熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

わが庭・・・やはり、春は椿である

2017年03月27日 | わが庭の歳時記
   私だけであろうか、春の花は、椿だと思っている。
   漢字が、春の木と言うことだが、実際には、春には最盛期だけれど、早いものは、初秋から咲き始めて、種類にもよるのだが、大きな木になると、その頃から、真冬にも綺麗な花を咲かせて、5月の初めころまで咲き続ける。

   まず、その後に咲き始めた花は、小佐渡侘助、ピンク加茂本阿弥、荒獅子、王冠、三河雲竜、鴇の葉重、トムタム。
   加茂本阿弥は、千葉の庭から移植したものだが、千葉に置いてきた荒獅子と王冠は懐かしくなって、そのほかは、新しく最近買い求めて庭植えしたので、まだ、木が小さい。
   三河雲竜は、侘助によく似た成長の遅い地面に這う椿のようなので、もう少し育ったら、門扉外の花壇に移植しようと思っている。
   ここには、既に、エレガンス・シャンペンと式部を植えていて、綺麗に咲いてくれる。
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   

   3本庭植えにしたマーガレット・デービスが2本咲いているのだが、やはり、雑種の洋椿なので、咲いた花の雰囲気が大分違っていて、非常に面白い。
   かなり大輪の唐子模様の千重咲の椿で、バラのように華麗な花弁が、中々、優雅で美しい。
   洋椿は、やはり、バラを愛する欧米人の作出なので、大半は、大輪で、豪華と言うか華麗な花姿になっているのが、面白い。
   安達瞳子さんによると、オペラ椿姫のマルグリットは、椿以外は身に着けない女性で、その椿は、アルバ・フィレ、すなわち、乙女椿だったと言う。
   乙女椿は、イギリスから帰った時に、庭に植えてそのままにしていたのに再会して、その美しさに感激して、私が椿にのめり込んだきっかけとなった椿なのだが、花弁が淡い上品なピンクで、ポンポンダリアのように幾重にも重なって花の中心の花蕊が見えない千重咲の椿である。
   マルグリットは、肺を病んでいたので、花粉を吸いこむことのない椿を選んだと言う説もあるが、千重咲きは、フランス人にとっては、左右対称の完全美、つまり、フォーマル・ダブルであったからではないかと言う。
   
   
   
   

   とにかく、私の庭には、ジュリア・フランス、フルグラントピンク、タマグリッターズなど、洋椿が、綺麗に咲いている。
   
   
   
   
   
   
   
   
   
コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 映画「仮面ライダー×スーパー... | トップ | 江の島・サムエル・コッキン... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

わが庭の歳時記」カテゴリの最新記事