ブログを書く時間こそ、自由な時間。
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最終日、寝台電車に乗るために徐々に北へ近づいていく。

途中の中津で「福沢諭吉旧邸」に立ち寄る。



福沢諭吉の名言といえば、
『天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず』が一番有名かもしれないが、

『獨立自尊之修身』の方が共感を呼ぶかもしれない。

今では自分の机の真ん中にこの文字を描いた小さな色紙を飾っている。

「心身の独立を全うし、自らその身を尊重して、人としてその品位をはずかしめない者」という意味を持つ。

心身の独立というのは、人が不安や恐怖の観念を持つ限りなかなか為し得るものではなく、きっとこれを為し得たとしても、そこから品位にもっていくのはまた努力が必要なんだと個人的には解釈している。

福沢諭吉旧邸を後にし、夕方には小倉に着いた。
自転車をたたみ、帰路へと着く時の気持ちはとてもすがすがしかった。

次の朝、大阪のアパートに戻った時に目にしたニュースで俳優の岡田准一がインタビューを受けていた。

彼が最後に言った一言。

「本当に手に入れたいものは、危険を冒さないと手に入らない。それを今になって気づいたんです。」

今回の旅を終えての感想はまさにその一言に尽きる。



加えて、
ブックマークのフォトブックに写真を追加しときました。見ていただけたらうれしいです。その下には新しく始めた歌のブログを置きました。個人的な趣味なんで、これもちらっと見てくれたらと思います。

では。


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大分を抜け、自転車専用の道が用意された別大国道を通る。
街を覆う煙を目にしながら、別府へ近づくことを実感する。

別府市街が地獄、別府タワー、別府駅前をはじめとして一番有意義に過ごせた気がする。



大きなバックパックを背負いながら、スタバで時間を潰し、APUの大学生を目にする。ふと自分が大学生だということを思い出すが、ここでならそう思うのも辛くないなと思ったりする。モントリオールにいた時と近い感覚だろうか。

今日も別府駅周辺を3周くらいして、近くのビジネスホテルで床についた。

別府が一番心が安らぐところだったと思う。
別府港からは大阪と神戸の港を結ぶフェリーがそれぞれ一日に一本出ており、アクセスも容易だ。
またここから自転車の旅をするのも悪くないなと思わせたのも、別府独特の雰囲気に飲み込まれたからだと思う。



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湯布院を朝8時に出発する頃には雪が降っており、由布岳を下るころにはそれが雨へと変わっていった。

途中で寄る道の駅では、塗れた姿を見てお弁当をくれる人がいたり、
何も言わず暖炉をとらせてくれるお店の方がいたり、
塗れたままの体と自転車を載せて、次の街まで車で送ってくれようとした人がいたり・・・

この日は人にお世話になりっぱなしの一日だった。

途中、ポケットステーションのようなスナックを売っている場所に立ち寄る。



おばさんとただ雨の落ちる音と、テレビから流れてくる国会の様子を耳にしながら世間話ともいうべき話を1時間ほどだらだらする。雨は一向に止まないが、会話は止まらない。

そうしたこともあり、大分市内に着いたときは日が沈んでいた。
雨で体は水浸し。。。

結果、夜10時を過ぎても上半身裸でコインランドリーを見つめていた。
今日はたいした距離を移動していないが、
そのゆっくりとした時間に「無償の優しさ」を感じることができた満足感が自分の中で充満していた。



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食堂で見るニュースはどれも「大寒」という言葉をキーワードにし、今年一番の寒さだと視聴者に訴えかける。

やたら道で「寒いでしょう」と声をかけられる原因も分かった。

朝5時に博多を出発し、夕方頃には由布院に到着。
さすがにこの距離を一日で走ると旅館のおばさんも「趣味じゃないでしょ」と一言・・・笑うしかなかった。


博多から国道3号線を下ると太宰府天満宮


その隣に光明禅寺


月曜ということもあって、広い旅館には俺しかおらず、露天風呂もただ白い煙と湯の流れる音だけが自分を圧迫していた。

その旅館はこちら
とくなが荘

夕方6時ごろから湯布院市街地を3周ほどし、その日は眠ることにした。
何もないほど怖いものはない。

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日本では初めての寝台電車。
大阪と九州を結ぶ「なは・あかつき」で目的地、博多へ向かった。

ここでJRの往復割引券というシステムを紹介する。

大阪⇔博多間
大阪⇔佐賀間

を緑の窓口で提示された。

この場合、大阪⇔佐賀間往復チケットの方が格安になる。(一万円以上の差)

しかもその区間であれば、途中で下車することは構わない。
こんな変なシステムがあることは今後の旅行に役立つかもしれない。

ということで、無事チケット購入。

その日は自転車の点検や荷物の整理で疲れたこともあり、夜9時から朝の5時まで眠り続けた。一日前に友人とオールしたのもあるが、日本の寝台電車の寝心地の良さも原因の一つだろう。




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