緊急署名にご賛同ください●「死刑執行の停止を求める市民一同」による小川法相への申入書●

2012-02-17 13:36:50 | 社会
みなさんへ
 以下はNPO法人監獄人権センター(CPR)事務局長の田鎖麻衣子さんの切
実なアピールです。野田改造内閣で法相になった小川敏夫氏は、たとえ国会開会
中でも死刑を執行すると公言してはばかりません。
 私が属する「死刑廃止を求める市民の声」は強い危機感をもって、監獄人権セ
ンターが呼びかけた【死刑執行停止を求める緊急署名活動】の発展に協力してい
ます。
世界の7割以上の国や地域が、死刑制度を廃止したり、死刑の執行を長期にわ
たって停止したりしているのに、この日本では今もなお野蛮極まりない「国家に
よる殺人」が続いています。
 「緊急署名」にご賛同いただけるみなさん、どうか署名運動にご協力ください。
小川法相はいつ死刑執行を強行するかわかりません。私たち「死刑廃止を求める
市民の声」はもう二度と死刑執行への抗議文など書きたくありません。重ねてご
協力を心からお願いいたします。
              井上澄夫(死刑廃止を求める市民の声・代表)

◆お世話になっている皆様へ

 日頃のご指導・ご協力に感謝申し上げます。NPO法人監獄人権センター(C
PR)事務局長の田鎖麻衣子でございます。
 さて、CPRでは、小川法務大臣が死刑執行を「法務大臣の職責」と明言し、
執行再開を公言していることに対し、死刑執行停止を求める緊急署名活動を開始
しました。

●「死刑執行の停止を求める市民一同」による小川法相への申入書●

法務大臣 小川敏夫 殿

 2009年7月、民主党はその政策集「INDEX2009」において、次のように掲げまし
た。「死刑制度については、死刑存置国が先進国中では日本と米国のみであり、
EUの加盟条件に死刑廃止があがっているなどの国際的動向にも注視しながら死刑
の存廃問題だけでなく当面の死刑の停止や死刑の告知、執行方法などをも含めて
国会内外で幅広く議論を継続していきます。」多くの市民が、INDEXに掲げられ
た政策の実現に期待し、民主党は政権の座につきました。

 「当面の死刑の停止」を議論することは、民主党が掲げた政策です。ところが、
小川敏夫法務大臣は、1月13日の大臣就任以来、死刑の執行は法務大臣の職責で
あると強調して正面から執行停止を否定し、在任中に死刑の執行を命じる意思を
繰り返し明らかにしています。

 死刑という刑罰についてのみ、その執行が法務大臣の命令によるとされたのは、
死刑が一度執行すれば取り返しのつかない究極の刑罰であることから、慎重を期
すためであるとされています。法務大臣には、個々の事件の再吟味や死刑確定者
の事情、その他内外情勢などを踏まえ、命令を発しない方向での慎重な政治判断
をすることが認められているのです。

 しかし、小川大臣の発言は「初めに死刑執行ありき」ともいうべきもので、死
刑執行に対する慎重な配慮を捨て去り、むしろ大臣としての職責を放棄するもの
といっても過言ではありません。

 実際に、過去の執行では、法務大臣が慎重な判断を欠いたために、誤った執行
がなされてきたと疑われています。再審請求を準備しながら死刑執行をされた人々
の中には、DNA鑑定によって無実が明らかにされる可能性があった人も存在しま
す。また、心神喪失の状態にある人を執行することは刑事訴訟法により禁じられ
ています。現に相当数の人々が深刻な精神状態に至っていますが、これらの人々
は、自ら再審請求などの法的手段に訴えることはできず、また、心神喪失状態に
あると主張することもできません。しかし、精神状態を調査するための信頼でき
る制度が存在しない日本の現状では、違法な死刑執行の可能性を払しょくするこ
とができないのです。誤った死刑執行に対して、法務大臣は、どのように責任を
とるのでしょうか。

 死刑は、最も基本的かつ重要な人権である、生命に対する権利を侵害する刑罰
です。日本は、国際人権(自由権)規約委員会をはじめとする国連機関から、繰
り返し、死刑の執行を停止し、死刑制度の廃止に向けた措置をとるよう、勧告さ
れてきました。

 私たちは、小川法務大臣に求めます。法務大臣としての職責を果たすため、死
刑の執行を停止したうえで、死刑制度についての冷静な議論を行ってください。
そのために、外部有識者による開かれた審議機関を設置し、国会における議論へ
とつなげて下さい。

死刑執行の停止を求める市民一同

【賛同署名〆切】 第二次集約: 2012年2月末

 下記のウェブサイトから、どなたでも簡単にご署名頂けます。

★オンライン署名はこちらから: http://bit.ly/xdYXV3 
 
★PDF(ファックス送信用)はこちらからダウンロードできます:
                http://bit.ly/yrnCWi

 1月17日の開始以来、今月末の第一次集約を目指して活動して参りましたが、
この運動の存在自体がなかなか周知されず、署名集めは苦戦しております。一人
でも多くの署名を集め、法務大臣へと直接届けたいと思いますので、ご協力のほ
ど、よろしくお願い申し上げます。
 また、署名は第2次、第3次と、どんどん集めていきますので、時期にかかわ
らず署名活動につき周りの方々に広く呼びかけて頂ければ幸いです。

 何卒よろしくお願い申し上げます。

田鎖麻衣子

**なお、英語・イタリア語の署名ページもありますので、外国のお知り合いに
もぜひ、
お勧め下さい。

英語:
https://docs.google.com/spreadsheet/viewform?formkey=dHZpNXVHN2dnbzl2bVQxXy1iRVlYQnc6MQ


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7 コメント

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光市母子殺害、元少年の死刑確定 (案山子)
2012-02-20 19:28:50
今日(20日)やっと確定しました

http://momoiropink777.blog97.fc2.com/blog-entry-1358.html


長かった・・・あまりにも長かった

当然すぎる判決にホッとした人も多かったのではないでしょうか。
Unknown (Unknown)
2012-02-21 21:46:48
おい、死刑廃止運動なんて気色悪いことやってんじゃねーよ。オマエの愛する人々が凶悪犯に殺されればいいな。そこではじめてやってみろよ、カス。
Unknown (Unknown)
2012-02-22 21:07:14
>野田改造内閣で法相になった小川敏夫氏は、たとえ国会開会中でも死刑を執行すると公言してはばかりません。

法務大臣としての職務を全うしていこうとする姿勢のどこが問題なのでしょうか?
精神科医 (宮地達夫)
2012-02-23 19:10:49
H23年犯罪白書によれば、殺人の認知件数は1067人で、先進国の中ではアイルランドと並んで最も発生率が低い。この件数は2002年と殆ど変わらない。この理由の一つに警察が殺人件数の増加を恐れて司法解剖に回さないケースが多いなどされているが、真実はわからない。死刑制度については、カントが応報刑論を唱えたが、同時に刑罰は犯罪抑止に必要であるという相対的応報刑論もある。日本では、日本国憲法下で初めて死刑を合憲とした判決(死刑制度合憲判決事件、最高裁判所昭和23年3月12日大法廷判決)において、応報論ではなく威嚇効果と無力化効果(隔離効果)による予防説に基づいて合憲とされた。ところが、死刑の抑止効果は立証されていない。例えば米国では死刑制度が無い15州と死刑制度がある35州の殺人発生率を比較すると、死刑制度が無い15州+2地域の殺人率の平均値は、死刑制度が有る35州の殺人率の平均値よりも低い。しかし国や州や地域別の比較には意味がないとの指摘もある。ただ精神科医・作家の加賀乙彦は著書『死刑囚と無期囚の心理』の中で、確定死刑囚44人を調査した結果、犯行前や犯行中に自分が犯している殺人行為によって死刑になるかどうかを考えた者はいなかったと報告している。この結果を見て、犯行後に死刑を回避するため目撃者さえ殺害したものまでいたため、無我夢中に殺人をしたものに対する犯罪抑止力は殆ど期待できないと結論付けた
 現在、裁判員制度が導入されて、被害者家族の陳述が許されるようになってから、実証性の乏しい犯罪抑止よりも応報刑的傾向が増大しているようであるが、最高裁判決や国連の
市民的及び政治的権利に関する国際規約の第2選択議定書1991年7月11日の本議定書の締約国の領域において、何人も死刑に処せられない。各締約国はその領域内における死刑廃止のため全ての必要な措置をとる。」に違反している。
更に言えば、現在シリアやアフガンでの戦争での大量殺人は罰せられないのに、何故‘一般殺人」だけが罰せられるのか。
ダブルスタンダードである。上記理由から死刑制度には反対である。
精神科医 (宮地達夫)
2012-02-23 19:27:41
ついでに心神喪失のケースについて触れられているので一言
心神喪失の人の犯罪は罰せられないというのは、万国共通のようですが、実はそうではなく、例えばアイルランドでは一般人と同じく裁判を受けて、刑の執行中に精神科医の治療を受ける権利があります。心神喪失の人の犯罪は罰せられないというのは、マクノートンールールといいいます。ところが米国では、精神障害者の団体は裁判を受ける権利を主張しています。何かというと直ぐに弁護団が、心神耗弱や喪失を主張して、精神鑑定を求める日本とは正反対ですね。精神科医がまともな鑑定が出来ない事は、宮崎君の鑑定が3つも違った意見がでている事もみても〔私も精神科医ですが)精神科医が、正確な犯行時鑑定ができないことは明らかでしょう
しかし、オウムの麻原彰晃は、裁判がまともに受けられない精神状態に見えます。彼こそ、裁判よりも治療を優先させるべきです。
Unknown (A1)
2012-02-24 23:36:48
この大月死刑囚はこれから毎朝 看守の靴音に怯えながら生きていくことになるのか。
残酷だとは思うがこれもオノレの犯した罪の報いだ。
自業自得とは正にこの事だ!
精神科医 (宮地達夫)
2012-02-26 07:16:01
逆です。死刑執行人、看守の方が恐怖を認識しているのです
何故なら、死刑執行は残虐だと言うことを執行人自身が経験から知っているからです。

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