松本春男の綾瀬市レポート(日本共産党元市議会議員)

2023年4月の綾瀬市議選で福田くみ子さんに
バトンタッチしました。

相模原市で貧困ビジネスの犠牲者を救済

2016年07月03日 | 福祉政策
 相模原市内で不動産会社の社長が、自分が所有するアパート12棟54部屋に常時40~50人の生活保護利用者を住まわせていました。男は、入所者と一緒に福祉事務所へ生活保護申請に同行。通帳や印鑑を預かり、生活保護費を代理受給する「金銭管理契約」を結んで、入居者には1週間5000円の現金を渡していました。生活保護受給者の通帳を管理し、アパートから出て行った後も口座に振り込まれた生活保護費を着服していました。

 入居者たちは生健会と一緒に、「容疑者に預けた生活保護費の受給証にある夜間休日医療券の再発行を」や「生活保護費は銀行振り込みでなく自分たちが直接取りに行きたい」などを訴えました。しかし、市はなかなか重い腰を上げようとしませんでした。
 市が容疑者に改善を求めた指示書の履行期限が5月18日でした。履行されない場合は、市が対応をする段階の途中で逮捕されました。

 同容疑者は5月10日、入居者になりすまし入居者名義の通帳を作り、金融機関からだまし取った詐欺罪で逮捕されていました。
 貧困ビジネスが横行しています。困った事例が有りましたら、日本共産党の地方議員に相談して下さい。
 

湘南民商綾瀬支部の総会に参加しました

2016年07月03日 | 業者運動
 7月3日(今日)午前11時30分から、深谷南の「ニューロード」で開催された第37回支部総会に参加しました。
 湘南民主商工会が、7月26日に第61回定期総会を開催する代議員等を選出する支部総会でした。
 支部長あいさつに続いて、大森湘南民商会長の来賓あいさつに続いて、私が6月議会に提出された所得税法56条の廃止を求める請願の報告、参議院選挙のお願いを行いました。
 各専門部の報告と会計報告後、昼食懇親会に移りました。

「改憲勢力ではない」? 公明党 苦しい言い逃れ

2016年07月03日 | 選挙
 公明新聞が「野党やマスコミは、自民党、公明党の与党両党は憲法改正に前向きな野党も加え「改憲勢力」とひとくくりにしていますが・・・レッテル貼りに過ぎません」(2日付)などと苦しい言い逃れを始めました。
 なんともおかしな話です。石田祝稔公明党政調会長は6月26日放送のNHK日曜討論で、公明党の憲法改定に対する態度について、「憲法に足らずところは、書き加えていこう。はっきり「加憲」ですが、いわば憲法改正論だ。その立場はハッキリしている「と表明。同党の立ち位置が改憲であることを明確にしています。
 また年始のインタビューで安倍首相は「自民党、公明党以外にも、おおさか維新もそうだが、改憲に前向きな党もある」と述べ、公明党を名指しして”改憲勢力”に位置付けています。さらに、「そういう前向きな、未来に向むかって責任の強い人たちと3分の2を構成していきたい」(1月10日、NHK番組)とも述べ、公明党を改憲勢力にくくって、責任を強調しました。公明党がこの首相発言に抗議したとは聞いたことはありません。
 実際、公明党の「加憲」論、憲法に新たに条項を加えるもので、手続きから言っても「憲法「改正」そのものです。「加憲」論の中身としては、9条に、「自衛隊の存在」や「国際貢献」を書き込むことが検討されています。それ自体が9条2項の「一切の戦力不保持」規定の意味を全く変えるもので、改憲そのものです。ウソのレッテル貼りをしているのは公明党のほうです。(7月3日赤旗記事の抜粋)