北大路機関

京都防衛フォーラム:榛名研究室/鞍馬事務室(OCNブログ:2005.07.29~/gooブログ:2014.11.24~)

南スーダンPKO情勢悪化、89式装甲戦闘車とAH-64D戦闘ヘリコプター緊急調達の英断が必要

2016-10-12 22:07:24 | 国際・政治
■政府は拍手ではなく装備を送れ
 時事、南スーダン首都での緊張高まる。自衛隊PKO部隊が派遣されている南スーダンにおいて政府軍部隊とPKO部隊の緊張が高まる事態となりました。

 南スーダンにおいて状況がひっ迫しています。大統領派と副大統領派の対立を起因とした事実上の内戦状態に陥っている南スーダンですが、2011年に独立を果たした同国の国家創造を支援するべく国際連合南スーダン派遣団UNMISSのPKO部隊8000名が派遣中で、UNMISSには我が国自衛隊も施設部隊及び警備部隊等を派遣中、当事国となっています。政府は先頃国会において自衛隊員の貢献全般に拍手を送りましたが、今送るべきは装備です。

 自衛隊は国際平和維持活動へ対応するべく、89式装甲戦闘車とAH-64D戦闘ヘリコプターの調達再開を真剣に検討し、当初の装甲戦闘車350両体制と戦闘ヘリコプター60機の整備計画を早急に固めるべきではないのか、89式装甲戦闘車とAH-64D戦闘ヘリコプターは共に用途を広く運用でき、その緊急性から補正予算を組んででも取得すべきではないか。

 現在送るべきは戦車等で、新装備は今後の課題への対応という範疇ですが、安全保障関連法制整備に際して、自衛隊の国際平和維持活動における文民及び国際平和維持部隊等への駆けつけ警護が法的に可能となりました。駆けつけ警護に当たる英訳が無いのですが、これは軍事行動へ一体として参加する中に在って、構成部隊の一部が攻撃を受けた際に一体行動しない選択肢そのものが無い為の、日本独自の法的表現である為です。

 しかし、安全保障関連法制における駆けつけ警護の法的な可否ばかりが、国会や識者の間での論争となりましたが、我が国の装備体系、専守防衛故の地形防御重視に依拠した対戦車戦闘を基本とした装備、対戦車ミサイルは多いものの軽装甲車を除く装甲車が殆ど無い装備体系では、部隊による任務遂行能力の有無についてはほとんど議論されませんでした。

 T-72主力戦車等、南スーダンでは強力な装備が第一線で運用されています。駆けつけ警護、といいましても、相手が重装備過ぎます、陸上自衛隊は軽装甲機動車を若干数派遣していますが、125mm戦車砲の前には防御力がありませんし、軽装甲機動車に搭載するMINIMI分隊機銃では撃破能力は論外、戦車に擦過傷しかつけられず、文字通り歯が立ちません。現時点では本当に隊員の安全を考えるならば、中距離多目的誘導弾か10式戦車を小隊規模で緊急派遣するしかないでしょう。

 89式装甲戦闘車であれば、大口径の35mm機関砲により威嚇射撃が可能ですし、重装甲車の撃破可能、搭載する79式対舟艇対戦車誘導弾はT-72戦車の火器管制装置による125mm戦車砲の射程外に当たる4000mの遠距離から撃破可能です。防御力は戦車砲には耐えられませんが、重機関銃弾程度には耐え、不整地突破能力が高い為、回避能力も非常に高い。

 調達できるのかという視点について。確かに生産終了した装備ですが、再生産は可能です。例えばイタリア陸軍のダルド装甲戦闘車などは1989年に完成したものの、財政難や装備計画二転三転により部隊配備開始が2000年から、と大きく遅れた事例があります。89式装甲戦闘車の最終調達は2004年度ですが、年産45両程度1中期防以上の機関の調達ならば、生産ライン再構築は可能でしょう。

 AH-64D戦闘ヘリコプターですが、イタリア陸軍などはA-129マングスタ対戦車ヘリコプターをボスニアPKO任務へ派遣させた事例がありまして、突発事態に対し即座に航空支援を行う体制を立てる事は派遣部隊の安全上重要な選択肢です。今年に入りイギリス陸軍がAH-64Dの後継としてAH-64Eの50機調達契約を行い、この種の装備の有用性は大きい。

 89式装甲戦闘車は運用と整備共に戦車と同等の厳しい運用の負担がありますが、陸上自衛隊には74式戦車の縮小を以て機甲部隊を離れた潤沢な経験を持つ要員が多数在籍していまして、74式戦車の経験を有する要員ならば89式装甲戦闘車の運用にも対応し得る、AH-1S対戦車ヘリコプターの要員が多数在籍する現在ならばAH-64Dへの移行も可能でしょう。

 現在、南スーダンでは非常に懸念すべき状況が展開しています。勿論、即座に部隊を緊急展開する以外、新たな装備品調達は間に合いませんが、現在の国連PKOは国連憲章七章措置であり、危険な地域へも派遣されます。政府は自衛隊を派遣する責任から、拍手を送るだけではなく、責任を持った任務遂行へ必要な重装備の調達を行う、これこそが自衛官の任務に応える政治の責任だ、と考えます。

北大路機関:はるな くらま
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
ジャンル:
ウェブログ
コメント (36)   トラックバック (2)   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 防衛省平成二九年度予算概算... | トップ | アメリカのリスク 大統領選に... »
最近の画像もっと見る

36 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (あ)
2016-10-13 08:34:17
いや情勢悪化したんなら撤退しろよ
安定している、隊員に危険は及ばないって建前で自衛隊派遣したんだから
危機迫る状況なら大人しく撤退すればいいだけ

危険だからってよりアグレッシブな兵器突っ込んで解決とか頭悪すぎ
んなことしたら泥沼不可避だし隊員にも遅かれ早かれ危害が及ぶ
というかそもそも国内でも大問題になる
バカなミリオタが政治や法律を知らずに非現実的なことを喚くからミリオタ全体が忌避さらるんだよ
自重してくれ
UNMISSとして参加 (はるな)
2016-10-13 08:59:38
あ 様 

UNMISSとして参加しているのであって、日本一国が参加している訳ではありません、だからこそ参加する際に慎重な配慮が必要だ、と当時当方も書いていた訳ですが

安保理決議により実施されているPKOですので、日本がUNMISSから一方的に撤退し、それによりUNMISS全体が失敗し、大きな人道危機が生じた際に日本はどう責任を執るのか、安易に撤退する事は出来ません

2002年以降のPKOは昔のPKOとは根本的に異なるという点を留意し、観てゆかなければなりません。まあ、自衛隊員の人命さえ無事ならばUNMISSが失敗しても、人道危機があっても、というならば別ですが、それはちょっと難しいかもしれません
Unknown (Unknown)
2016-10-13 10:11:14
そりゃゴラン高原のように部隊引き揚げっつーことになるんじゃないの
Unknown (ドナルド)
2016-10-13 15:28:17
はるなさま

私は「あ」さんと同意見です。原則は守るためのものであり、ここで法をまげるのは、将来に大きな禍根を残します。それは、UNMISSへの不義理などとは比べ物にならない大きな問題と思います。PKO法の廃止につながるくらいの。

ゴラン高原だって、シリアとイスラエルはとんでもない重装備を持っていますが、あそこのPKOが戦車は攻撃ヘリで武装しているわけではありません。96式くらいは問題ないですが、それ以上が必要な情勢なら撤退すべきです。

逆に撤退の決断ができないのであれば、それこそ危険です。

もちろん情勢をきちんと理解していないので、内戦なのか、内戦状態なのか、単に犯罪者が武装しているだけなのか、私にはわかりません。しかし、「内戦状態」なのであれば、撤退すべきです(もちろん、手順を踏んで)。「内戦状態でない」のなら重装備は必要ありません。むしろ撤退時の邪魔になります。
新しい安保理決議があれば (はるな)
2016-10-13 18:39:35
Unknown 様 こんばんは

日本だけ撤退するのではなく、新しい安保理決議に基づき、UNMISS任務を終了でき、ECOMOGなどへ任務を移管し撤退できるのであれば、それに越したことは無いと思います

ゴラン高原PKOは、イスラエルシリア兵力引き離し協定に基づくPKO部隊派遣ですので、国家創造を任務とするUNMISSとは根本から意味が違うのですよね

ただ、内戦の長期化を念頭に、出口戦略を模索しなければ、今回のUNMISSは国連憲章七章措置に基づく法的拘束力がある派遣ですから、情勢によっては国連防護軍へ改組される可能性もあります、これは、我が国PKO協力法の趣旨から、参加は難しいかもしれません
ゴラン高原PKOの任務は”監視” (はるな)
2016-10-13 18:49:19
ドナルド 様 どうもです

ゴラン高原PKOですが、UNTSOの派遣はイスラエルシリア兵力引き離し協定に基づく監視任務の国連への協力要請に基づくものでしから、阻止の任務は含まれていません、もう一つ、査察任務も付与されていたのですが、これも阻止行動は査察任務に含まれていなかっただけなのですよね、国連は違反行動を確認した場合にはイスラエルシリア合同委員会へ、UNTSOから主席調整官を派遣し、兵力引き離し状況を公正な立場から指摘する事が任務です

逆に2006年のレバノン侵攻南レバノン戦争では、国連レバノン暫定軍へ防護任務が付与されたため、フランス軍のルクレルク主力戦車をはじめとした大部隊が派遣されました
東ティモールPKO派遣以降はPKO任務が国連憲章七章措置 (はるな)
2016-10-13 19:02:14
少し長くなりましたので引き続き

南スーダンPKOですが、2002年の東ティモールPKO派遣以降はPKO任務が国連憲章七章措置として強制力のある決議に基づく実施となっていますので、枠組の上では国連防護軍への改組が容易となっていまして、逆に、潜在的危険地域へのPKO部隊派遣が増大しています、改組の際が撤収の時機ではあるといえますが、現在はその分水嶺といえるのかもしれません

UNMISSへの部隊派遣ですが、宿営地付近が幾度も戦闘地域となり難民収容の際に戦死者が出たインド軍は2014年にBMP-2装甲戦闘車を派遣しました、人民解放軍も当初は92式装輪装甲車を派遣していましたが、現在は90式装甲車機関砲搭搭載型を追加展開させています

少なくとも、駆けつけ警護を要請される蓋然性が高まり、その上でジュバ空港という南スーダン唯一の国際空港に宿営地を置き、宿営地付近では既に幾度が戦闘が展開されている状況で、必要な装備を送らず、状況に問題は無い、とする現状は、第一線部隊へ配慮をしていません

一方、繰り返しますが、PKOは現在全て七章措置です、故に、こうした状況は、日本がPKO部隊を派遣する限り将来的に重ねて考えられる事態ですから、今回は勿論、次への備えは必要だとして、今回の提案となりました

ただ、これを契機に、日本はPKOとは金輪際手を切って独自の国際平和維持活動へ転換する、という選択肢もありますし、PKO派遣を再度総会と安保理の6.5章決議へ回帰させる外交努力を行うという選択肢もあるともうのですけれども、ね
今後の本格的PKOに備えて (tk)
2016-10-14 02:22:10
戦闘になった場合に撤退するというのは国際社会が求める日本の役割に反するものである事はよく理解しています。しかし、今回のPKOにおいて戦死者が出た場合に「自衛隊はPKOに一度派遣されれば戦闘になっても撤退出来ない」という論調を助長する事になります。この事は次のPKOに支障をきたすでしょうし、何よりそれは長期的に国際的な期待を裏切り続ける事になるでしょう。
今回のPKOでは現状で出来得る限りの任務を行い、更に状況が切迫した場合には撤退すべきと考えます。無論次のPKOでは重装備を持ち込み、戦闘を行う事を考慮する必要がありますが。
後、89式装甲戦闘車は派遣するならばもう少し市街戦を考慮し、爆発反応装甲や、センサ類を増やす必要があるでしょう。それに、戦車回収車も増産する必要があるでしょう。
Unknown (名無し)
2016-10-14 11:28:54
非武装の停戦監視団オンリーに出来ないのですか?
Unknown (人民の目)
2016-10-14 11:56:36
南スーダンに戦争しにいくつもりですか?
ブログ主は冷静に発言するべき。
長谷川豊のように愚かな表現をして炎上することが無いよう望みます。心配ですよ
Unknown (KGBtokyo)
2016-10-14 13:48:12
はるな様ご無沙汰です。
自衛隊員人命軽視の方々が多いのには驚きですね。
ランチェスター持ち出すまでもなく、戦力差が大きい程損害は少なくなるのは当然の事!
兵士人命コスト超インフレの先進諸国では重装甲化の流れ、IFVは元よりAPCでも装甲強化(コスト重量増)の流れです。
現状の南スーダンPKOの装備レベルは災害派遣レベル、途上国や米でも災害時には強盗団や暴動発生しますので武装が必要。

それはそれとして、日本の為に血を流すことなど考えられず、日本有事に協力も期待出来ない、国連の為に日本が血や汗を流す必要があるのか?
町内会のお付き合い程度で良いでしょう。
南スーダンにしても欧米先進諸国は纏まった部隊は派遣しておらず途上国の寄せ集めで統合運用なども期待出来ない、内陸の南スーダンは空港が使えなくなると脱出も困難です。
幼稚園児政権が始めた派遣ですので、撤収も考える時。
Unknown (Unknown)
2016-10-14 15:30:04
所詮あんたら外野の連中が、偉そうに幾万の理屈こいてもいても、活動・実施する部隊員からすれば、単なるマスターベーションでしかない。
お気楽者の戯言は我々にとって正直迷惑です!
Unknown (Unknown)
2016-10-14 18:52:33
撤収は、事実上の「韓国軍が迷惑をかけた一件」で既に語られていたが、考えられるのは、国連自体が(民主党内閣時代に発令された事をマスメディアは触れなければいけないし、彼らの時代の政権与党が責任を持つべきだ)機能不全であり、これは事務総長自体の依怙贔屓や無能が原因であるが、元々偽善的で無理がある(第一次スイス国際連盟の方がよほど正当な組織)である第二国連(ニューヨーク本部)は、一度中国代表団がアルバニア決議という最低の無効決議により、偽物PRCに1970年代以来安保理の構成国がすり変わっている「冷戦期の事実」を直視する必要があるでしょう。個人的にはROCという正統な連合国側戦勝国に「中国代表団権利を本物に返上」してほしいですね。ほぼ先進諸国の人達は「アフリカへの人道援助や国連の失敗しかしていない活動はやめて、無視すべきである。」と考え始めていますし、今までの冷戦期のような「自称被害者利権(英仏両国は元植民地諸国に国家的な謝罪を行った事すらないの現実)」はもはや見破られ、彼らの大陸は放置されるべきです。
UNMISS派遣という前例 (はるな)
2016-10-14 20:07:13
tk 様 こんばんは

自衛隊のUNMISS派遣期間満了と同時に延長せず、任務完了撤収、ということは望ましいのですが第11次派遣隊の派遣は予定通りとのこと、一方、UNMISSへ派遣したという前例があり、国連PKOはかつてのUNOSOM2ソマリア派遣と同じ国連憲章七章措置に基づくものとなっていますので、今回回避したとしても国連PKOが七章措置である限り、やはり、固い車両を随伴する必要は無くなりません

こうした実情があるのですから、次のPKOを考えて89FV,無理ならば、CV90でもASCODでも代替できるものですが、調達する必要はないものでしょうか、PKOがかつての六.五章措置という曖昧な位置づけから強制力を伴う七章措置で派遣されるという大きな変容があった訳ですので、参加する国としても必要な措置を採るべきではないのでしょうか、ね
停戦監視任務 (はるな)
2016-10-14 20:09:10
名無し 様 どうもです

UNMISSの任務に停戦監視は含まれていません、何故ならば南スーダン独立支援がUNMISSの任務ですので、そもそも戦闘横隊にある地域の停戦を監視する事は当時の安保理決議議決の際に考えられていなかった為です

ただ、広義のPKOという任務では、停戦監視という任務領域は存在しています
インドと中国のUNMISS派遣 (はるな)
2016-10-14 20:11:18
市民の目 様 こんばんは

UNMISSですが、インド軍はBMP-2装甲戦闘車を、中国軍は双連機関砲型の90式装甲車を派遣しています、その上で自衛隊も固い車両を持ってゆくべき、という指摘です

貴殿の指摘ですと、インド軍と中国軍は南スーダンへ侵略へ行っている、ということになってしまいますが
地域枠組への移管が理想 (はるな)
2016-10-14 20:15:53
KGBtokyo 様 どうもです

ここまで、情勢が悪化する事が分かっていれば、とはいいつつ、スーダンのバシール大統領が南スーダン独立へ反対意見を当初から表明していましたので、多少想定は為されていたのでしょうが、情勢が悪化しても対応しない背景には何があるのか、ちょっと考えさせられます

国連PKOですが、現在の方式へ移行したのは2002年東ティモール派遣以来、しっかりと七章措置へのPKO部隊派遣を行う、安保理決議に基づき国連防護軍への改編が制度上簡単となった実情を国会で充分していなかったことが悔やまれますが、理想としてはECOWASのような地域的枠組みへPKO任務を移行する事が、望まれますね
内野の意見も (はるな)
2016-10-14 20:18:25
Unknown 様 こんばんは

迷惑と云われましても、それならば、現状の装備のまま事態が拡大する事へ心配はないのか、世論として無関心の方が望ましいのか、ということになってしまいますが・・・
PKOの在り方について (はるな)
2016-10-14 20:21:18
Unknown 様 どうもです

現状をどう云っても、第一に行うべきは、PKOの制度変革を、従来の六.五章措置へ転換し、潜在的脅威度の高い地域へは地域的枠組との協力を念頭に、安全第一の平和構築方法の模索を、これだけ安全保障関連法制にて議論となった国ですので、外交面で交渉する必要はあるのでは、と思います
Unknown (KGBtokyo)
2016-10-14 23:35:58
はるな様
そうでうね、PKOや戦後の占領統治は地域機構やイスラム教国には同じイスラム国家に任せるべきでしょう、先進諸国は資金援助や航空支援などにとどめた方が良いでしょう。
人権意識が過剰になり暴徒(武装勢力)への躊躇ない発砲もできない先進国軍では、治安が悪い途上国での活動できない。
Unknown (ぬるねこ)
2016-10-14 23:38:17
市民の目から人民の目に名前を変えたヒトモドキよ
アフリカ諸国から、現代の侵略国家として批判されている中国を、少しは批判したらどうだ?
北朝鮮の核武装を正当化し、中国の侵略行為を美化するお前が、はるな様に冷静な発言をしろとかほざいてんじゃねえよ
まともな発言をコメントしろ、気狂いめ
Unknown (ぬるねこ)
2016-10-15 00:28:30
KGBtokyo氏
途上国の多いイスラム教国家に任せるのは難しいと思います
中国が誰彼構わず武器の援助をしているせいで、下手に任せると、虐殺が横行し、ろくな事にならないでしょう(実際、スーダンのダルフール紛争においても、中国はスーダン政府や民兵組織ジャンジャウィードに武器の支援を行い、虐殺の支援をしている)
ECOMOGとAU-FAA (はるな)
2016-10-15 01:18:09
KGBtokyo 様 こんばんは

アフリカにはキリスト教国も多々ありまして、アジアの様にアフリカも広く、一概に途上国という表現は徐々に過去のものとなりつつあります、西アフリカ経済共同体平和維持軍ECOMOGとアフリカ連合待機軍AU-FAA、この二つは一定の能力を有しています
AU-FAA東部待機旅団 (はるな)
2016-10-15 01:30:03
ぬるねこ 様 どうもです

UNMISS派遣ですが、アフリカ連合待機軍東部待機旅団が今回参加しています、この中で派遣当初の陸上自衛隊宿営地警護を志願したのが、東部待機旅団ルワンダ大隊で、ルワンダ政府は1996年のルワンダPKO自衛隊派遣により、国家再建に着手できた恩返しをできるとして、レンジャー大隊の精鋭を自衛隊宿営地警備へ展開しています

アフリカ地域はかつて、イギリス植民地とフランス植民地が多くを占めていましたが、旧宗主国は植民地高等官養成の名残りとして、無償留学生受け入れ制度を現在も維持しており、実は教育水準は高く、内戦さえ終結すれば政務に法務に税務と産業振興、人材は意外と防府です

何事にも最初の一歩を踏み出す元手が必要ですが、そのわずかな金額の元手を日本は低金利のODA政府開発援助として貸与してきました、その上で、1990年代半ばからのPKOは、元手を安全に活用できるよう、内戦後の混乱からの最初の一歩を踏み出す支援を行ってきています

その上で日本政府は1970年代から草の根海外援助としまして、一件当たり邦貨十万円前後の開発援助、井戸掘削や小学校バラック建築に街頭整備や公共ラジオ聴取所建設等、邦人NGOや青年海外協力隊等を通して実施し、実績を積んでいます、この当たりの数十年先を見通したアフリカ地域との友好関係構築の流れがありますので、安易に途上国地域というのはちょっと、という印象があります

つか、同期も今現在行っていますし・・・
Unknown (Unknown)
2016-10-17 04:44:43
ソマリアの経緯を参考にすればいいんじゃないっすかねえ
ソマリアじゃ国連PKOが紛争の当事者になってしまい失敗
国際連合第二次ソマリア活動UNOSOM II (はるな)
2016-10-17 19:29:23
Unknown 様 こんばんは

実はソマリアPKOの反省を受けての内容が現在の実情だったりします

現在のPKOですが、ガリ事務総長時代の国際連合第二次ソマリア活動UNOSOM IIにおいて、停戦監視だけ、戦闘中は相手が共倒れになるまで待ってその後自然発生した統治機構の成立を待って停戦監視を行う、という施策の限界から平和維持を平和執行へ切り替え、失敗しました

そこで、置き換わったのが国際連合カンボジア暫定統治機構UNTAC、自衛隊が派遣されたUNTACなのですよね、疑問に思われたことは多いと思いますが、”平和維持任務”に何故自衛隊が施設科部隊を派遣するのか、それはUNTACから任務に”国家再建”を含めた為で、その為にインフラ整備が含まれるためです、UNTACはUNOSOM IIの失敗を受けての措置ですが、それでも任務領域を拡大しているわけです

ただ、UNOSIMⅡでは国連憲章七章措置として派遣していましたが、UNTACでは再度六.五章に戻しています、それでも任務領域が拡大している為、このPKOを第二世代と区別し、第三世代PKO、としていました

国際連合東ティモール支援団 UNMISETでは、PKOが任務領域を第三世代PKOとしているのですが、その実施は安保理決議七章措置、という位置づけに転換していまして、実施内容は当初同じなのですが、七章措置に基づくため、必要ならば国連防護軍へ転換できる、としてその必要性が考えられる危険な地域へも派遣できるようになっています

国際連合南スーダン派遣団UNMISSは、こうした視点で実施されているわけなのですが、そもそも UNMISET派遣の時点で、この位置付をしっかり認識し部隊を来るべきだった訳なのです、が、ここで議論を遅延させ、今に至る訳です

国民世論が国連軽視を支持し、その上でUNTAC以降24年に渡る世界の信頼をすべて捨てて、他の理事会と分担金負担にのみ関与する程度で、日本は七章措置の現行PKOから距離を置く、という選択肢も無くは無いのですが、ね
Unknown (Unknown)
2016-10-17 23:43:46
というか、現在の任務内容では活動を維持できないとして国連決議の変更を求めるのが先よ
重装備で対応能力をもたしたければ
現行の任務で重装備が必要となるなら現行の任務を定めた国連決議は失敗ということだから
新しい安保理決議2304 (はるな)
2016-10-18 01:02:49
Unknown 様 こんばんは

UNMISS派遣は安保理決議1996に基づくものですが、この延期を定めた今年8月12日の安保理決議2304に、国連防護部隊として4000名の戦闘部隊増派を求める内容が盛り込まれています

新しい任務では、国連防護部隊へジュバ空港の運用確保への警備任務、ジュバ周辺地域の通行確保、国連施設及び国連職員並びに人道支援要員と文民保護、南スーダン国内への人道危機への緊急展開任務、が付与されました

この点を踏まえて、UNMISS部隊と南スーダン軍一部との対立構造が醸成されている訳です
Unknown (Unknown)
2016-10-18 10:09:12
そんなことな
日本は安保理常任理事国じゃあないんだから無関係なのよ、わかる?知ったかぶりで政治も法律も知らないバーカなミリオタが
増派?賛成した常任理事国の中国とロシアにでもやらせればいいだろ、少しは考えてくれ
Unknown (Unknown)
2016-10-18 10:29:29
それじゃますますソマリア化だね
強制力をもって国連の統治下におき、そのもとに新政府を樹立する算段でもせんと無理
そこまでの覚悟を国連はとれんだろうし、PKO派遣各国も付き合い切れず手を引くだろうね
日本は安保理理事国 (はるな)
2016-10-18 12:13:26
Unknown 様 こんにちは

日本は2016年1月1日より国連安全保障理事会理事国となっています、2015年10月15日の国連総会安保理非常任理事国選挙にて選ばれました

安保理決議2304へ日本は理事国として賛成していますが、中国とロシアは棄権しています

ご指摘の“知ったかぶりで政治も法律も知らないバーカ”という視点ですが、言葉を荒げる前に、まず外務省HP等をご覧になったうえで意見を示した方が、討議が有意義なものとなるのでは、と
国連防護部隊 (はるな)
2016-10-18 12:20:52
Unknown 様 重ねてこんにちは

重ねて記している通り、UNMISSはUNOSOM IIの失敗から多くを反映させています、ただ、国家承認を取り消す権限は、国連にはありませんのでご指摘の通り、国連の統治下に置き占領、という事は考えられません、七章措置に基づく国連防護部隊増勢に帰結するのでは、と分析します

一方で、前述の通り、日本は安保理理事国として国連防護軍増勢を盛り込んだ安保理決議を中国ロシアの棄権を乗り越えて決議を通した責任がありまして、このあたり、各国に増派を求めつつ自国のみ撤退する、という方法論をどのように納得させるのか、と

少しは考えてくれ云々の論調が目立ちますが、全てを勘案した上で、自衛隊員は頑張っているので拍手を送ろう!、UNMISS任務も2017年夏まで延長決定!、戦闘ではなく衝突!、という政府の情勢分析が、少々甘すぎるのではないか、として重装備の増派を呈示している訳です

それとも、現状は単なる衝突なので2017年まで装備よりも拍手を送ればよい、というお考えでしょうか?

Unknown (Unknown)
2016-11-28 09:45:13
>>内野の意見も (はるな)2016-10-14 20:18:25Unknown 様 こんばんは

迷惑と云われましても、それならば、現状の装備のまま事態が拡大する事へ心配はないのか、世論として無関心の方が望ましいのか、ということになってしまいますが・・・

貴殿は私の指摘した迷惑の意味を理解されているの?
それとも・・・意図的にすり替え?
しっかりとコメを熟読してから、返コメなさってください。
色々な理屈をこいている割には、レベル低いのか?ズル賢いのかな?
Unknown (Unknown)
2016-11-28 09:49:01
↑派遣される我々や家族の気持ちを少しは、理解してコメしたら?
派遣当事者の視点と政策決定への疑問の視点 (はるな)
2016-11-29 02:12:31
Unknown 様 こんばんは

派遣される方でしたか、Unknown様、というコメントは非常に多い訳でして、ご協力いただける範囲内で、他のUnknown様と別の方と分かるようHNを記載していただけると幸いです

実際、Unknown様というコメントの中には、自衛隊反対、軍備反対、という書き込みをされる方が相当数いらっしゃることは、過去の記事をご覧いただければお分かり頂けると思いまして、Unknown様、というだけでは、真摯な書き込みか、煽りの書き込みかが判別できないのです、また、反省している点ですが、コメント返答に充分な時間をねん出できず、という問題もあります、これは2012年に大量のコメントへ全く対応できずコメント開示が三週間以上遅れる状態が現出した際にもお詫びした事ですが

その上で、本文からご留意頂きたいのは、本論の視座は示している通り“2002年以降のPKOは国連憲章七章措置に依拠する”というものです、そして派遣される方が憲章七章措置か六.五章措置かは関係ないことだ、ということは理解しています

派遣当事者の視点と政策決定への疑問の視点、ミクロ的視点とマクロ的視点の相違というものですね

派遣される当人からは不快に思われるでしょうが、この点は申し訳ないとしか言いようがありません、ただ、当方の疑問は七章措置PKOへ自衛隊を安易に派遣している事に対して、リスクを認識しているのか、ということが当方の疑問であり、この問いは政策決定者に向けられたもの、派遣される隊員個々人の方へ向けられたものではありません
HNが名無し様ですと・・・ (はるな)
2016-11-29 02:30:17
HNが名無し様ですと・・・、ちなみに・・・

>部隊引き揚げっつーことになるんじゃないの

>非武装の停戦監視団オンリーに出来ないのですか?

>単なるマスターベーションでしかない

>ソマリアの経緯を参考にすればいいんじゃない

>彼らの大陸は放置されるべきです

>現行の任務を定めた国連決議は失敗ということ

>中国とロシアにでもやらせればいい

>新政府を樹立する

これ、書き込んだ人の区別がつかないのですよ、全員同一人物か、全員別人なのか、ですから一貫性あるWebでの討議の実現へ、HNの明示にご協力いただければ幸いです

OCN時代には名無し記載を不可にできたのですが、GOOブログにはそうした機能がありません

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

2 トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
ブログ作成者から承認されるまでトラックバックは反映されません。
自衛隊PKO活動の南スーダン 襲撃で市民21人死亡 【Weblog北大路機関補足:2016-10-12日...... (第二北大路機関)
自衛隊PKO活動の南スーダン 襲撃で市民21人死亡、NHK報道です 自衛隊は2011年に独立した南スーダンの国家創造支援を行う国連PKO任務UNMISSへ大隊規模の部隊を派遣してい......
首相 南スーダン“衝突あったが戦闘行為にはあたらず” 【Weblog北大路機関補足:2016-10-12...... (第二北大路機関)
首相 南スーダン“衝突あったが戦闘行為にはあたらず”、NHK報道です PKO法でいうところの戦闘行為には当たらない、とのことですが、衝突に当たる、と首相の答弁です。駆け付け......