韓国では50代の経済幸福指数が最低、老後の準備が不足
韓国ネット「苦労したくないなら結婚をやめるべき」「幸福?どういう意味?」
レコードチャイナ 2016年1月19日
韓国・聯合ニュースによると、韓国国民が経済的幸福を達成するための最大の障害に「老後の準備不足」を挙げている。
現代経済研究院のキム・ドンヨル政策調査室長は、
韓国の20歳以上の成人男女807人を対象に電話調査を行い、「経済幸福指数調査結果」を発表した。
経済幸福指数は韓国経済新聞と現代経済研究院が「5つの下位指数」と「全体の幸福感」を総合して算出。
5つの下位指数は「経済的安定」「経済的優位」「経済的発展」「経済的平等」「経済的不安」で構成されている。
指数は100に近いほど満足、0に近いほど不幸と感じていることを意味する。
経済的幸福感の程度を数値化した「経済幸福指数」の回答者平均は44.6点となったが、
年齢別で見ると、30代が48.8点で最も高く、
50代が39.4点で最も低かった。
キム室長は、「50代は職場を引退する時期と重なり、幸福感が落ちる」と説明している。
経済的幸福を妨げる要因として、回答者の中で最も多い28.8%が「老後の準備不足」を挙げている。
60歳以上は60.2%、50代は35.6%と、年齢が高いほど老後の準備不足を挙げる回答者が多かった。
「子育て・教育」(21.9%)、「雇用不足」(20.2%)、「住宅問題」(19.1%)が続いた。
この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。
「こんな統計必要なのか?お金があれば幸せだし、なければ不幸せというだけのことだ」
「若者たちよ、50代になってこんな苦労をしたくないなら、結婚なんてやめて、老後の貯えをしておくことだ」
「年を取ることからは逃げられない。…