平地治美の漢方ブログ 

漢方(漢方・薬膳・鍼灸...)全般についてのブログです。コメント大歓迎。


EDの漢方

2012年03月31日 | 処方・症例
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EDとは「勃起機能の低下」を意味し、漢方では陽痿(ようい)または陰痿(いんい)と呼ばれます。
(霊枢邪気蔵府病形篇には「陰痿」と記載)

最近はEDと云われている陽萎の相談、新卒で勤務した漢方薬局での以下の経験がトラウマとなったのか、しばらく苦手でした。


「ちょっと相談があるんだけど、、、女房が若くてね、、、」

「奥様がお若いんですか、、(で、何?と心の中でつぶやく私)」


その後、男性はうつむいてしまい、気まずい沈黙のあと

「あの、男の先生はいらっしゃいますか?」

「はい、いま呼んでまいりますので少々お待ちください」


何か失礼な対応したかな、、と焦って調剤室の男性店長を呼びに走りました。


「テンチョー、あのお客様、奥様が若いって仰ってますが、どういう意味ですかね?」

あー、それは君じゃ無理だと思うから僕が行くよ、と店長が相談に。

その後カルテを見てはじめて、EDの相談であることを理解したのでした。


男性が月経の相談が苦手な人が多いのと同様、女性薬剤師もEDの相談は苦手な人が多いと思います。
自分には無い機能だから、より勉強しなくてはなりません。
また、恥ずかしい気持ちを克服して相談してくださるのだから、こちらが恥ずかしがっては失礼に当たります。

そんな私でしたがその後臨床経験を積み、EDも他の漢方相談と同様にやれば良いんだなと悟りました。
他の疾患と同様、全体的な心身の状態が良くなってくれば自然と男性機能も回復することが多いようです。
女性の月経同様、男性機能も無くても生きていけるものですので体は不調になるとまずそこからダメになることが多いようです。
ですので体調はそこで計れます。

逆に、そういった全身状態の改善をせずに動物生薬の精力剤やバイアグラのような薬剤を服用するのは大変危険なことです。
例えて言えば、借金してお金を使うようなもの。
いつかそのツケを払わなくてはなりません。

教科書上ではEDには肝と腎のふたつが大きくかかわっており、また経絡では「足の厥陰肝経」をまとうので,若し経脈が病めば陰器は不用となります。
また陰茎勃起は肝血に依頼しているので肝血虚はEDの主要な原因のひとつです。

肝腎と密接な関係があるEDですが、人参湯や六君子湯がよく効いた例もあります。
木尅土の関係により肝は脾から栄養をもらって血を蓄えますから、脾虚のEDというのも当然ありえるわけですね。

衝撃的な広告なども多いようですが、即効性のみを求めず、自分の体に合った養生をしていただきたいものです。

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画家Ryuさんの「魂の絵」

2012年03月28日 | ヒーリング・占い
画家Ryuさんにお願いして、私の「魂の絵」を描いてもらいました。
魂の絵について

描いていただいた時点ではお会いしたことなく、私の写真を見て透視して
描いてくださいました。

寝室に飾ったこの絵は私の心を毎日見守り正しい方向へ導いてくれるようです。

Ryuさんは昨年授業を担当させていただいた学生さんの御主人様というご縁です。
まだ20代、これからのご活躍が楽しみですね。
ずっと応援しております。


以下は、絵と一緒にくださるメッセージです。

[説明]

中央のキラキラ輝く青い丸が、平地治美さんの魂です。隣の黄色い人は、天 地創造の神様です。魂にエネルギーやメッセージを送っています。また進むべ き道に導いています。

中央上部にある輝く丸はご先祖様です。常に魂を見守っています。
周りに ある輝く線の交わりは、魂を大きなエネルギーでガッチリ守っていることを表 しています。不安な気持ちになったら守られていることを思い出して下さい。
オレンジ色の点は、魂が他の魂に伝える暖かさを表しています。
下部左右の 線に見られるピンクの線は、魂を過去の出来事から守っています。

全体では、癒しであるブルーのエネルギーを魂が振り撒く様子を描いていま す。さらに輝くラメを加えることにより、それが神秘的な力であることを表し ています。
周りは守られていますので、安心して人々を癒し続けてください。


矢野 竜輝 (作家名 Ryu )

絵・イラスト・デザインのご依頼http://ryu-gallery.com/
Ryu- TWINKLE Art

BLOG:http://ameblo.jp/fine-photo-story/
HP:http://ryu-gallery.com/
TEL:080-3093-4931 FAX : 03-6382-9653
e-mail : ryu.art0830@gmail.com
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大福で頭痛!

2012年03月24日 | 処方・症例
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事故後の痛みの治療をしている患者さん。
少しずつ良くなっていたところ、ある日突然激しい頭痛が。

「う〜ん、どうしてだろう?
 なにか変わったことしたのか?
 天気のせい?
 .........」

いろいろ問診しましたが、いつもと変わったことをすることもなく、家で
安静にしていたとのこと。
治療を始めましたが、それほど頭痛は改善もせずその日は終了しました。

その翌日は寺澤捷年先生の漢方外来。
寺澤先生は

「頭痛が起こった前日に豆大福なんか食べなかった?」

と問診されたそうです。
それがビンゴの大当たり。

さらにその続き

「アイスクリ−ムもものすごく胃酸が出ます。”ゆきみだいふく”なんかもだめだよ。」

なんと!翌日ゆきみだいふくも食べていらしたのです。
なんでも息子さんがコンビニで「ゆきみだい福」を見つけ、たまたま買ってきたのだとか。
(私も初めて知ったのですが、「ゆきみだいふく」には「ゆきみだい福」と福の字が
漢字のものがたま〜にあり、それ を見つけて嬉しくて買ってしまったそうです。)

食養生の指導はもちろんしていたのですが

「食欲がなく、軽いもの少量を仕方なく食べている。
 甘いものはもともと好きではないのでほとんど食べない」

と前回の治療で再度聞いたばかりだったので、まさか寝る前にそんなことをして
いたとは思わず、油断しておりました。
ふだん食べない甘いものがなぜか無性に欲しくなり食べてしまったのだそうです。


先生はこの患者さんにPPI(胃酸の分泌をおさえる働きのある薬)を短期間処方されました。
いわゆる診断的治療で、これで症状が改善すれば逆流性食道炎が強く示唆されるとのこと。

鎮痛剤をずっと使っていると「痛み閾値の低下状態」つまり少しの刺激で痛みを感じるように
なってしまい、この患者さんの場合は頭痛として現れたようです。

大福につづき、ゆきみだい福まで当てるとは。。。
臨床30年の大先輩の直感力に、ただただ脱帽しました。

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出産後の養生

2012年03月20日 | その他
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女性にとって出産は、気血を大きく消耗する命がけの一大イベント。
古来から日本では、出産時だけでなくその後の養生をとても大切なものとしていました。

西洋式が取り入れられる前の日本の伝統的な出産では、産後は以下の
ような養生が常識だったようです。


・産後21日間は入浴しない
・   :   洗髪もしない 
・   :   安静にして寝ている
・   :   眼を使わない(すぐに自分で写メをとり送信、メールは厳禁)
・脾胃に負担のかかる食べ物は禁止。重湯などの消化の良いものを少量食べる


ところが現在は出産直後にシャワーを浴び、フルコースを出す病院などがある
そうです。

また、すぐに職場に復帰する人も多いようですが、これも無理をすると重度の
更年期障害やうつ症状、リウマチ等の重篤な疾患につながる引き金になります。

最近多い幼児虐待は漢方で言うところの「産後の狂」もあるように思えます。
上記の養生を無視し、弱った心身で、ひとりぼっちの密室で育児をする.....
というのは非情に危険だと思うのです。


そんな出産ですが、上手に乗り切れば体質改善のチャンスにもなります。

・瘀血が排出されてすっきりやせた
・肌がきれいになった
・花粉症が治った
・月経痛がなくなった

など、出産前より元気になり輝く人もいるのです。

「セレブの出産」などという言葉に踊らされず、日本古来の知恵を上手に
活用する賢いお母さんが増えていくことを願っています。
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「エロティック・キャピタル」

2012年03月19日 | 古典・書籍
エロティック・キャピタル
キャサリン・ハキム
共同通信社

これまで個人資産として明らかにされていたのは以下の3種類でした。

エコノミック・キャピタル(経済的資産)
ヒューマン・キャピタル(学歴、職業経験)
ソーシャル・キャピタル(何を知っているかではなく、誰を知っているか)

これに加え第4の個人資産
エロィック・キャピタル(外見の魅力と対人的な魅力を総合したもの)

これは美しさ、セックスアピール、快活さ、着こなしのセンスなどが総合されたもので、
その大切さは日々痛感されるものなのにこれまでは無視されてきたそうです。

大勢の中でもキラリと光る人。
クラスに1人くらいいた、かわいくて勉強もできて性格も良い子。
「天は二物を与えずって、嘘じゃん!」
と当時は感じていましたがそれには理由があったのですね。

本書によると、エロティック・キャピタルの恩恵をより多く受けるのは男性だそうです。

以前、ハローワークからの依頼で、模擬面接官というのをやったことがありました。
(いちおう、法人の代表だから依頼が来たようです)
なかなか就職が決まらない若い人の面接の練習ということです。

「これは彼らの未来にために、心を鬼にして厳しく指導しなければ。。。」

と、教師魂にスイッチが入ってしまった私は、はりきって出かけました。
ところが目の前に現れた若者は大学院卒で礼儀正しく、どこも直しようがないのです。
ただ、着ているスーツ、髪型などがイマイチなのと、もっと話を聞いてみたいと
思わせる何かが足りないように感じました。いま思えば、この言えなかった内容が
まさにこのエロティック・キャピタルだったのですね。


ちなみに五行で分類すると、魅力は「土性」です。
生年月日のなかに土性が多い人は自然と人や物をひきつけますが、そうでない人は
土性を補う努力をすればよいのです。
まずは飲食に気を付け、脾胃をしっかりさせるなど。

エロティック・キャピタルは持ってうまれたものも大きいですが、努力によっても
かなり磨けるものなので、怠けてはいけないですね。
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古書のなかのタバコ

2012年03月17日 | 古典・書籍
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引き続きタバコについて。
古書には記載があるかな?と、調べてみました。

貝原益軒「養生訓」
 たばこには毒がある
 煙をのんで目がまわってたおれることがある
 習慣になるとたいした害がなく少しは益があるというけれども、損の方が多い
 火災の心配がある
 習慣になるとやめられない
 することが多くなり召使いをわずらわせる
 はじめからのまないにこしたことはない
 貧民は失費が多くなる

香月牛山「老人必用養草」
 石匏(せきほう)氏の説を引用し

 利点は
  「胸のつかえ、痰のふさがりを除き、経絡の結滞を通じ、寒湿によるしびれを治す」
 良くない点として
  「煙が胃の中に入って気道が開くので全身が軽快になったかんじがするが、火気と
   元気が両立するはずはなく、人の元気は邪火の力に負けてしまう....」

 また、「四部律蔵」で修行僧の風病にたばこをもちいた記載があるのでインドでは太古からたばこを用いていたようだ、と記載しています。

 結論として牛山先生は

「老人は邪火の勢いに堪えられないのでやめさせなければならない」

 としています。

平野重誠「病家須知」
 「たばこは無害ではないものの、呑み慣れた者は病気があるからといって禁ずることはない。
 ただし痰や咳が激しい者は多少控えめにすると良い」

 「おぼれ死にした者に、たばこの煙を肛門から吹き入れると助かることがあると聞く...」

 と記載し、自分で考えだした方法を書いています。


貝原益軒とその弟子香月牛山は禁煙派、平野重誠はやや中立派というかんじでしょうか。

ただ、牛山先生が引用した「インドの修行僧が風病治療に使用したたばこ」は薬用タバコなのでは?
という疑問も残ります。

「アーユルヴェーダ 日常と季節の過ごし方」(平河出版社)には「薬用喫煙」について体質別に
30ページにわたり記載されていますが、その冒頭に

「タバコを吸うことは一種の悪癖であり、薬用喫煙と考えてはならない。
 今日のタバコは大変危険である」

とあります。体質別の生薬を喫煙することを薬用喫煙と言うのです。

たばこに興味がわいてきたので、こんど
たばこと塩の博物館
にでも行ってみようかな。




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「酒・タバコって本当に悪いの?」橋内 章

2012年03月16日 | 古典・書籍
酒・タバコって本当に悪いの?―ジャパニーズ・パラドックス
橋内 章
真興交易医書出版部


はじめにおことわりしておきますが、決して喫煙をすすめるわけではありません。

ただ、ここ数年の嫌煙の風潮はちょっと神経質になりすぎているのではないかなあ、と感じております。
悪者を決めつけ、徹底的に皆でやっつける。。。というのは危険な風潮ではないかと。

そして私が「頭の切れが良くてカッコいいなあ」と思う人はけっこうな確立で喫煙者だったりします。

95才で亡くなる直前までお元気だった薬用植物学者の伊沢凡人先生も、
ヘビーを通り越してチェーンスモーカーでしたが、タバコを吸いながら話す
その姿は神がかった感じさえ受けたものです。


筆者はタバコの効用として、以下を挙げています。

・パーキンソン病になる確率が低くなる。 
・アルツハイマー病になる確率が低くなる。
・子宮体がんや一部の乳ガンになる確率が低下する。
・知的能力・思考力が上昇する。
・作業効率が上がる。
・精神の沈静作用がある。
・潰瘍性大腸炎の治療効果


害ばかりが喧伝されている理由も、筆者は書いています。
嫌煙運動の仕掛人のWHOの女性事務局長は、タバコが大嫌いだったそうです。そこで利点を隠し悪い面だけを見せたところ、タバコを吸わない人は即座にこの運動に飛びつき、その結果が現在の禁煙の流行になったということでした。そしてこの状況は、二十世紀初頭にアメリカで施行された禁酒法の成立過程と、実に良く似ているそうです。


慢性閉塞性呼吸障害、虚血性心疾患などの人はすぐに止めるべきとありますが、皆が皆、禁煙すればよいということではなさそうです。

また、筆者は「喫煙者は思考が柔軟で美しいもの、カッコいいものに感動できる鋭い感性を持っている人が多いように感じる」と書いています。
これは私も同じ意見です。

タバコを吸う人はマナーを守り、吸わない人はあまりタバコに対して神経質になりすぎず、良い点もあることも認めて共存していけると良いのですが。

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マクリ

2012年03月14日 | 処方・症例

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マクリとは、出産直後に新生児に飲ませる処方です。

石野信安先生の名著「女性の一生と漢方」には

「一生を健康に生きていくためにはまずスタートでマクリを飲み、
 汚物を取り去っておかなければならない」

とあり、処方として「産論」の甘連大黄湯加紅花湯を採用されました。

 甘草 0.7
 黄連 0.7
 大黄 0.7
 紅花 0.7

50ccの沸騰させたお湯に2〜3分入れて振り出し、
脱脂綿などに含ませ飲ませる


石野先生の医院で全ての新生児にマクリを飲ませ調査した結果、

・新生児室の泣き声が静かになった
・新生児黄疸が出にくくなった
・皮膚がきれい

という結果が得られたそうです。


漢方薬の授業では毎年このマクリの話をしておりましたので、
卒業後出産すると連絡いただいた人にはプレゼントしています。

先日はなんと、ウクライナ在住の方から問い合わせがあり調剤させていただきました。


世界にマクリが普及して、元気な赤ちゃんが増えると良いですね。

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逆流性食道炎の漢方

2012年03月10日 | 処方・症例

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このところ逆流性食道炎の患者さんが増えています。

かなりの割合で

・食後に昼寝をする(主婦に多い)
・食事してからすぐに就寝する(帰宅の遅い会社員の方などに多い)

という生活習慣の方が多いので、そこを改善していただきつつ、漢方薬や鍼灸による治療をします。

この疾患で私がよく使うのは茯苓飲

逆流性食道炎というと六君子湯がよく使われるようですが、大棗や甘草が入って
いない茯苓飲の方がスッキリしていて使いやすいように感じています。

出典は「金匱要略・痰飲咳嗽病篇第十二」
「外台の茯苓飲は、心胸中に停痰宿水ありて、自ら水を吐出して後、心胸間虚し気満ちて、食すること能わざるを治す。痰気を消し、能く食せしむ。」

『類聚方広義』には
「胃反呑酸嘈雑、心下痞鞭、小便不利、或いは心胸痛する者を治す。又、毎朝悪心し、苦酸水或いは痰沫を吐するを治す。」

と記載されております。


また、「漢方の臨床」2011年6月号で寺澤捷年先生は

「厚い黄膩苔は、虚証では茯苓飲に見られることは意外に知られていない」

と指摘しており、舌診での大きな指標となります。


茯苓飲の症例はあまり見たことないのですが、尾台榕堂先生の「方伎雑誌」には
壊血症と思われる疾患と、難治性の疝積留飲痛により鬱状態になり、胃液があがり
飲食出来なくなった症例(茯苓飲加半夏)が記載されています。


生活習慣が大きく影響するこの疾患は、これから増えていくのではないかと思います。


                          



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佐倉順天堂記念館

2012年03月08日 | その他
今日は2人のY氏と佐倉散策。
佐倉は最寄り駅都賀駅からわずか3駅でありながら、過去に数回行ったのみ。
まずは順天堂からスタートしましたが、ここの内容が濃過ぎてあとは時間切れ
で終了というかんじでした。

「佐倉順天堂」は藩主堀田正睦の招きを受けた蘭医佐藤泰然が佐倉に移り住み天保14年(1843)に開いた蘭医学の塾。
ここではオランダ医学書を基礎としながら、当時としては最高水準の外科手術を中心とした実践的な医学教育と治療が行われ、その名声により幕末から明治にかけて全国各地から多くの塾生が参集しました(山崎光夫先生の著作「二つの星」を読むと、このころの順天堂の様子がよくわかります)。

現在、安政5年(1858)に建てられた建物の一部が残り、これを記念館として公開しています。




今回、一番の収穫かも?
西洋医学流の脈診表の版元は「存誠薬室」つまり多紀家。
漢方医VS蘭方医という単純な図式は成り立たない証拠かも。




Y先生に教えてもらわなければ絶対に気付かなかった碑。
(順天堂の裏手にあります)


佐藤泰然先生肖像画





佐藤泰然先生墓


「仁」の一場面



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