昨日の死刑執行への抗議集会を行います。(フォーラム 90・深田)

2008-09-12 22:00:37 | 集会情報
死刑執行抗議集会
日時・9月20日(土)18時30分から
場所・日本キリスト教会館4階会議室
主催・フォーラム90
   アムネスティインターナショナル日本
   「死刑を止めよう」宗教者ネットワーク
   死刑廃止に向けて死刑執行の即時停止を求めるキャンペーン
発言・執行された方の関係者など

抗 議 声 明

 本日(9月11日)、萬谷義幸さん(68歳:大阪拘置所)、山本峰照さん
(68歳:大阪拘置所)、平野勇さん(61歳:東京拘置所)に死刑が執行さ
れたことに対し、強く抗議する。

 保岡興治法務大臣は、就任後わずか1ヶ月しか経過していないにもかかわら
ず死刑を執行した。過去、法務大臣はいずれも2ヶ月以上経過してから死刑の
執行をしており、このような短期間で死刑を執行した法務大臣は存在しない。
これは、記録を十分に精査し慎重の上にも慎重を期して死刑執行を行うという
過去の慣例さえも踏みにじるものであって、暴挙というほかない。
 また福田総理大臣の辞任表明に伴い三週間後には失職することが明らかであ
るにもかかわらず死刑執行を行ったものであって、無責任というほかない。今
回の執行は、もっぱら死刑執行をしない法務大臣を作らないため、また解散総
選挙を控えて執行できるうちに執行してしまおうとするいわゆる駆け込み執行
であって、政治的にも道義的にもおよそ許されるものではない。

 人の命を尊重し、如何なる理由があろうとも人の命を奪ってはならないこと
は、人類共通の倫理規範であり、民主主義の原理・原則である。そして、それ
故に、すでに世界の3分の2以上の国と地域が死刑を廃止している。また、国
連をはじめとする国際機関は、死刑を存置する国に死刑の執行を停止する等死
刑廃止に向けて努力するよう求め、死刑存置国はこれに応じていずれも死刑の
執行を減少させつつある。
 しかし、唯一日本だけが、これを意図的に真っ向から踏みにじり、もっぱら
死刑を拡大させている。10年前に比べ3倍以上にも激増し続ける死刑判決、
本年だけでも4回目合計13名に対する大量執行は過去30年以上もなかった
ことであって、歴史を逆転させるものにほかならず、強く非難されなければな
らない。
 日本では、いわゆる凶悪犯罪と言われるものは減少の一途をたどっている。
死刑判決と死刑の執行の激増を正当化する理由はどこにも存在しない。

 萬谷義幸さんは、無期懲役判決を受け、仮釈放中に起こした事件で、被害者
は1名だった。仮釈放中の保護が十分であったか問われなければならない。ま
た、過去2回、本人申請で再審請求を行っており、2回目の請求が今年7月24日
に棄却され、現在第3次請求の準備中だった。

 山本峰照さんは、確定から2年4ヶ月しかたっておらず、極めて短期間の死
刑執行である。しかも、裁判も拙速で行われ、一審は、起訴後4ヶ月余りの間
に、公判前整理手続と連続する4回の公判で死刑となっており、本人に防御を
準備するに十分な機会が保障されていなかったことは明白である。死刑事件で
公判前整理手続が初めて行われた事件であって、拙速な裁判はこれに原因して
おり、その犠牲者と言っても決して過言ではない。その後、本人が控訴を取り
下げて確定しており、三審まで裁判を受ける権利を保障されていない。

 平野勇さんは、確定から2年であり、山本さんと同じく拙速な死刑執行であ
る。係争中は放火と殺意を否認している。

 死刑の執行を強いられている拘置所職員の苦痛にも心を致すべきである。
 
 私たちは、死刑の廃止を願う多くの人たちとともに、また、保岡興治法務大
臣に処刑された3名の死刑確定者に代わり、そして、この間連続的に死刑を執
行させられている拘置所の職員に代わって、保岡興治法務大臣に対し、強く抗
議する。

2008年9月11日

  死刑廃止国際条約の批准を求めるフォーラム90
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岡法相による死刑執行に深い憤りをもって強く抗議します

                    市民の意見30の会・東京
      2008年9月12日

 保岡興治法相によって9月11日、3人の死刑囚の死刑が執行されました。こ
れは、本年6月17日の鳩山邦夫法相(当時)による3人の死刑執行に続く暴挙
です。
福田改造内閣で保岡氏が法相に就任してからは初めての執行ですが、保岡法相は
森内閣で法相だった2000年11月にも3人の死刑執行を命じました。 

 私たちは、国民の信を失い退陣が決まっている内閣の下で、いわばドサクサ紛
れに死刑が執行されたことに深い憤りをもって強く抗議します

私たちは、6月17日の鳩山法相による死刑執行に抗議した際、同法相の「死
刑執行はベルトコンベアーのように進むようにしたい」という発言を強く批判し、
「私たちは、このままでは日本が大量処刑の道を突き進むことになることを深く
憂慮します。」と表明しました。6月の死刑執行から3ヶ月も経たないうちに、
またもや死刑が執行されたことは、恐ろしいことに、その憂慮がいよいよ現実に
なってきたことを示しています。今年に入ってからの死刑執行は4回目で、13
人に死刑が執行されました。

 国連人権理事会の人権状況審査作業部会は本年5月14日、日本の人権状況に
関する初の報告書を採択し、日本に死刑の執行停止や死刑制度廃止を勧告しまし
たが、日本政府・法務省はその勧告にまったく耳を貸さず、国家による殺人を次
々に強行しています。

 日本国憲法は、主権在民、絶対平和主義とともに、人権の尊重を基本原理とし
ています。そして憲法第36条は「公務員による拷問及び残虐な刑罰は、絶対に
これを禁じる」と明瞭に規定しています。私たちは、日本政府が死刑の執行をた
だちに停止し、死刑制度を廃止することを改めて強く要求します。
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