根津さん、河原井さん東京都教育委員会の処分取り消しで提訴

2006-10-30 22:38:08 | 教育
東京都教育委員会から「君が代」不起立を理由に停職処分を受けた根津公子さん、河原井純子さんが、本日(10月30日)東京地裁に処分の取り消しを求めて提訴し、記者会見を開いた。

弁護団の和久田修弁護士は、2003年の10・23通達(都教委の君が代強制)
から3年すぎた。この間二人は不起立を貫き、河原井さんは停職1ヶ月、根津さ
んは停職3ヶ月の処分を受けた。停職は給料が出ないだけではなく、教員にとっ
て一番大切な教育現場から排除する行為。停職のあとには懲戒免職しか残ってい
ない。軍国主義に反対し、良心をつらぬいているだけで二人は免職の危機にさら
されている。9・21違憲判決は出たが、来年どのような処分が出されるかはわ
からない。今の石原都政では、さらに厳しい処分の可能性は十分にある。現実は
ここまで来ていることを訴えたいと語った。

原告の根津さんは提訴の理由を次のように述べた。、このままいけば来年の卒業
式で停職6ヶ月。1年半後の2008年の卒業式では、免職が予想される。免職
は絶対にさけたい。免職が通ったら教育基本法改悪と同じ状態が東京で起こることに
なる。これを止めたい。そして二人が訴えることで現実に何が起こっているかを
知らせたい。
また不起立をつらぬく理由について、教育活動で大事なのは、物事をいろいろな
角度から見て子供たちと考えあうこと。それがなかったらかつての軍国主義教育
になってしまう。いま一つの価値観の押しつけがおこっている。2005年の卒
業式で少し立ってしまった。でも自分に嘘をつくことはできない。免職になって
もおかしいことに荷担するのはやめようと思ったと語った。

もう一人の原告河原井さんは、32年間の養護教員生活の中で子供たちと大切に
してきたのはイエス、ノーをはっきり言うことと、自分らしく生きることの大事
さ。この二点をもって10・23通達にはノーとしか言えない。どうしても立つ
ことができなかった。裁判を通して、停職が何を意味しているのか社会に問いた
いと述べた。

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