線維筋痛症 その悪魔の正体

凄まじい全身の痛み。
今年の春に診断されてから回復までの道のり。
自分に起きた痛みの正体は思ってもみないものだった。

線維筋痛症について思う事

2017-05-15 14:59:58 | 線維筋痛症



このブログを始めから読んで下さっている方が居るとしたら・・

途中から「線維筋痛症」と言う病名を
私が殆ど使っていない事に気が付いておられるかもしれませんね。

理由ですが・・

昨年から今まで起きた事の中で、
その病名を持ち出すことで、
全く違う方向に向いてしまう事に気が付いたという事が一番の理由です。
(私の場合ですけど・・)

薬による離脱症状の中で
ある症状の突出したしたものに対して
「確定診断」が付いてしまう事が多々ありあす。

精神症状が大きく出ると、新たに精神疾患の病名がついたり・・
私のように身体症状(痛みやこわばり)などが精神症状を上回って出てくる場合・・
線維筋痛症と言われたり、慢性疲労症候群と言われたり・・
また別の膠原病の病名がついていたり・・
実際にそんな事もあるのです・・残念な事に。

もちろん確定診断が下りるという事は、
検査などではっきり診断できた・・という事になるかと思いますが・・
そうとは言い切れません。

線維筋痛症に限って言えば「はっきり検査で出ない」からこそ、
他の病名を排除した結果・・「その病名」になったとも言える気がします。

ただ、膠原病などもそうですが、
実際は血液検査で異常が見つからなくても症状だけ出る事もあり、
その場合でも治療が開始される事だってあります。

診断に基づいての治療も有りだと思いますし、
また実際に血液検査や他の検査でも明らかな異常が認められたら、
それは治療していくのが望ましいんだろうとは思います。
ですが、それでも薬を止めたら治った・・なんて事がザラにあるんですから・・
本当に何を信じたら良いのか・・ってなりますよね。


私のように血液検査やその他の検査でも異常が認められない場合において、
確定診断が出たからと言って、ただ薬を服用しても何の解決にもなりません。
もちろん薬を使って治るのなら、まだそれも有りだと思えますが・・。
薬は治すためのものじゃなく、対症療法に過ぎない・・
そして、薬漬けにされ、症状を訴えてもそこには耳を貸さない・・
そんな医療モドキにいつまでもカモにされるわけにはいかないのです。


話がそれましたが、
でも、結局自分に起きている症状は薬の「離脱症状」であって、
突出した痛みなどの症状があったからといって、
その診断名を意識しなくても良いのでは?という思いが強いのです。
医療従事側に都合よく考案された病名に過ぎないのだし。

「病名がわからないと不安」という意見があるかと思いますが、
その病名が事の本質とあまりにもかけ離れている場合も多々あり、
病名が足かせになって、邪魔をしてしまう事もありうるのではないかと思います。
実際薬漬けになってしまい、それが次なる病を生んでしまったら
まさに本質を見誤ったいい例でしょう。
薬漬けにされる=治っていない証拠ですから。

そして、薬漬けにされてしまうと、
本当にそこから抜け出すのが大変になってしまう事実。

もし仮に医師たちが「離脱症状」の存在を認めていたら
それは「離脱症状」で良いと思いますが、
なにぶん、そこを認めてくれないのが日本の現状であり、
何か病名を付けないと、次に打つ手が使えない=商売にならないのですから・・。

実際には副作用や離脱症状に対して、
適当な病名を付けて新たに薬を処方していくやり方ですが、
こういった事は自分が実際に被害を受けないとわからないものです。

医原病が出来上がっていく過程を自分の身で経験するとは思ってもいませんでしたが、
紛れもない真実です。


今回私のような事例だと
結局、線維筋痛症の診断名から処方される薬については、
もう何も意味を持たない事がわかっています。

それはベンゾ離脱においての特効薬があるとしたら、
結局はベンゾという事になってしまう事で、再服用するしか手がありません。

離脱症状についてはアシュトンマニュアルにもありますように、
「結局、症状は単に症状であり、離脱における症状のほとんどは、
病気のサインではなく回復のシグナルです。」と言う言葉を信じたいと思うし、
現実に検査で何も出ない事が多いので、それは当たっていると思っています。

ある症状が突出したからと言って、
その病名に基づいて治療を開始してしまったら・・
(過去に飲んだステロイドみたいに・・(>_<))
さらに回復が遠のくだけだと
今はもう十分過ぎるほどわかっているので・・・

やるべき事はただ一つ・・
もう二度と同じ過ちを繰り返さない事。

そんな思いから、
線維筋痛症という病名は殆ど使わなくなりました。


はっきりと「離脱症状=禁断症状」と認識しているからです。
そして禁断症状と瞑眩反応(好転反応)も同じだという事・・。
なので、薬でそれを止めるのは間違いであるという事。

結局薬を止める・・抜く以外に治る方法は無いです。
というか、そこで初めて自己治癒力を上げて行くことが可能になり、治す道へのスタートとなる・・

残念なのは、この「薬からの影響で症状が現れている」事を知るのは
長い間服用されている方は気が付きにくい点です。
それは薬の特性から、それらの思考に至りにくい点が挙げられると思います。

また、服用前から線維筋痛症の症状がある方でも、
耐性の付く薬剤の服用により、
症状が悪化しているケースも多いという事もわかってきました。
結局、耐性が付き、服用中に常用量離脱症状が出現するからです。

薬を止めると症状が悪化する・・
それは反跳作用であるものとして当然の流れですが、
そこでも医師に「あなたのもとの症状」などと言われ
結局は減薬・断薬まで至らないケースも・・

自分の場合は、短期での服用だったのと、
精神的な依存がもともとなかったので、
どうにかそこに気が付く事ができましたが、
それでも確定診断がついてしまうと、
「本当に薬のせいだろうか」
「薬を止めたら線維筋痛症が悪化するんじゃないか」という思いに駆られ、
たかが数か月の服用でも思考がおかしな方向へと向いてしまうのが
本当に恐ろしい事だと実感しました。

知れば知るほど、
ベンゾ離脱から線維筋痛症の確定診断が下りている人がいて、
それが問題にならないのが本当に不思議です。

離脱症状について知らない医師が多いというのは本当に残酷な現実です。

薬を止めようにも、適切なアドバイスもできないんですから・・。

それでも患者の声を真摯に受け止めていたら、
膨大なデータとして今現在必ず役立ったはずなのに。
患者の言う事は無視して、
自分たちの言いたいことだけを言う医療って、
ほんとイカれてるとしか思えません。

離脱症状について知らないのは、患者も同じです。
でもそれは当然です。
処方している側が「安全な薬」「一生飲んでも大丈夫」などと言うんですから。
まさかその薬が重篤な症状を生み出すなんて思わないのが普通です。

まして服用中に現れる副作用や、耐性が付いた後に出る常用量離脱症状からも
とんでもない痛みや症状が現れるなんて誰も思うわけがない。
医者も教えてくれないし・・その上隠すんだから。
服用前から痛みのある人は「自分の症状の悪化」と思うのも無理ないのです。


もちろん、症状に対して「対症療法」はわかります。
でも、さっきも書きましたが、薬が原因なら「止める」しか治る方法はありません。
ベンゾの特効薬はベンゾになるので、それではキリがない・・という事です。



じゃあ、全ての線維筋痛症は薬害なのか?という疑問が出てきますが、
全てが薬だとは私も思いません。
でも薬の服用で病がさらに難解になっていく気がしてならないのです。


自分に起きた事を考えると・・
ある結論に至りました。

何度か書きましたが、

●服用前にすでに心身の調子が悪かったこと・・
●大きなストレスがあった事・・
●季節の変わり目の自律神経失調症様症状
●更年期によるホルモンバランスなど・・

このような自分自身の体質や体調が大きく関わっている事は否定できないと思っています。

私の場合だと、薬を飲む前にすでに手の腱鞘炎や肩の脱臼あとの痛みがあり、
その部分が点と点で繋がったように痛んでいました。

過去に書いたかもしれませんが、
その事を後に最後の医師(薬害だと言ってくれた先生)に伝えた所、
CRPS(複合性局所疼痛症候群)になりかけていた可能性があった事を教えて下さいました。
つまりこの時点ではベンゾ離脱とは関係無いって事になります。
CRPSも線維筋痛症と類似の薬が処方されているようです。

その症状自体、線維筋痛症の一歩手前まで来ていたという事になるのです。
(実際、ある線維筋痛症の治療で有名な先生はそう書かれています)
それ以外の経緯からも発症する事ももちろんあります。

上記のような状態(CRPS)でのベンゾの服用、
もしくはリリカやサインバルタなどもそうですが
耐性の出来る薬の服用でさらに病態が悪化する・・という事を書かれている先生がおられましたが、
自分の場合はまさにそんな感じです。
なので、もとの症状(体質)+薬の害・・が正しいかなと。
つまり薬を飲むことで引き金を引いてしまったという事だと思います。

そして、その薬が中枢神経に作用する事から、ひと時は効果を得られますが、
ある時期が来たら耐性が付き効かなくなる。
その時点で後戻りするのが難しい状況になります。
コンスタン(ソラナックス)の服用では、
断薬後は服用前より症状が悪化した・・というデータがあるようで、
そういう事からも「治す薬」ではない以上、
飲み続けるリスクが常にあるという事です。
これは他の薬でも同じです。


でも、薬の使用により、やっかいな病態になる・・なんて誰も思わないですよね・・。
そんな事知ってたら、薬なんて飲まないですよ(>_<)。


線維筋痛症になる理由は色々な説がありますが、
薬害ではない場合だと、
一つはストレスが大きな理由なんだろうと思っています。(あくまで自分の意見です)
事故や怪我などが引き金になるとう事も当然あると思います。

それらよって引き起こされるのが
①血流障害
②自律神経の交感神経優位・・です。


これによって、痛みや不眠、鬱症状などが現れやすくなりますが、
そこに「薬剤」を使用する事でさらに血流障害は悪化していきますし、
目の前の症状は緩和されたかのように見えても、
それは症状の出現を先延ばしにしたに過ぎません。

線維筋痛症は究極の冷えから生まれる・・という言葉を
ある方のサイトで以前見つけたのですが、(多分こちらのブログにも書いた記憶があります)
何らかの原因・・つまり薬やストレスもしくは体内に溜まった毒素などもそうですが、
それらは体を相当冷やしてしまう事・・
病気を生み出すレベルにまで行ってしまう事がわかっています。


離脱における他の症状もそうですが、
とにかく血流の改善が症状改善の一番のカギである事は間違いないと思います。

これはこの一年かけて色々調べてきて
これ以外の答えが見つけられませんでした。
多くの病気は「血流の悪さ」から来ている事が圧倒的に多いのです。
精神的症状も含めて。
離脱症状の悪化もこれに当たると思っています。


血流改善には、まず体内の毒素(老廃物の除去)を行う事。
徹底的に温める事・・この2点です。
そこに薬は邪魔なだけの存在になります。
薬は体にとっては「異物」である為、
体内から排出しようと肝臓や膵臓も痛めてしまう・・。
本当に回復から遠のく一番の原因だと思います。


それでも使わないと生活が出来ない・・
そんな方も一杯いらっしゃると思います。

ですが、今飲んでいる薬はやがて効かなくなります。
いつかは結局断薬するしか方法が無くなるという事なので、
その結論を先延ばしにすればするほど、
また断薬も大変になる・・というスパイラルに陥る事になります。

ベンゾを使う事は「幸せの前借り」をしている状態だという事です。
いつかはその借りを返さないといけないんですよね。
それが離脱症状なんです。

そんな事もちろん考えずに自分も飲んでいました。
ただ、目の前の痛みを取り除きたい一心で・・
その事があとで自分を苦しめるなんて全く思わずに。


離脱症状を経験した人から見ると、
繊維筋痛症の痛みや症状というのは
ごく普通に「ある ある」なものばかりです。

筋硬直やこわばり・・
鉄板が背中に入っているような痛み・・
ガラスの破片が流れる
電流が流れる・・
雑巾を絞るような痛み・・
体中がうずく痛み・・
その他にも痛みという痛みを経験する人も。

私もそんな一人でした。
セネストパシーという体感幻覚から、
気が狂いそうな恐怖や痛みが襲ってくることも・・。

実際に離脱症状でそれらの痛みが出るのです。
医師とて知らない事実がそこにあります。

減薬や断薬体験談を読まれると、
多くの人が同じような痛みで苦しんでいる事がわかると思います。

これらの症状は決して断薬後に現れると決まったものではありません。
服用中から現れるからやっかいないのです。




実はこのブログを始めてから
コメント欄から「非公開」でご連絡頂戴し、メールアドレスを教えて下さった方や
またこちらからご連絡させていただいた線維筋痛症と診断されたの方々が数名おられるのですが、(4名)
その方々のいずれも「服用前の症状に痛みは無かった」人たちである事がわかりました。

たった4名のデータですが・・

たまたまなのでしょうか?


でもその方々は今も現在服用されています。
なぜなら減薬・断薬を目指そうにも強い痛みが出るからです。

途中で私と同じように薬の常用量離脱症状だと気が付いたMさんは
何度もトライされていますが、いまだに減薬もままならない状態だと伺っています。

でも、「気が付いた事が大事だと思う」とおっしゃっていて、
それは私も同感です。


最初は痛みなんか無かった・・
不眠や軽い鬱だった・・

それがいつしか病院に通ううち、
とんでもない痛みやおかしな症状が出てきた・・

この流れだと、はたから見たら「どう考えても薬を疑うべきじゃない?」と思うと思いますが、
それすらも自分でわかりにくいのです。
思考がそこに至らないようにされるのは、そういう薬を飲んでいるからに他なりません。
自分でも曖昧な事に対して、医師が他の病などと決めつけるのも本当におかしい事。


一旦出始めた常用量離脱症状は薬を止めても続きます(ある程度は・・)。
断薬後は「離脱症状」に呼び方が変わりますが・・
なので、患者側は薬を止めても「良くならないじゃん」となる・・
そこでまた医師が「元の病気の悪化」だの「新たな病気の出現」などと言う・・


このループにはまってしまった人たちが居る事が本当に腹立たしいのです。

なんで初めの病よりもはるかに大変な症状を抱え込まなくてはいけないのか・・
なんでやめたい時に薬を止める事も許されないのか・・

なんで・・という思いが一杯です。

本来苦しまなくて良いはずの人たちが苦しんでいる。
本当にやるせない気持ちになります。


長々書いてしまいましたが、
同じように痛みの原因が薬にある方たちの場合・・
一刻も早くその事実に気が付いていただきたいです。



また新たにこのループに陥る人が
一人でも居なくなって欲しいと願うばかりです。






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