▽文部科学省・放射線審議会前会長 食品新基準への「反対意見」を投稿要請
厚労省の食品に含まれる放射性セシウムの新基準値案について、文部科学省の放射
線審議会が答申に「厳しすぎる」との意見を付けた。これについて小宮山厚生労働相
は17日、「私は厳しすぎると思っていない。予定通り進めていきたい」(日本経済
新聞)と述べて、4月から新基準値を変えずに適用するのが妥当との考えを示した。
厚労省の新基準値案は、食品を「飲料水」「乳児用食品」「牛乳」「一般食品」の
4種類に分け、昨年3月に策定した暫定規制値と比べて5分の1から20分の1に上
限を設定している。文部科学省の放射線審議会は、新基準値を「妥当」とする答申を
まとめたが、規制の強化は被災地の産業を圧迫するという懸念などから「厳しすぎ
る」との意見が付けられた。(→日本経済新聞)
また報道によると17日、同審議会前会長の中村尚司・東北大名誉教授が、食品に
含まれる放射性セシウムの新基準値案について厚生労働省が行った意見公募に対する
「反対意見の投稿要請」とも受け取れるメールを関係学会員らに送っていたことが分
かった。
中村氏は意見募集期間中の1月20日前後に、「(厳しい基準は)福島県の農漁業
に甚大な影響を与える」などと指摘したメールを送っていたという。また同氏は、文
科省が作り直した放射線教育の副読本の作成委員会委員長も務めた人物。副読本は、
昨年10月に公表されたが、放射線の基礎知識に特化する内容で、原発事故にはほと
んど触れない内容となっているため、原発事故後の社会には「何の役にも立たない」
「作り直すべきだ」などの声が、ツイッターなどネット上で広がっている。
毎日新聞の記事によると平野文科相は記者会見で、この副読本について「教材の中
立性が疑われるのでは」との質問に対し、「どうのこうのする考えはない」と問題視
しない考えを示した、という。
中村尚司・東北大名誉教授の関係学会員らへの「反対意見の投稿要請」送信が本当
ならば、公人としての矜恃と資質が疑われて当然だろう。平野文科相の対応も厳しく
問われてしかるべきである。
セシウム新基準「厳しくない」 厚労相(日本経済新聞17日)
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819695E3E5E2E3938DE3E5E2E0E0E2E3E09180E2E2E2E2;at=ALL
食品新基準:「反対意見の投稿要請」文科相、問題視せず(毎日新聞17日)
http://sp.mainichi.jp/m/news.html?cid=20120217k0000e040165000c
▽米原発新設認可 環境団体 差し止め求め提訴
米原子力規制委員会(NRC)が先週、原子力発電所新設を34年ぶりに認可した
が、環境保護団体など9団体が16日、認可差し止めを求めてワシントンの連邦地裁
に提訴した。
ロイターによると、訴えたのは地球の友(FOE)、サザン・アライアンス・フォ
ー・クリーン・エナジー、ブルー・リッジ環境保護連盟、ノースカロライナ州の環境
団体など9団体で、サザンのボーグル原発について、NRCが市民の安全や、福島原
発事故による環境への影響を検討せずに認可したのは連邦法違反だと主張している。
また、原子炉による環境への影響について新たな報告書の作成をNRCに命じるよ
う求めているが、NRCは、訴訟で提起された問題については検証済みとの姿勢を示
しているという。
米原発新設認可、環境保護団体などが差し止め求め提訴(ロイター17日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120217-00000040-reut-int
■03・17 JCJ3月集会「脱原発、もう一歩前へ。」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●主催 JCJ日本ジャーナリスト会議(JCJ)
協賛 マスコミ九条の会、放送を語る会、
日本マスコミ文化情報労組会議(MIC)、アジア記者クラブ
JCJは、「脱原発 もう一歩前へ─3.11 1周年の集い」を下記の要領で開
催します。内容は、二つの基調講演と二つのパネル討論を軸に、参加者との活発な意
見交流を図ります。また、JCJ活動の本旨に沿って、「より多くの市民とジャーナ
リスト」の連帯をめざして、マスコミ関連諸団体との幅広い共催、協賛の下で行いま
す(この集いは、JCJCASTを通じてインターネット実況中継を予定していま
す)。
◇日時=3月17日(土)10時〜17時(昼食時に約50分休憩)
◇会場=文京区民センター3A会議室(350人収容)=東京メトロ後楽園・徒歩5分
◇第1部 「原発事故から何を学び、どう行動するか?」(10時10分〜12時10分)
◎吉原毅(城南信用金庫理事長 脱原発・脱東電を実践する経済人)
◎秋山豊寛(ジャーナリスト・京都造形芸術大学教授・宇宙飛行士)
司会進行 吉原功(JCJ代表委員)
◇第2部 「フクシマのいま、これから」(13時〜14時50分)
◎伊藤達也(福島原発告発住民運動:JCJ賞受賞)
◎後藤政志(原子炉設計技術者・工学博士)
◎井田徹治(環境ジャーナリスト・共同通信編集委員)
司会進行 岡本厚(月刊誌「世界」編集長:JCJ賞受賞)
◇第3部 「ジャーナリズムの責任と課題」(15時〜16時50分)
◎依光隆明(朝日新聞特別報道部長)
◎七澤潔(NHK放送文化研究所主任研究員:JCJ大賞受賞)
◎中島剛(河北新報福島総局記者)
司会進行 藤森研(専修大学教授:JCJ大賞受賞)
◇ 資料代:1000円、学生800円
◇ 主催:JCJ日本ジャーナリスト会議
(TEL03.3291.6475 FAX 03.3291.6478)
◇ 協賛:マスコミ九条の会、放送を語る会
日本マスコミ文化情報労組会議(MIC)、アジア記者クラブ
[JCJふらっしゅ]
http://archive.mag2.com/0000102032/index.html
まぐまぐID:0000102032/不定期刊(ほぼ日刊)購読無料/plain_text
<禁無断複製転載>
・発行所/JCJふらっしゅ編集部 http://archive.mag2.com/0000102032/index.html
**************************
斑目委員長が「二次評価まで終わらなければ、安全性の判断はできない」と/鈴木かずえ(グリーンピース)
今日18日の東京新聞一面で、
斑目委員長
一次評価のレベル疑問
「原発再稼働と関係ない」
本文に「二次評価まで終わらなければ、安全性の判断はできない。
一次評価は安全委員が要求している(安全性)のレベルに達していない」との見解を示した。と。
川内博史衆議院議員との会談で述べたと。
26面にも関連記事
「斑目氏 原発再稼働けん制」
「デタラメ」覆すか
とあります。
斑目さんは、去年からストレステストと再稼働は関係ないと言っていて、
それは、「ストレステストがどうであれ、再稼働はできる」という解釈だと思っていたのですが、
今回の「関係ない」は、「ストレステストがどうであれ、再稼働はできない」という解釈になります。
ともあれ、安全委員長が「 二次評価まで終わらなければ、安全性の判断はできない。
一次評価は安全委員が要求している(安全性)のレベルに達していない」と言った事実は大事ですね。
鈴木 かずえ
国際環境NGO グリーンピース・ジャパン
エネルギー/核問題担当
*****************
たんぽぽ舎から
【学習会】「議論はどのようにゆがめられたか 報道と専門家の発言を読む」
影浦峡
【日時】 2月 21日 (火), 18:45 〜 21:00
【場所】千代田区三崎町2-6-2ダイナミックビル4F「スペースたんぽぽ」
【開場】18:30
【お話】影浦峡さん・東京大学大学院教授(メディア・言語論)
著書:3・11後の放射能「安全」報道を読み解く―社会情報リテラシ
ー実践講座
リテラシー(情報についての知識を持ち意味を理解する力)を身に着け
れば、自分で判断する手がかりが得られます。
東大柏キャンパスの空中放射線量に関し、東大本部のホームページ上の
不適切な記述を修正するよう申し入れた東大教員有志の世話人の一人。
【参加費】800円(学生400円)
http://www.tanpoposya.net/main/index.php?id=202
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厚労省の食品に含まれる放射性セシウムの新基準値案について、文部科学省の放射
線審議会が答申に「厳しすぎる」との意見を付けた。これについて小宮山厚生労働相
は17日、「私は厳しすぎると思っていない。予定通り進めていきたい」(日本経済
新聞)と述べて、4月から新基準値を変えずに適用するのが妥当との考えを示した。
厚労省の新基準値案は、食品を「飲料水」「乳児用食品」「牛乳」「一般食品」の
4種類に分け、昨年3月に策定した暫定規制値と比べて5分の1から20分の1に上
限を設定している。文部科学省の放射線審議会は、新基準値を「妥当」とする答申を
まとめたが、規制の強化は被災地の産業を圧迫するという懸念などから「厳しすぎ
る」との意見が付けられた。(→日本経済新聞)
また報道によると17日、同審議会前会長の中村尚司・東北大名誉教授が、食品に
含まれる放射性セシウムの新基準値案について厚生労働省が行った意見公募に対する
「反対意見の投稿要請」とも受け取れるメールを関係学会員らに送っていたことが分
かった。
中村氏は意見募集期間中の1月20日前後に、「(厳しい基準は)福島県の農漁業
に甚大な影響を与える」などと指摘したメールを送っていたという。また同氏は、文
科省が作り直した放射線教育の副読本の作成委員会委員長も務めた人物。副読本は、
昨年10月に公表されたが、放射線の基礎知識に特化する内容で、原発事故にはほと
んど触れない内容となっているため、原発事故後の社会には「何の役にも立たない」
「作り直すべきだ」などの声が、ツイッターなどネット上で広がっている。
毎日新聞の記事によると平野文科相は記者会見で、この副読本について「教材の中
立性が疑われるのでは」との質問に対し、「どうのこうのする考えはない」と問題視
しない考えを示した、という。
中村尚司・東北大名誉教授の関係学会員らへの「反対意見の投稿要請」送信が本当
ならば、公人としての矜恃と資質が疑われて当然だろう。平野文科相の対応も厳しく
問われてしかるべきである。
セシウム新基準「厳しくない」 厚労相(日本経済新聞17日)
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819695E3E5E2E3938DE3E5E2E0E0E2E3E09180E2E2E2E2;at=ALL
食品新基準:「反対意見の投稿要請」文科相、問題視せず(毎日新聞17日)
http://sp.mainichi.jp/m/news.html?cid=20120217k0000e040165000c
▽米原発新設認可 環境団体 差し止め求め提訴
米原子力規制委員会(NRC)が先週、原子力発電所新設を34年ぶりに認可した
が、環境保護団体など9団体が16日、認可差し止めを求めてワシントンの連邦地裁
に提訴した。
ロイターによると、訴えたのは地球の友(FOE)、サザン・アライアンス・フォ
ー・クリーン・エナジー、ブルー・リッジ環境保護連盟、ノースカロライナ州の環境
団体など9団体で、サザンのボーグル原発について、NRCが市民の安全や、福島原
発事故による環境への影響を検討せずに認可したのは連邦法違反だと主張している。
また、原子炉による環境への影響について新たな報告書の作成をNRCに命じるよ
う求めているが、NRCは、訴訟で提起された問題については検証済みとの姿勢を示
しているという。
米原発新設認可、環境保護団体などが差し止め求め提訴(ロイター17日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120217-00000040-reut-int
■03・17 JCJ3月集会「脱原発、もう一歩前へ。」
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●主催 JCJ日本ジャーナリスト会議(JCJ)
協賛 マスコミ九条の会、放送を語る会、
日本マスコミ文化情報労組会議(MIC)、アジア記者クラブ
JCJは、「脱原発 もう一歩前へ─3.11 1周年の集い」を下記の要領で開
催します。内容は、二つの基調講演と二つのパネル討論を軸に、参加者との活発な意
見交流を図ります。また、JCJ活動の本旨に沿って、「より多くの市民とジャーナ
リスト」の連帯をめざして、マスコミ関連諸団体との幅広い共催、協賛の下で行いま
す(この集いは、JCJCASTを通じてインターネット実況中継を予定していま
す)。
◇日時=3月17日(土)10時〜17時(昼食時に約50分休憩)
◇会場=文京区民センター3A会議室(350人収容)=東京メトロ後楽園・徒歩5分
◇第1部 「原発事故から何を学び、どう行動するか?」(10時10分〜12時10分)
◎吉原毅(城南信用金庫理事長 脱原発・脱東電を実践する経済人)
◎秋山豊寛(ジャーナリスト・京都造形芸術大学教授・宇宙飛行士)
司会進行 吉原功(JCJ代表委員)
◇第2部 「フクシマのいま、これから」(13時〜14時50分)
◎伊藤達也(福島原発告発住民運動:JCJ賞受賞)
◎後藤政志(原子炉設計技術者・工学博士)
◎井田徹治(環境ジャーナリスト・共同通信編集委員)
司会進行 岡本厚(月刊誌「世界」編集長:JCJ賞受賞)
◇第3部 「ジャーナリズムの責任と課題」(15時〜16時50分)
◎依光隆明(朝日新聞特別報道部長)
◎七澤潔(NHK放送文化研究所主任研究員:JCJ大賞受賞)
◎中島剛(河北新報福島総局記者)
司会進行 藤森研(専修大学教授:JCJ大賞受賞)
◇ 資料代:1000円、学生800円
◇ 主催:JCJ日本ジャーナリスト会議
(TEL03.3291.6475 FAX 03.3291.6478)
◇ 協賛:マスコミ九条の会、放送を語る会
日本マスコミ文化情報労組会議(MIC)、アジア記者クラブ
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http://archive.mag2.com/0000102032/index.html
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斑目委員長が「二次評価まで終わらなければ、安全性の判断はできない」と/鈴木かずえ(グリーンピース)
今日18日の東京新聞一面で、
斑目委員長
一次評価のレベル疑問
「原発再稼働と関係ない」
本文に「二次評価まで終わらなければ、安全性の判断はできない。
一次評価は安全委員が要求している(安全性)のレベルに達していない」との見解を示した。と。
川内博史衆議院議員との会談で述べたと。
26面にも関連記事
「斑目氏 原発再稼働けん制」
「デタラメ」覆すか
とあります。
斑目さんは、去年からストレステストと再稼働は関係ないと言っていて、
それは、「ストレステストがどうであれ、再稼働はできる」という解釈だと思っていたのですが、
今回の「関係ない」は、「ストレステストがどうであれ、再稼働はできない」という解釈になります。
ともあれ、安全委員長が「 二次評価まで終わらなければ、安全性の判断はできない。
一次評価は安全委員が要求している(安全性)のレベルに達していない」と言った事実は大事ですね。
鈴木 かずえ
国際環境NGO グリーンピース・ジャパン
エネルギー/核問題担当
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たんぽぽ舎から
【学習会】「議論はどのようにゆがめられたか 報道と専門家の発言を読む」
影浦峡
【日時】 2月 21日 (火), 18:45 〜 21:00
【場所】千代田区三崎町2-6-2ダイナミックビル4F「スペースたんぽぽ」
【開場】18:30
【お話】影浦峡さん・東京大学大学院教授(メディア・言語論)
著書:3・11後の放射能「安全」報道を読み解く―社会情報リテラシ
ー実践講座
リテラシー(情報についての知識を持ち意味を理解する力)を身に着け
れば、自分で判断する手がかりが得られます。
東大柏キャンパスの空中放射線量に関し、東大本部のホームページ上の
不適切な記述を修正するよう申し入れた東大教員有志の世話人の一人。
【参加費】800円(学生400円)
http://www.tanpoposya.net/main/index.php?id=202
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