熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

わが庭・・・ジョロウグモの糸張り

2017年11月15日 | わが庭の歳時記
   椿のタマグリッターズの蕾が色づいたので見ていたら、葉裏にぶら下がりながら、ジョロウグモが、長い足を不器用に伸ばして、這い上がろうとしているのに気が付いた。
   長い8本の足を、2~3本を葉に引っ掛けて体を支えて、他の足を上に伸ばして、登ろうとするのだが、長い足の先の引っ掛けがうまく行かないので、何度も同じ動作を繰り返しており、ダメだと分かると方向転換する。
   観ていてまどろっこしいのだが、クモにとっては、ルーティンワークなのであろう。

   ところで、蜘蛛の糸が張られているのは、このように高さ1メートル一寸の低いところではなく、もっと高いところの筈なので、この椿から下りて、隣の高いところへ上って行くのであろうか。
   それにしても、このひょろひょろ足では、そう簡単に移動できるとは思えない。
   しかし、生きるためには、無駄な動きをする筈もなく、庭には、立派に、幅2メート以上の大きな巣が張られている。
   

   気づかなかったのだが、後で、写真を見ると、蜘蛛の尾の先端や足の先から、白い糸が伸びている。
   後で、ところどころ、葉の端に糸が絡んで、次の枝の葉っぱまで、糸が張っているのが分かった。

   蜘蛛は移動する時には、必ず「しおり糸」という糸を引いて歩くと言うことで、網を張っているのだけではないようである。
   私など、邪魔になって、よく蜘蛛の網を壊すのだが、網から落ちる時に、エレベーターの様に、糸を引いてゆっくりと落ちて行くのは、この糸のためであろう。
   
   

   以前、千葉に住んでいた時に、わが庭に、大きな蜘蛛が網を張っていた。
   2階の廂から、5~6メートルも離れた庭の楠に糸をかけ渡して、その間に網を張っていたのである。
   昔、蜘蛛は、風に吹かれて、その反動で揺れに乗って、別の高みに達して糸を引くのだと聞いていたので、そうだろうと思ったものの、人間でさえ梯子をかけても厄介なところに、どうして、糸を繋げられたのか、今でも、不思議で仕方がない。

   いずれにしろ、子供の時に、宝塚の田舎で、蜘蛛の網を張っている様子を見ていたことがあるのだが、わが庭のこの小さなジョロウグモの張った蜘蛛の巣は、中々精巧にできていて立派である。
   蜘蛛でさえ、この巧手ぶり、
   昔、パラグアイのチロルで、素晴らしいレンガ造りのホテルを訪れた時に、このホテルは、ドイツ移民の素人が作ったのだと言われて、びっくりしたことがあるのだが、創造主の偉大さを垣間見た思いである。
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