ともに暮らす
自動詞と他動詞って、どういうのだっけ、皆さん思い出せますか? 文法の本に書いてある定義はこうです。「動作・作用がほかに及ばず、主語自身の動きを表すものを自動詞といい、動作・作用が主語以外の対象に及ぶものを他動詞という」。また、日本語では、自動詞と他動詞を完ぺきに分けるのは難しいとも書いてあります。
「晴れれば畑を耕し、降ればソファに座って本を読んで暮らした」、この中で、晴れる、降る、座るは自動詞、耕す、読む、暮らすは他動詞です。え、「暮らす」も他動詞? そうです、「その日を暮らす」だから他動詞なのです。でも、「頼まれて原稿を書いたり、農作業の手伝いをしたりして暮らしています」だったら、「暮らす」は自動詞です。
どんなに美しい野山も、大勢の人がそこへ行き、そこで生活するようになると空気も水も土も徐々に汚れていく、「汚れる」は自動詞です。でも、実は、汚れるのではなく、そこに住み着いた人間が汚したのです。「汚す」は他動詞です。
「昨夜からずっと雪が降り続ける中、除雪作業を」というのをおかしいと感じますか? 「昨夜からずっと雪が降り続く中、除雪作業を」と言うべきところを「降り続ける中」と言う人が増えています。「姿が見えなくなるまで手を振り続ける」の「振り続ける」は他動詞ですから「振り続ける」なのであって、雪は「降り続く」もの、自動詞です。人が降らせているわけではありませんよね(^^)/。
自動詞と他動詞って、どういうのだっけ、皆さん思い出せますか? 文法の本に書いてある定義はこうです。「動作・作用がほかに及ばず、主語自身の動きを表すものを自動詞といい、動作・作用が主語以外の対象に及ぶものを他動詞という」。また、日本語では、自動詞と他動詞を完ぺきに分けるのは難しいとも書いてあります。
「晴れれば畑を耕し、降ればソファに座って本を読んで暮らした」、この中で、晴れる、降る、座るは自動詞、耕す、読む、暮らすは他動詞です。え、「暮らす」も他動詞? そうです、「その日を暮らす」だから他動詞なのです。でも、「頼まれて原稿を書いたり、農作業の手伝いをしたりして暮らしています」だったら、「暮らす」は自動詞です。
どんなに美しい野山も、大勢の人がそこへ行き、そこで生活するようになると空気も水も土も徐々に汚れていく、「汚れる」は自動詞です。でも、実は、汚れるのではなく、そこに住み着いた人間が汚したのです。「汚す」は他動詞です。
「昨夜からずっと雪が降り続ける中、除雪作業を」というのをおかしいと感じますか? 「昨夜からずっと雪が降り続く中、除雪作業を」と言うべきところを「降り続ける中」と言う人が増えています。「姿が見えなくなるまで手を振り続ける」の「振り続ける」は他動詞ですから「振り続ける」なのであって、雪は「降り続く」もの、自動詞です。人が降らせているわけではありませんよね(^^)/。
「眠る」「座る」「ある」「泣く」は自動詞ですが、「眠り続く」「座り続く」「あり続く」「泣き続く」とはならず、「眠り続ける」「座り続ける」「あり続ける」「泣き続ける」となります。「~続ける」がついても、自動詞のままです。
こちらを読まれることをお勧めします。
http://bjnclub.blogspot.com/2012/10/blog-post.html
「暮らす」は、現代の日本語では自動詞とされています。(もともとは「暮れる」の他動詞)
日本語では、自動詞も「~を」をとることがあります。「いまを生きる」「わが道を行く」「空を飛ぶ」「階段を上がる」「角を曲がる」「家を出る」と言えますが、生きる、行く、歩く、飛ぶ、上がる、曲がる、出る、などは自動詞です。
(cf 対応する他動詞は「~を飛ばす」「~をあげる」「~を曲げる」「~を出す」など)
「~を+他動詞」は受け身にできますが、「~を+自動詞」の多くは受け身にできません。
本を読む(他動詞)→◎ 本が読まれる
空を飛ぶ(自動詞)→✕ 空が飛ばれる
家を出る(自動詞)→✕ 家が出られる
道を歩く(自動詞)→◎ 道が歩かれる
こちらの辞書の、https://sakura-paris.org/dict/%E6%98%8E%E9%8F%A1%E5%9B%BD%E8%AA%9E%E8%BE%9E%E5%85%B8/exact/%E3%82%92
❷ 《下に移動や時間の経過を表す表現を伴って》移動にかかわる場所や動きにつれて過ぎゆく時間を表す(以下の用法をもつ動詞は自動詞)...
を読まれることをお勧めします。
他動詞の