教育基本法 名古屋の公聴会 空席目立つ傍聴席と記者席/Family KIMURA

2006-11-10 23:05:35 | 教育
傍聴者には、意見陳述者の氏名を書いた紙さえ渡さないという扱いでした。私は、
受付に戻って「これでは、誰が何を話したのかも分からなくなってしまう」と強硬に
言って陳述者氏名の紙を貰いました。「傍聴者全員に配るべき」と言いましたが「用
意していない」で終わり。
 後から聞いたのですが、高橋哲哉さんは、50部も資料を用意して渡したそうで
す。傍聴者にも渡っていると信じて話をしたとか。実際は資料どころか・・・でし
た。


(2)4人の陳述者(一部既報)
急に決まったこともあり、まともに教育基本法を巡る議論をきちんと「知って」い
るのは、高橋哲哉さんだけ。
 北・馬居両氏の「教育基本法を(さっさと)改正しろ」論は、「環境権を明記した
いから憲法を変える」議論以下の水準。何で変えなくてはならないのか、全く説得性
なし。


意見陳述者
●北俊夫氏(岐阜大学教授)
 「21世紀の愛国心」のご高説を延々と。
 曰く「真の国際人になるためには、自国をよく知り、誇りを持つべきだ」。古臭い
議論です。
 猪口委員が褒めちぎっていました。「私も軍縮・・・外国の人達と話し合ってい
て、自国のことを知らないな、と・・・」
 そりゃ「識者」である、猪口・北氏らの「自己責任」(自分らがモノ知らずだ、と
いうこと)でしょう、と言いたい。日本の欧米コンプレックスに凝り固まった「識
者」達の(外国での)赤っ恥が、政府与党の教育基本法「改正」と何で結びつくのか
は全く説得性なし。
 彼らが、強い拘束性をもつと言う「学習指導要領」のほうがよっぽど問題だったの
ではないの?と混ぜっ返したくなる。
(私たち団塊の世代が児童・生徒だった1960年代、音楽も美術も「ヨーロッパ芸
術」一辺倒だった。あの手の「学習指導要領」を押しつけた連中は何だったの?)

●馬居政幸氏(静岡大学教授)
 「少子化は、今の教育基本法の所為」という独自見解を披露。全く説得性がなくて
誰が聞いても「????」だった。
 「教育基本法のような理念法はなくても良い。もっと先の議論をしたいから変える
ならさっさと変えてほしい」という超乱暴な意見。

●伊豆原充氏(三好町青少年健全育成推進協議会委員)
 教育基本法を変えることに賛成とも反対とも言いませんでしたが、現場の悲鳴を知
る人の意見でした。 「上意下達でやってきたことが問題。現場からの意見が教育行
政にもっと良い形で反映するようにして貰いたい」


●高橋哲哉氏(東京大学教授)
 基本的に、10月23日の院内集会の話と同じ。南原繁氏の1955.4月の論説
から「新しく定められた教育理念にいささかの誤りもない。今後、いかなる反動の嵐
の時代が訪れようとも、何人も教育基本法の精神を根本的に書き換えることなどでき
ないであろう」の部分の引用で締めくくりをされました。 南原が想像も出来なかっ
た「反動の嵐」がやってきている、と実感せざるを得ませんでした。

 高橋さんの陳述の後に傍聴者から拍手が起こりました。(議事の進行を妨げるよう
な長いものではないです) 「拍手を貰って心強かった」と高橋さんはおっしゃって
いました。


(3)記者会見
 委員(国会議員)の記者会見を同じ場でやったので、残って見てしまいました。
 まず、記者が国会議員に質問するときに「○○先生」と言うのに驚いたというか呆
れたというか。官僚が国会議員に「先生」というのは、侮蔑的意味も含めて「意図
的・意味がある」。新聞記者が国会議員を「先生」と呼ぶのは何?
 猪口にたくさん質問があったし、彼女も答えていたけど、超無内容な「北」意見を
褒め、訳の分からない「馬居」意見に則って「早期成立」というのだから、言葉は多
くても意味不明。
 解散後、廊下ですぐ後ろに立ったので「論理整合性の不明なご発言でしたね」と
言ってやった。へらへらと「そうですかぁ」とか言って消えて行きましたが。


(4)その他
 民主党・牧義夫委員の立場(?)。 民主党案の宣伝と「もっと審議時間をかけ
る」ということしか無かった。
 頼りないというか・・・・


感動的な高橋哲哉氏の『意見陳述』が、保阪展人議員の『どこどこ日記』に全文でています。(11月9日)http://blog.goo.ne.jp/hosakanobuto/e/91f9142302290e07607c3ce85c065ee1
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