NY博物館に慰安婦像 米民主党議員、ワシントンでの設置にも意欲
2017.10.14 11:27更新
米ニューヨーク・マンハッタンにある韓国系米国人の歴史を紹介する博物館で13日、旧日本軍の従軍慰安婦問題を象徴する少女像の除幕式が行われた。
博物館は現在建設中で開館まで数カ月かかる見通し。
主導した韓国系団体は「問題への認識を高める目的がある」と話している。
式典に出席したニューヨーク州のマロニー下院議員(民主党)は「われわれは(日本から)より一層の謝罪を必要としており、日本政府は行動を取る必要がある」と述べ、首都ワシントンでの少女像設置にも意欲を示した。
米国では近年、韓国系団体による少女像設置を促進する活動が活発化しており、西部のロサンゼルス近郊やサンフランシスコ市、南部ジョージア州にも設置された。(共同)
セント・メリーズ公園展示スペースに設置された慰安婦像=9月22日、米カリフォルニア州サンフランシスコ(中村将撮影)