〔上関原発メモ〕中国電力の筆頭株主は事実上「山口県」である/はなゆー

2011-02-22 08:58:32 | 社会
中国電力の筆頭株主は、事実上山口県。ずっと知事も務めてきた人物が理事長をする特殊財団。

※ 注:以下の情報は2010年6月13日にまとめたものなので、その後デッドリンクが発生している。
            ↓

prspctv(日本の原子力政策が不思議でなりません)
http://twitter.com/prspctv
電力会社大株主一覧に登場する自治体:東京電力:⑤東京都3.1%、関西電力:①大阪市8.7%⑤神戸市2.8%、中国電力:①山口県振興財団13.3%、北陸電力:①富山県5.1%、東北電力:⑩仙台市1.0%、四国電力:⑥高知県2.6%、沖縄電力:②沖縄県知事4.9%

中国電力株を13.3%も保有している筆頭株主(財)山口県振興財団の理事長さんは、1996年からずーっと山口県知事をやっている二井関成(にいせきなり)氏なのであった。

6.5付中国新聞「(山口)県は上関原発計画をめぐり、二井関成知事が2001年に国に求めた安全確認など6分野21項目の対応状況を検証中」
(注:デッドリンクである)
中電筆頭株主=山口県振興財団=山口県知事の発言力は予想以上に大きいのかも。県の今後の対応に要注目。


上関原発に反対されている前山口県議会議員小中進氏のHP。
http://www.midori-konaka.jp/index.htmlその中に気になる記述が。
http://www.midori-konaka.jp/remark2.html
山口県振興財団は、上関原発計画推進用のCM、新聞広告、ポスター等に金を出しているらしい?

山口県は1951年に中国電力発足時に、県有の発電施設と引き換えに中国電力株を取得。現在4950万株保有。筆頭株主(13.3%)。山口県振興財団経由で県は年間約25億円の配当金を得て一般会計に組み入れてきた。
「公益事業を行なう民間大企業の電力会社と、その事業の許認可を行なう県が筆頭株主の関係にある中で、どこまで事業の公明性を保てるのか疑問も持たれています」
「上関原発情報ストック」より→
(注:デッドリンクになっている)


imaitko(環境と原発の学習会「いろりばた会議」のスタッフです)
http://twitter.com/imaitko/status/16019346225
公共性の高い電力会社から自治体への恣意的な寄付も非常に問題だと思います

"中電から上関町に寄付8億円 合計18億円に"
(注:デッドリンクである)

島根"迷惑施設・原発の町に巨額の寄附"
http://d.hatena.ne.jp/milkbottle/touch/20041008

--
はなゆー
http://twitter.com/hanayuu
***************************

上関原発 埋め立て作業を再開/NHK山口
中国電力は、上関町に建設を計画している原子力発電所の予定地の海域で21日、反対派の住民らが抗議活動を続ける中、中断していた埋め立てに向けた作業をおよそ1年3か月ぶりに再開しました。中国電力が上関町に建設を計画している原子力発電所をめぐっては、おととし11月から建設に反対する祝島の住民などによる抗議活動によって、海の埋め立てに向けた作業が中断していました。
このような中、中国電力は21日、海を埋め立てるための岩石を積んだ台船あわせて14隻を建設予定地の海域に進めました。
反対派の漁船は抗議活動を続けましたが、午前8時半ごろからあわせて7隻の台船が予定地の海域に入り、岩石を海上に投入し、1年3か月ぶりに埋め立てに向けた作業を再開しました。
一方、予定地の海岸では、中国電力が柵を設置するための作業を始めようとしたのに対し、反対する住民などが作業員の周りを取り囲んで抗議し作業を本格的に始めることはできませんでした。
住民らの抗議活動をめぐっては、中国電力が予定地の海岸で工事の妨害をしないよう申し立てた仮処分について山口地方裁判所が21日、中国電力の申し立てを全面的に認める決定を出しました。これを受けて中国電力の担当者はハンドマイクなどを使って、建設用の機械や資機材、それに作業員に接近や接触することなどが一切禁止されたことを繰り返し呼びかけを行いました。
「上関原発を建てさせない祝島島民の会」の山戸貞夫代表は「裁判所の決定が出て、中国電力の態度が変わったことは住民に理解を求める気がないということだ。これからも注意を払いながら反対運動を続けていく」と話しています
http://www.nhk.or.jp/yamaguchi/lnews/4064150121.html

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◎朝日新聞
上関原発着工、にらみ合う現場 反対派、徹底抗戦の構え
「作業の邪魔をしないでください」「そっちこそ生活の邪魔しないで」……。
中国電力が約600人を投入して、本格的な埋め立て工事に乗り出した21日、現地は
陸上、海上ともまた緊迫した状態に入った。
原子炉建設予定地の田ノ浦には、反対派約150人が集結。「田ノ浦は何としても守り
きる」と徹底抗戦の構えを見せている。
中電の動きを事前に察知した祝島の住民らは、朝までに約70人が田ノ浦入り。
県外の若者らも次々と駆けつけた。作業員が砂浜にフェンスを張ろうとしたり、汚濁防
止用のオイルフェンスを運び込もうとしたりすると、フェンスにしがみついたりして抵
抗。「離れてください」と叫ぶ中電側に対して「中止、作業中止!」と叫んだ。

中電側の約400人は午前2時半ごろから作業準備を始め、同6時過ぎには本格的に鉄
パイプを砂浜に打ち込んだりしたが、反対派の抵抗で進まなかった。
ある作業員は「昨晩10時ごろ広島をバスで出発した。『柵を作る』と聞いただけで、
こんな現場とは知らなかった」と漏らした。
祝島を舞台にした映画を撮った映画監督の鎌仲ひとみさんも未明に現地入り。
「対話や合意抜きで力で押し通す中電のやり方は、社会通念を越えている。反対の人に
対して28年間何をやってきたのか」と話した。
海上でも「攻防」が展開された。田ノ浦の南側にある放水口予定海域では、岩石を山積
みした作業台船が停泊。
中電の社員が台船の側面から汚濁拡散防止用のシートを海中に垂らすと作業が始まり、
岩石は1分もたたないうちに海底に落とされた。
作業を終えると、別の台船が来て、作業を繰り返した。
午前11時半ごろには、反対派の男性がシーカヤックで近づこうとしたが、海上保安庁
のゴムボートが近づき、現場から連れ出した。
その後も反対派とみられる漁船が工事区域内を猛スピードで横切る場面もあったが、投
石作業は淡々と進められた。(2011年2月22日) 


◎読売新聞
上関原発反対派激しい抗議続く

上関町の原発建設予定地海域で埋め立て工事を再開した中国電力に対し、反対派住民ら
は22日、予定地西側の海岸で激しい抗議行動を続けた。一時は警察が介入する騒ぎと
なるなど、普段は静かな海岸で怒号が飛び交った。「作業の妨害をやめて、早急に退去
して下さい」。海岸では、中電従業員が前日に続いて山口地裁が反対派住民らの海岸へ
の立ち入り禁止などを求めた仮処分を認めたことなどが記されたビラを反対派に配り、
撤退を求めた。これに対し、反対派は「受け入れられない」などと反発。反対派を海岸
に立ち入らせないようにする柵の設置作業を妨害しようと、警備員に分け入ろうとした
ため混乱。怒号や悲鳴が飛び交って騒然となり、危険と判断した警察が中電の作業を中
断させる一幕もあった。(2011年2月23日 読売新聞)


◎毎日新聞
上関原発計画:連日の押し合い 緊迫 2月23日オッショイ!九州

山口・上関原発建設計画:怒号の中、工事強行 埋め立て、迫る期限「中電に焦り」 
2月22日オッショイ!九州
「退去してください」「みんなの海じゃ。帰れ」--。中国電力の上関原発(山口県上
関町)計画に伴う海面埋め立て工事が1年3カ月ぶりに再開された21日、建設予定地
では怒号が飛び交った。工事に着手させまいとする反対派と、中電側が一時もみ合いと
なるなど、激しい対立が終日続いた。埋め立て免許の失効が来年秋に迫っている中電は
22日以降も海と陸で工事を続けるとしているが事態収束の見通しは立っていない。【
小中真樹雄、丹下友紀子】

この日、中電は予定地の海岸に警備員や作業員ら約400人を集結。午前2時ごろ、海
岸への立ち入りを防ぐ安全柵の設置に着手。これに対し、上関町祝島の反対派島民や支
援者約120人が「中電は帰れ」などとシュプレヒコールを上げて抗議し、にらみ合い
に。午後、安全柵設置のための器具が埋められている地点で激しいもみ合いになり、「
工事の妨害をしないでください」「危険な行為はやめろ」と怒号が交錯した。

このもみ合いで、「相手に殴られた」との訴えがあり、警戒のため現場にいた警察官が
事情を聴取する場面もあった。その後、にらみ合いは作業員が引き揚げた夕方まで続い
た。 現場にいた東京都在住で映像作家の鎌仲ひとみさん(52)は「中電のやり方は
強引で時代錯誤的。ネットで全国に知れ渡るので批判も高まるだろう」と話した。午前
4時に現場に来たという祝島の女性(70)は「われわれは海を売っていない。30年
間、自然を守るため闘ってきた。お金より大切なものがあるはずだ」と憤った。

午前8時半ごろから7隻で始まった海上作業は、作業船が何度も往復して岩石を運び、
次々に海に落とした。一時、反対派のシーカヤック隊などが工事区域内に入ったが、大
きな混乱はなかった。上関原発の海面工事は09年10月に始まったが、抗議活動で同
年11月中旬から中断していた。中電は工事再開について、陸上では作業の安全確保の
ため多数の警備員を配置、海上では妨害を避けるために複数の作業船を投入したと説明
。作業船の進路妨害や陸上での反対派の作業妨害は「遺憾」とコメントした。上関原発
を建てさせない祝島島民の会の山戸貞夫代表は「埋め立ての期限が迫っているので、中
電は焦っているのではないか。抗議活動を続けていく」と語った。

 ◇陸での妨害禁止 山口地裁が決定
 中国電力が反対派住民らに対し、原発建設予定地内の公共海岸(陸域)での工事妨害
をしないよう求めていた仮処分申請で、山口地裁は21日、妨害を禁じる決定を出した。

 中電によると、決定では、予定地の陸域への進入や滞在、土のう・テントなどの設置
・放置のほか、重機・資機材・作業員への接近・接触、第三者にこれらの行為をさせる
ことを禁じている。

 ◆上関原発を巡る動き◆

82年 6月 中国電力の上関原発構想が表面化

88年 9月 上関町が中電に誘致申し入れ

96年11月 中電が町や県に建設申し入れ

01年 4月 知事が計画に同意する意見を国に提出

    6月 経済産業相が電源開発基本計画への組み入れを決定

05年 4月 中電が詳細調査を開始

08年 6月 中電が公有水面埋め立てを県に申請

   10月 祝島の漁民が県の埋め立て不許可を求め提訴

       知事が中電の埋め立てを許可

   12月 地元環境保護団体などが埋め立て取り消しを求め提訴

09年 4月 中電が予定地造成に着手

    9月 中電の埋め立て工事着手を漁民らが阻止行動

   10月 中電が予定地沖合にブイを設置し埋め立て工事に着手

       中電が埋め立て工事妨害禁止を求め仮処分申請

   11月 中電作業員らにけがをさせられたとして反対派が刑事告訴

       中電が埋め立て工事を中断

   12月 埋め立て工事を妨害しているとして中電が損害賠償を求めて提訴

       中電が経産相に原子炉設置許可を申請

10年 1月 埋め立て工事妨害禁止を命じる決定

    3月 埋め立て工事妨害に1日当たり500万円の支払いを命じる決定

    7月 中電が反対派による陸上での工事妨害禁止を求め仮処分申請

    9月 埋め立て工事の妨害禁じる仮処分で反対派の抗告棄却

   11月 妨害に1日500万円の支払い命じた決定で最高裁が反対派の特別抗告
棄却し、確定

11年 2月 中電が1年3カ月ぶりに工事再開

       陸上の工事妨害禁止を命じる決定

(毎日新聞 2011年2月22日 西部朝刊)



上関原発 21日深夜2時すぎに、200人~300人の作業員、警備員、中国電力社員が田ノ浦に
中国電力、上関原発埋め立て再開 1年3カ月ぶり/共同通信 ほか
上関原発反対派に工事現場への立ち入りを禁じる仮処分命令 山口地裁 ほか


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