最終的な救済を約束された民である―というように。

 実際、このように説く韓国人牧師は多く、韓国がキリスト教を受容した理由の第一をそこに求める論者も少なくない。

こうした考えは、すでに韓国の初期キリスト教にあったが、戦後に反日民族主義と結びつき、より強固なものとなっていった。

 戦後韓国は、「日本帝国主義の支配」によって、我々は無実であるのに国を奪われ、国土を奪われ、富を奪われ、言葉を奪われ、文化を奪われ、過酷な弾圧下で苦難の歴史を歩まされたという、反日民族主義を国是として出発した。

そうした「無実の民」が蒙った「苦難の歴史」、その「誇りの回復」というところで、反日民族主義とキリスト教が一致していく。

キリスト教ピューリタニズムとも通じるところである。

 欲望・希望・願望といったものが通らずに阻止され、これが抑圧されることで形づくられる「心の凝り」というものがある。

情緒的な色合いを強くもつことが特徴で、精神医学ではこれをコンプレックス(観念複合体)と呼んでいる。

韓国人が古くからいう「恨が固まる」とは、現代でいえばコンプレックスとしての「心の凝り」が形づくられることに他ならないだろう。

 韓国の精神医学者イ・ナミ氏は、著書「韓国社会とその敵たち」のなかで、

韓国人は「物質、虚飾、教育、集団、不信、世代、怒り、暴力、孤独、家族、中毒、弱い自我」にわたる12種類のコンプレックスの塊だといっている。

そして、このコンプレックスの塊こそが、現代韓国社会に顕著に見られるさまざまな病理現象の原因をなすものだと断じる。