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 韓国製造業はただ「ピザ」のように焼かれてしまうのか

2016年10月18日 21時32分58秒 | Weblog

 韓国経済「失速」の隠れた要因

フォーサイト記事 概略

 8月末、韓国最大で、世界でも第7位の海運会社である「韓進海運」が経営破綻した。

世界各地の港で、同海運所属の80隻近いコンテナ船、貨物船が荷揚げできなくなり、世界の物流にも影響を与えた。

同社は大韓航空なども傘下に持つ財閥の基幹会社で、

財閥オーナーの娘が「ナッツの出し方が悪い」と怒って滑走路に向かっていた航空機をゲートまで戻させた

「ナッツリターン」事件で世界に悪名をとどろかせた。

韓進の破綻は中国による鉄鉱石、石炭など資源輸入の減少、

中国からの輸出不振による海上物流の落ち込みが原因といっていい。

それはまさに中国経済の高成長の波に乗るだけで、独自技術で目立った進化を遂げられず、

量的拡大と韓国国内の生産拠点から世界に輸出するというモデルに安住してきた韓国製造業の弱点を象徴的に映し出している。

 日本ではサムスン、現代自動車はじめ韓国製造業はグローバル化で先行したと考えられてきた。

だが、マーケティングでのグローバル展開は見事に成功しても、生産・開発のグローバル展開という点では、韓国製造業は規模と広がりの両面で日本に及ばない。

当然ながら中堅・中小企業のグローバル化も遅れている。

実はそこに韓国経済失速の隠れた要因がある。

日本は、大手企業の海外への生産移転についていったり、人件費の安い拠点を求めたりする形で世界に乗り出していった中堅・中小企業が多いが、韓国の中堅・中小企業ではそこまで達しなかった。

韓国は、財閥グループとその他企業の間に経営体力、技術力、人材などで大きな格差があるからだ。

日本のように「グローバル・ニッチ(限られた特殊な製品・技術分野で世界トップの中小企業)」は多くはない。

 韓国製造業はただ「ピザ」のように焼かれてしまうのか、新たな成長モデル、分野を見つけ、体質を変えて、窮地を脱するのか。存亡の秋(とき)を迎えつつある。 

ジャンル:
経済
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