花粉症でヒリヒリ

おっかない夢を見るのは花粉症のせいかもしれない。

薬を2種類処方してもらい、程度に合わせて服用しているが、ここのところ、
一日の限度一杯の服用が続いている。それで、喉のイガイガは少し軽くなったけれど、皮膚のヒリヒリ感はまだおさまらない。
顔だけではない、頭皮や手の平足の裏、指先まで過敏になっている。
ギターを弾いても、爪の先の感覚が変だ。
人間は一枚皮でできているのだなぁ。

出掛ける気力もなくて、アカデミー賞番組を見ていた。
ハリウッド俳優さんは大変だなぁ。
一枚皮の下には何が……。
まるで特殊メイクで、もう年齢がわからない大スターがいた。
「永遠に美しく」の世界。

サム スミスの歌が良かった。

WOWOWで 「サウンドオブミュージック」を放送していたから、つい観てしまった。
その後は、ハリウッド映画のかつてのゴーストシンガーのドキュメンタリー番組。
ナタリー ウッドやヘプバーン、モンローなどの歌の吹き替えをしていたマーニー ニクソンのお話。
「雨に唄えば」の世界。

「サウンドオブミュージック」のジュリー アンドリュースの歌声は勿論吹き替えなしだ。

そんな風に過ごしていると少しヒリヒリを忘れられるというものだけれど。

コノヨノオワリ

また怖い夢を見た。

設定は、「この世の終わり。」
最期をどのように迎えるか、人々の選択が別れていく。
水を蓄え、保存食を作る者のグループに私はいる。
酔い潰れ続けるグループや、眠り続けるグループもある。
電話が繋がっているうちに、交流が絶えて久しい知人に連絡しようかと悩む。
恐怖のあまり、保存食に毒を盛ろうか、車で暴走して崖から落ちれば楽になれるかとか思ったが、
仏の教えを思い出した私は再び静かにその時を待つことにした。
どうやら家族は側にいない。
ひとり星空の下で横たわっている。
今迄の人生を振り返り、次に自分はどんな世界を与えられるだろうかと考える。
人に親切にしたろうか
人の為になることをしたろうか
これに尽きると泣いていた。

京都旅三日目

今朝はゆっくり起きてホテルで朝食。

ホテルの正面玄関。



下の写真のような京町屋の並ぶ景観を損ねないデザインだが、中はスタイリッシュ。




まずは、三条にある「伊右衛門カフェ」へ。

抹茶と季節の京生菓子を注文。
お薄と、梅の花と枝に見立てたお羊羹。



連れはほうじ茶ラテ





おくどさんがある。



まったりとしたところで、地下鉄で京都駅まで。
ガラガラ荷物をコインロッカーに預けてJR奈良線に乗り伏見稲荷へ。
流石に物凄い観光客。
覚悟はしていたが、確かに中国人 韓国人で賑やかだ。
そして、確かにマナーの悪い人は多い。でも、とても気を遣って行動している人達もいた。
最初の鳥居、人が多過ぎてとても正面からは撮れない。




先ずは此方に参拝して、更に国家安泰祈願。



そしていよいよ、千本鳥居



これは何処へ通ずる道かしら、神隠しに合わないかしら、などと思えてくる。
右側通行、やはり逆行する人がいる。途中で引き返す人かしら。
稲荷山をどんどん登る。
視界が開けて京都の街が見えたところが、大体五合目辺りなのだろうか、5番と地図にはある。



ここからまだ30分程歩けば頂上のようだったが、無理をせず此処までにした。階段や坂道は、登るより降りる方が怖い。

違う道を下った。近道になると思いきやさにあらず、地図で近く見えるということは、急な坂道を意味する。

沢山の神様にご挨拶しながら下る。この道を登ってくる人は殆どいない。氏子さんのような人くらい。

猫発見。餌を食べている。



「ニャー」
話しかけたらうるさそうに此方を見た。
こ、これは‼️
狐猫⁉️



参道まで無事に戻りやれやれ神隠しには合わなかった。なかなかスリルがあった。

沢山の露店が並んでいてみな何かしら食べながら歩いている。
私もお稲荷さん一個140円也を。
その後、伏見稲荷甘酒なる旗を見つけてお店に入った。露天ではなくて、お店。
ストーブの前で手をあぶる。



焼き餅入り稲荷甘酒
塩昆布と生姜を入れて頂く。じゅわりと幸せに温まった。



そろそろ帰りの新幹線を気にする時間となり、今回の旅はお終い。
JR奈良線で京都駅まで戻り、予定通りの新幹線に乗り無事帰宅。

写真数枚追加。時系列無視。

嵐山の京菓子屋さん

飴の詰め合わせ





和菓子お好み箱詰め用



ちりめん工房



便乗商法か、山はどこに行った？






頑張れ車屋さん、やっぱり山は何処にいった？



旅先で虹が見えると良いときく。
金閣寺にて、滝に虹が見えた。



晴明神社にて、これはマンホールの蓋？



三井ガーデンホテル別邸、マルチな充電器がお部屋に備え付けられていた。ウォークマンは使えなかったけれど。



竹林道に出現した花魁。素足に高下駄。
撮影スポットまでは普通の草履でありんすえ～。




やっぱり頑張る車屋さん、竹林道を駆ける。

金閣寺～思い出の街へ

龍安寺の石庭を前にして、観光客は皆静かになる。
中国語も韓国語も聴こえない。
雲や風、鳥の羽ばたき、人のわずかな動きなどを感じながら、それぞれの想いに浸る時間。
だから、写真は撮れない。
14個しか見えない15個の石。
ゴリラの背中に見える～鯨に見える～あぁカラスが鳴いた～雲の流れが結構速いなぁ、あの土壁凄いなぁ～

ぼんやり眺めていると眠くなる。
目を閉じると日が翳り風が吹いたりして寒くなる。
起きると今度は日が差しまた眠くなる。
あったかいなあと思うとまた翳る。
それの繰り返しで時が流れる。



龍安寺を後にして市バスに乗り今度は金閣寺へ。

30年以上ぶりで、此方もやはり、綺麗になった気がする。





逆さ金閣寺



裏金閣寺



小雨が降ったり止んだり。
ここからは少し思い出巡りをすることにした。

学生時代に一時期アルバイトしたことのある、アラン ドロンが来たのが売りのカフェを探したが見当たらなかった。10年程前に閉店となったようだ。
だんだんと芯まで冷えてきた。
生姜入り甘酒を飲んで身体を暖めてから市バスに乗って北大路烏丸へ。
あれ？烏丸北大路だっけ？
昔は烏丸車庫と言ったものだが、もうその呼び名は死語となったようで「北大路ターミナル」なる所で下車。
記憶を頼りに、あるお店を探す。まだあるのかどうかもわからないお店。

直ぐに見つかった。
フルーツパーラーのママは目を丸くして思い出して下さった。
名前だけでなく出生地も。
どんな学生だったかも。
私とママの間で時間が巻き戻った。

いつも作ってもらっていたフルーツサンドをお願いした。
「昔のままの味よ」
ほんと、そのまま優しい味。
これより美味しいフルーツサンドはない。だから私は、フルーツサンドというものを外で買わないし食べない。

ママも変わらずお美しい。華がある。明るいお声。
ご主人様の社長さんは頭が白くなっておられたけれど、背の高さと優しい目が変わらない。



アルバイトの女の子や、入ってきた学生君に、
「この人はねぇ、39年前にここによく来てたのよ～」
話が終わらない。
今も学生ファンが多勢のようで、お仕事の合間に私の相手をして下さった。
楽しい時悲しい時、よく訪れたお店、あの頃の自分の癒し空間だった。

ママは、暇なときにアクリルたわしを編んでいるとのことで、ひとつ下さった。使えないわ、飾っておくわ。

お店の名前は
「アップルハウス」
烏丸車庫の「アップルハウス」

残念ながら30年前にリンゴアレルギーになった私だが、この時ばかりは前もって薬を飲んでおいたので大丈夫だった。

ママ、ありがとう、またね。
京都に来たかった一番の理由は、ママに会うことだったのよ。

竹林道～

さとこちゃん優勝おめでとう。
あなたを見ていると、努力するって素敵だなぁと心から思う。
そして、ボーヤンとハンヤンを逆転で抑えた日曜日のお父さんことＰ様おめでとう。

今朝は早起きして
京のおばんざいビュッフェ朝食をしっかり食べて一日歩き回った。
何処まで書けるか、書けるところまで。

市バスで四条大宮まで行き、嵐電に乗り換えて嵐山へ。
30年振りの市バス、何処まで乗っても一律90円だったのが、一律230円‼️
嵐山駅の変貌振りにも驚いた。



竹林道、朝早かったからか、まだ人出が少なくて良かった。



竹林道を抜け、天龍寺の北門から入ってお庭を楽しむ。
椿と梅が満開ではないけれど素朴に美しい。









苔を手入れする人。











猫好きは必ず猫を見つけるのだ。特等席で毛繕いする大きなニャー。



天龍寺の表門



嵐山駅界隈に立ち並ぶお店



湯葉ドーナツと湯葉スープ。美味しかった。



混み始める前に昼食。



湯葉あんかけ定食。



とてもとても美味しくて完食。

いろいろと店を物色しながら渡月橋へ。

世界一辛い‼️辛かった‼️



これは餡子が入っていない、私の大好きな三色団子‼️関東ではくるみあんとかが入ってるから買わない。

今日は特別苺が二個‼️の苺大福も*\(^o^)/*



渡月橋





去年氾濫した桂川



次は龍安寺へ。
嵐電車両、かなりレトロ感有り。




帷子ノ辻駅で降りてテクテクテクテク龍安寺まで。









目の不自由な方に感じてもらえる箱庭。これなら15個の石が私も見える。



続く