2016年9月14日、騰訊財経は、韓国サムスン電子製の新型スマートフォン(スマホ)「ギャラクシーノート7」のリコール(回収・無償修理)問題で、「サムスンの株価下落が止まらず、約190億ドル(約1兆9397億円)が露と消えた」と報じた。
スマホ爆発問題でサムスン株急落、2兆円が露と消える—中国メディア
Record China
9月17日(土)1時20分
サムスンは「ギャラクシーノート7」の充電池に「爆発の恐れがある」としてリコールを決定。
米国、韓国、カナダなど世界10カ国で約250万台を回収する事態となった。
韓国国内の消費者にも懸念が広がっている。
さらに、米国、欧州、カナダ、オーストラリア、日本などの航空各社も機内預け荷物へ入れることを禁止。
各国の航空管理当局も飛行中の使用を禁じるなど波紋が広がっている。
これを受け、サムスンの株価はここ2日で10%近く急落。約190億ドルが露と消えた計算となった。
ギャラクシーノート7の充電池供給企業であるグループ会社のSDIの株価も1日で6%急落。
去5カ月で最大の下げ幅を記録した。(翻訳・編集/大宮)