タップ板続々＠アトリエハナレ

じゃーん！



タップ板のメンテナンスをお願いしている木工屋さんが、”余っているのだけどタップに使えるかなあ？”と6センチ厚のタモの集成材を取っておいてくださいました。タモは野球のバットなどに使われる、硬い割に粘りのある材だといわれます。うちにも古い洋館のカウンターだった無垢材が1本ありますが、これだけ厚みがある集成材は、硬質ながらとても心地よい響き。高音なのに長時間聴いていても耳が痛くならないからずっと踏めます。クリアでハイヒール向き♪この厚さは贅沢だなぁ。1畳分頂いちゃいました〜！


ほぼ一月続いた前回の家の地下水浸み出し。木材たちには大敵でした。毎日日向ぼっこさせていたのですが、カビひどくボソボソになってしまい処分したものもだいぶあります。ピアノやタップ板とコンクリートの床面の間に緩衝材として敷いていた杉材は全滅でしたが、彼らが身をもって救ってくれたともいえます。
重要な仕事道具たちはギリギリセーフ。引っ越し前に木工屋さんに預け、ダメになった表面を削ってもらい、引っ越し完了まで預かっていただいたのでした。



あしおとでつながろう！プロジェクトの”国産ヒノキタップBan”も良い香りを放ちながら帰ってきました。色白でしっとりしていて、なんとも美しいありさまです。この子は次の現場までこのまま保管しましょう。


今日は嵐ですね。
アトリエハナレは木造家屋なので、吸湿性は大丈夫。
割れていた窓など、建具の整っていないところがまだあるので、ちょっとだけ心配です。